公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SES500P2－017（環境創成学 / Sustainable and environmental system development 500）サステイナビリティ研究入門ＢIntroduction to Sustainability Research B
藤倉 良、杉戸 信彦Ryo FUJIKURA, Nobuhiko SUGITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X9515 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水7/Wed.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 （修士課程）研究科共通科目 |
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Outline (in English)
"Introduction to Sustainability Studies (B)" is an introductory course to learn the latest studies and research in sustainability studies.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
サステイナビリティ学の最前線を知る。
到達目標Goal
サステイナビリティ学専攻を構成するさまざまな研究領域において、その最新の研究状況や問題点について概観を得るとともに、専攻所属の教員の研究内容について理解を深め、各自の今後の研究の方向性を考える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻公共マネジメントコースにおいては「DP2」「DP3」に関連している。ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻政策研究コースにおいては「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連、特に「DP2」は特に強く関連している。ディプロマポリシーのうち、サステイナビリティ学専攻においては「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
サステイナビリティ学専攻の教員が各1回を担当するオムニバス形式でおこなう。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：リスク認知論：リスクの定義（藤倉）
一般人と専門家のリスク認知の違い。マスメディアとリスク報道。
第2回：サステイナビリティに向きあう自治体（小島）
最近の事例から、サステイナビリティ問題に関する自治体政策の現在を俯瞰する。
第3回：暮らしの比較史研究（湯澤）
時代、地域による違いに着目した暮らしの比較研究から、サスティナビリティをめぐる課題と可能性について議論する。
第4回：太陽活動と気候変動（松本）
太陽活動と気候変動に関する科学の最前線に関するレビューを行う。
第5回：都市とサステナビリティ（吉永）
都市に住むことが地球環境のサステナビリティに与える影響について解説する。
第6回：米国の公開企業と気候変動リスク（永野）
米国連邦証券取引委員会「気候変動に関する情報開示指針」の検討
第7回：貧困／格差とサステナビリティ（武貞）
先進国と途上国の関係から、一国の社会や国際社会におけるサステナビリティを考える。
第8回：持続可能な人と自然との共生（高田）
サステイナブルな社会構築のための国際法益となる価値の創設について。
第9回：現代社会の健康課題（宮川）
人間がよく生きるために必要な条件にはいろいろあるが、その中で一つテーマを選び、現状を紹介、問題提起を行い、全員でディスカッションする。
第10回：近年の国際環境問題の特質（岡松）
サステイナブルな社会構築のための国際法益となる価値の創設について。
第11回：環境・サステイナビリティ経営と会計（金藤）
「サステイナビリティ研究入門A」で学習した内容に基づいて、地域の環境経営やサステイナビリティ経営の取組事例の特徴を明らかにするとともに、グループワークを通して新たな地域ビジネスを検討し、提案することを目的とする。
第12回：ドイツの参加政策と市民社（辻）
1970年代から2010年代までのドイツの市民的参加の発展をたどり、日本と
の比較について考える。
第13回：企業価値とサステイナビリティ（長谷川）
社会的責任投資、国連責任投資原則（ESG投資）、スチュワードシップ・コードを中心に企業価値のあり方を巡る政策動向について紹介する。
第14回：災害事象の発生予測と土地条件の評価／総括（杉戸）
災害の自然地理学的研究の現状と課題を考える。／授業内容についてのディスカッション、レポート課題の発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
とくになし。
参考書References
その都度教員が指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業最終回に提示するテーマからひとつを選択し、それにもとづいて作成したレポートで評価する(100%）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
とくになし。