公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
ECN500P2－009（経済学 / Economics 500）経済学基礎Introduction to Economics
芦谷 典子Noriko ASHIYA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X9508 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6,月7/Mon.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 （修士課程）研究科共通科目 |
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Outline (in English)
Economics can be divided into “micro” and “macro”. The “micro” part views individual actors of the economy, such as consumers, households and firms and the market economics of larger scale producers. We examine demand and supply and other market mechanisms. The “macro” part takes an overall look at the economy starting with measuring economic performance, followed by learning the model of circular flow. This makes it possible to grasp how households, firms and governments interact with each other, and also understand the role of the financial sector in countries as well as in the world economy. Some topics might include rather unfamiliar notion, but all will enrich your ability to think as an economist and to analyze those decision-making processes of all individuals, consumers, firms, and governments.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、ミクロ・マクロの分野をまたぐ経済学の基礎を学びます。経済学の原理と方法から入り、ミクロ経済学基礎、マクロ経済学の基礎の順に、必須のトピックを網羅していきます。加えて、学んだ基礎理論をどのように応用し、論文執筆に繋げるかを念頭に置いた形でのディスカッションを取り入れていく予定です。講義の進行は、受講者主体のアクティブ・ラーニングを基本とします。
到達目標Goal
①経済学の入門的教科書を１冊読み終える、②読みこなした知識をディスカッションが可能なレベルに引き上げる、③さらに論文執筆に生かす
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻公共マネジメントコースにおいては「DP1」「DP4」に関連している。ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻政策研究コースにおいては「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連、特に「DP1」は特に強く関連している。ディプロマポリシーのうち、サステイナビリティ学専攻においては「DP2」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
担当者による講義と受講者によるプレゼン、ディスカッションを取り入れたアクティブ・ラーニング方式。復習・自習による知識定着を目指すため、e-ラーニングを取り入れる。初回講義時にスケジュールを確認のうえ、受講者毎の担当箇所を決定。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期前半
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション
授業の進め方/自己紹介/研究テーマ・関心領域の紹介
第2回：経済学への誘い
経済学の原理と実践；経済学の方法と問い；最適化：最善をつくす；需要、供給と均衡
第3回：ミクロ経済学１
消費者とインセンティブ
第4回：ミクロ経済学２
生産者とインセンティブ
第5回：ミクロ経済学３
完全競争と見えざる手
第6回：ミクロ経済学４
貿易
第7回：マクロ経済学１
国の富：マクロ経済全体を定義して測定する
第8回：マクロ経済学２
経済成長
第9回：マクロ経済学３
雇用と失業
第10回：マクロ経済学４
クレジット市場
第11回：マクロ経済学５
金融システム
第12回：マクロ経済学６
景気変動
第13回：経済理論の研究テーマへの応用①
（テーマ１・２）
第14回：経済理論の研究テーマへの応用②
（テーマ３・４）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
また、プレゼン担当回は、3時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
『アセモグル/レイブソン/リスト 入門経済学』 東洋経済新報社、2020年
※購入が必要。教科書と共にｅラーニングを活用します。
参考書References
適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①平常点：80%
②プレゼンテーション（口頭試験）：20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の多くが経済学の初学者であり、また社会人であることを考慮のうえ、教科書を選定しました。効率的な予習復習の実行と知識の定着を目指すため、eラーニングを取り入れます。教科書を１冊読みこなすことは決して容易なことではありませんが、これまでの受講生の意見や活動状況からみて、より高い達成感および満足感につながるものと確信しています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
非対面時はzoom活用の予定です。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞経済理論および経済統計
＜研究テーマ＞不動産と国際経済（金融、貿易、開発、環境、補償）
＜主要研究業績＞"The Modified Phillips Curve as a Possible Answer to Japanese Deflation," Advances in Economics and Business, 5 (10), 2017; "Determinants of Potential Seller/Lessee Benefits in Sale-Leaseback Transactions," International Real Estate Review, 18 (1), 2015; "'Perfect' Real Estate Liquidity and Adjustment Paths to Long-run Equilibrium," Journal of International Economic Studies, 27 (5), 2013; "The Robustness of Cartels Facilitated by Anti-dumping Regulations," Australian Economic Papers, 43 (3), 2004 ほか。