人文科学研究科Graduate School of Humanities
CUM500B4（文化財科学・博物館学 / Cultural assets study and museology 500）記録史料学演習ⅡSeminar on Archive Materials II
淺井 良亮
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X1145 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火7/Tue.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-関連科目 |
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Outline (in English)
Learn how to understand the structure of Fonds and the function of Items for Archive Materials recorded in Modern Japan.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
近代の記録史料について理解を深めるため、多様な分析手法を学ぶ。具体的には、記録史料の構造や様態について、アーカイブズ学や史料学・書誌学の方法論を学ぶ。
到達目標Goal
記録史料学研究Ⅱで学んだ知識を、近代史料の調査研究やアーカイブ実務（史料整理・保存管理等）に応用することのできる実践的能力の習得を目指す。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
オンライン方式による演習を予定している。ただし、受講生からの希望があれば、ハイフレックス方式への切替を検討する。
授業は演習形式で行う。発表・質疑応答・デイスカッションを取り交えて授業を進める。
課題や発表に対するフィードバックは、基本的に授業内で行うこととする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション
本授業の概要
第2回：発表（１）
担当受講生による発表・質疑応答
第3回：講評（１）
教員による講評およびディスカッション
第4回：発表（２）
担当受講生による発表・質疑応答
第5回：講評（２）
教員による講評およびディスカッション
第6回：発表（３）
担当受講生による発表・質疑応答
第7回：講評（３）
教員による講評およびディスカッション
第8回：発表（４）
担当受講生による発表・質疑応答
第9回：講評（４）
教員による講評およびディスカッション
第10回：発表（５）
担当受講生による発表・質疑応答
第11回：講評（５）
教員による講評およびディスカッション
第12回：発表（６）
担当受講生による発表・質疑応答
第13回：講評（６）
教員による講評およびディスカッション
第14回：まとめ
授業の総括
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備（２時間を標準）：授業で取り上げる記録史料を随時紹介するので、事前にそれらを読解・理解して授業に臨むこと。
復習（２時間を標準）：授業を通じて得た知見が自身の研究にどのように活かすことができるのか、について整理・確認しておくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
特定のテキストは使用しない。
参考書References
・熊本史雄『近代日本の外交史料を読む』ミネルヴァ書房、2020年
・鈴江英一編『開拓使文書の森へ』北海道出版企画センター、2005年
・中野目徹『近代史料学の射程』弘文堂、2000年
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50％・発表50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし（本年度授業担当者変更のため）
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業に対応できる情報機器を各自準備すること。
その他の重要事項Others
記録史料学研究Ⅱで学んだ知識を基礎として授業を進めるため、同科目と合わせて受講することを推奨する。
授業外の取組として、博物館や文書館における講習会の実施を予定している（詳細については、授業内でアナウンスする）。なお、講習会の参加については、あくまで授業外の取組であるため、成績評価には反映しない。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
・日本近世近代史
・史料学
＜研究テーマ＞
・近世近代移行期の政治と社会
・歴史の編纂と叙述
＜関連業績＞
・「モノとしての歴史資料を考える」（『村野日誌』第1巻、町田市教育委員会、2021年）
・「金原明善伝記編纂における史料と叙述」（『静岡県地域史研究』10号、2020年）
・「岩倉使節団復命記録の構造と特質」（『北の丸』52号、2020年）
・「戊辰戦争と『裏切り』言説」（原田敬一編『近代日本の軍隊と社会』吉川弘文館、2019年）
・「明治を編む：維新史料編纂事務局による維新史料の蒐集と編纂」（『北の丸』50号、2018年）