人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS500B7（史学 / History 500）江戸の地方文化ⅡRegional Culture of the Edo Period II
西沢 淳男
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X1131 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-関連科目 |
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Outline (in English)
This course introduces reading a diary of Gundai who was a local administrative official of Edo Bakufu and learning about the local history, stoms,folklore, prices, weather, flora and fauna,civil administration, administration, family, mountain village and fishing village life of Hida country controlled by Gundai by reading personal diary to students taking this corse.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
江戸幕府の地方行政官である郡代の日記を講読します。個人の日記を通して、支配所であった飛騨一国（越前・美濃も含む）の地誌・風俗・民俗・物価・気象・動植物や、民政・行政、家族、山村・漁村生活を知る。また、地方行政の立案・実行過程についても具体的に知ることを目的とする。
到達目標Goal
日本近世史社会の諸様相を史料を通して学びながら、生きた地方の町や農・山村社会の具体相を知り、各自の問題関心を高め、個々の研究テーマに対する研究能力を高めていきます。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
江戸幕府郡代であった豊田友直の日記を講読します。飛騨高山在勤の地方官であった友直を通して、江戸時代の社会・文化を読み解いて行きます。史料で読み解く史実の広がりは、各自の研究を進める上でも役立つでしょう。発表は輪読・発表・討議形式で進めます。授業はオンライン授業で行います。フィードバックは基本的に授業内で行い、場合により資料等を配信し共有化を図ります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：ガイダンス
自己紹介、 授業方法の説明、史料講読の範囲と発表順序の決定、その他
第2回：豊田友直と在勤日記について
教員による代官制度と豊田友直及び日記についての概要講義
新規受講者がいない場合は講読とします。
第3回：「豊田友直日記」1
日記の講読と質疑・応答
第4回：「豊田友直日記」2
日記の講読と質疑・応答
第5回：「豊田友直日記」3
日記の講読と質疑・応答
第6回：「豊田友直日記」4
日記の講読と質疑・応答
第7回：「豊田友直日記」5
日記の講読と質疑・応答
第8回：「豊田友直日記」6
日記の講読と質疑・応答
第9回：「豊田友直日記」7
日記の講読と質疑・応答
第10回：「豊田友直日記」8
日記の講読と質疑・応答
第11回：「豊田友直日記」9
日記の講読と質疑・応答
第12回：「豊田友直日記」10
日記の講読と質疑・応答
第13回：「豊田友直日記」11
日記の講読と質疑・応答
第14回：「豊田友直日記」12
日記の講読と質疑・応答
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。日記の講読は、各々の分担について、①日記上の人物・事項の解説、②史料解釈、③関連研究の紹介、④史料内容の発展ですので、十分準備すると共に、担当以外の部分も各自読み込んでおくこと。また、既出事項についても十分に復読し理解しておくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
西沢淳男『飛騨郡代豊田友直在勤日記』１(岩田書院、2019年)7,000円。コピー対応で問題ありません。購入希望の場合は、教員より３割引で購入できます。
参考書References
西沢淳男『代官の日常生活』(角川ソフィア文庫、2015年)920円。
その他は、授業時に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各自の報告と討論参加(50％)、レポート(30％)、平常点(20％)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
より日記の内容が理解できるように、図版等も積極的に提示していきたい。