人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT500B7（文学 / Literature 500）江戸の文芸と文化ⅡLiterature and Culture of Edo II
小林 ふみ子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X1089 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-関連科目 |
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Outline (in English)
Reading illustrated comic novels to learn how to deeply read thosed kind of works from 18-19th centry Edo.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
江戸時代の絵入の作品を、挿絵と合わせて読解する。秋学期は、春学期の受講生と相談して作品を決定する。
到達目標Goal
（１）作品の翻刻を点検し、注釈を施しながら読む力をつける。
（２）近世における基本的な知識、情報を調査するための文献に習熟する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
演習形式で学生の分担によって進行する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：概説
作者と画工、時代状況についての概説
第2回：学生の発表
上巻１
第3回：学生の発表
上巻２
第4回：学生の発表
上巻３
第5回：学生の発表
上巻４
第6回：学生の発表
中巻１
第7回：学生の発表
中巻２
第8回：学生の発表
中巻３
第9回：学生の発表
中巻４
第10回：学生の発表
下巻１
第11回：学生の発表
下巻２
第12回：学生の発表
下巻３
第13回：学生の発表
下巻４
第14回：まとめ
作品を評価する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
毎週、次回のテキストを読んでくる。
発表担当者は語釈・解釈の発表を用意する。
テキスト（教科書）Textbooks
なし
参考書References
黄表紙については鈴木俊幸『江戸の本づくし 黄表紙で詠む江戸の出版事情』（平凡社、2011、平凡社新書566）参照
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の出席は当然の前提とした上で、報告70％、授業中の質疑などの参加態度30％によって総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
翻刻の確認を通じて、おもに仮名のくずし字が読解できるようになるようにします。
各分野の参考文献を紹介することで、江戸の事物を調べるための基本的な知識が得られるようにします。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞日本近世文芸・日本近世文化
＜研究テーマ＞大田南畝・江戸狂歌・戯作
＜近年の論文・その他書き物＞
【論文】
「南畝の狂歌の評価軸」『近世文藝』113号 2021（査読付）
「文政期前後の風景画入狂歌本の出版とその改題・再印―浮世絵風景版画流行の前史として」『浮世絵芸術』179号 2020（査読付）
「狂歌に文芸性はあるのか」『古典文学の常識を疑うⅡ』（単行本）勉誠出版） 2019
「書籍を模擬する遊び―「見立絵本」にかんする疑問、から―」『京都語文』26号 2018
「山東京伝の地方読者へのまなざし」『文学（隔月刊）』17巻4号 2016
【一般誌】「江戸の名所は、都市の発達と行楽文化の成熟とともに変化した」『歴史REAL 大江戸の都市力』洋泉社MOOK 2018
「歌麿が描いた江戸、描かなかった江戸」『別冊太陽 歌麿決定版』2016
「国芳時代の絵師ビジネス」『芸術新潮2016年4月号