人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS600B4(史学 / History 600)日本中世史演習ⅠSeminar on Medieval History of Japan Ⅰ
大塚 紀弘
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X0326 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 史学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
Read the medieval Chinese texts and train the ability to understand the contents deeply.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
三条西実隆の日記『実隆公記』の講読を中心とし、担当者の読解・考察についての報告を基に全員で議論する。中世の日記を読解する力を養成するとともに、中世の国家・社会・文化等について批判的に研究する方法を習得することを目的とする。また、日本中世史に関係する論文批評や研究発表の機会を設ける。
到達目標Goal
中世の漢文史料を正しく訓読した上で、語句を調べ、内容を正確に理解し、現代語訳することができる。所定の事項を満たしたレジュメを作成し、発表することができる。関連史料や先行研究を収集・読解・整理し、自分なりの論点を提示することができる。戦国時代を中心に、日本中世史に関する事柄について、自身の見解を提示あるいは発言することができる。所定の条件を満たしたレポートを書くことができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は、ハイフレックス授業形式で行ないます。対面授業をオンラインでもリアルタイムで配信します。皆さんの都合に合わせて、教室での対面授業か、自宅等でのオンライン授業かを選択してください。
演習形式で進める。担当者が担当範囲についてのレジュメを用意して発表した後、その内容に基づいて全員で議論する。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」または「メール」を通じて行なう予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:『実隆公記』とは
履修のガイダンス
第2回:『実隆公記』講読(1)
読解・考察の報告と議論
第3回:『実隆公記』講読(2)
読解・考察の報告と議論
第4回:論文批評(1)
報告と議論
第5回:『実隆公記』講読(3)
読解・考察の報告と議論
第6回:『実隆公記』講読(4)
読解・考察の報告と議論
第7回:研究発表(1)
報告と議論
第8回:『実隆公記』講読(5)
読解・考察の報告と議論
第9回:『実隆公記』講読(6)
読解・考察の報告と議論
第10回:論文批評(2)
報告と議論
第11回:『実隆公記』講読(7)
読解・考察の報告と議論
第12回:『実隆公記』講読(8)
読解・考察の報告と議論
第13回:研究報告(2)
報告と議論
第14回:戦国時代の貴族と京都
講読内容の総括
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
全員が事前に講読する部分の訓読文を作成する。担当者は担当部分を読解し、関係する論文や史料を収集・読解・整理し、発表レジュメを用意する。発表後、レジュメを修正して全員に配布する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講読する部分のコピーを配布する。
参考書References
授業時に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%、学期末レポート点50%の合計で評価する予定である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
議論が活発になるように努める。
担当教員の専門分野等
<専門領域>日本中世史
<研究テーマ>日中関係史・日本仏教史