人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS500B4（史学 / History 500）日本考古学特殊研究ⅡJapanese Archaeology Ⅱ
阿部 朝衛
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0319 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 史学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
This course deals with the chronological and typological methods and theories of the archaeological materials. At the end of the course, participants are expected to understand many kinds of the methods and theories, and apply them to the participants' materials.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
春学期で検討した各課題・方法に関連した資料の検討によって、課題・方法の有効性・援用方法を深く理解することを目的とする。春期パターソンのテキストを継続して使う。
到達目標Goal
春学期の課題における基礎的原理・方法の理解を深め、それを各自が保有する資料に適用することによって実践的な能力の修得を目指す。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
各自の保有する考古学資料に対して、春学期の課題・方法を適用して検討する。あるいは春学期の課題・方法をもとに論文書評を行う。その結果を従来の成果と比較し、課題・方法の意義を討議して考察する。
最初の数回の授業は、パターソンのテキストの読解を行う。修士2年の場合、状況に応じて課題の順番を入れ替える。
対面授業の演習形式とし、議論しながら課題内容の理解を深める。また課題によって講義時間を設ける。講義形式であっても常時、質問を受け付け、議論を発展させ、課題内容の理解を深める。発表に対するフィードバックは授業内で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：導入
春学期の課題・方法の整理
第2回：資料・論文の検討1
課題・方法およびその適用の妥当性を討議1
第3回：資料・論文の検討2
課題・方法およびその適用の妥当性を討議2
第4回：資料・論文の検討3
課題・方法およびその適用の妥当性を討議3
第5回：資料・論文の検討4
課題・方法およびその適用の妥当性を討議4
第6回：資料・論文の検討5
課題・方法およびその適用の妥当性を討議5
第7回：資料・論文の検討6
課題・方法およびその適用の妥当性を討議6
第8回：資料・論文の検討7
課題・方法およびその適用の妥当性を討議7
第9回：資料・論文の検討8
課題・方法およびその適用の妥当性を討議8
第10回：資料・論文の検討9
課題・方法およびその適用の妥当性を討議9
第11回：資料・論文の検討10
課題・方法およびその適用の妥当性を討議10
第12回：資料・論文の検討11
課題・方法およびその適用の妥当性を討議11
第13回：資料・論文の検討12
課題・方法およびその適用の妥当性を討議12
第14回：資料・論文の検討13
課題・方法およびその適用の妥当性を討議13
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
上記の課題・方法に関する資料を収集し、検討を加える。
テキスト（教科書）Textbooks
春学期のテキストと同じ。
参考書References
春学期の参考書と同じ。
成績評価の方法と基準Grading criteria
討議（50％）とレポート（50％）を基に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各課題の原理・方法を大学院生の資料をもとにより集中的に討議する。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
日本旧石器時代、縄文時代
＜研究テーマ＞
先史時代における技術伝承と社会化、子ども考古学、先史時代における石材利用形態
＜主要研究業績＞
「旧石器時代人の利き手の研究法」『日本考古学』23号 2007年
「道具の原材料と組織化」『考古学ジャーナル』560号 2007年
「石器のメンテナンス」『縄文時代の考古学』6 2007年 同成社
「石器製作の技能」『芹沢長介先生追悼考古・民族・歴史学論叢』 2008年 六一書房
「遺跡形成における子供の役割」『新潟県の考古学』Ⅱ 2009年 新潟県考古学会
「新潟県南部における石器材料資源環境」『帝京史学』25号 2010年
「子ども考古学の誕生」上下 『考古学雑誌』97-1・2 2012・2013年
「原人の子どもをめぐる社会」『法政考古学』44 2018年
「ネアンデルタールの子どもと社会」『法政考古学』46 2020年