社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1-0307(社会学 / Sociology 500)外国書講読1(中国語)Readings in Foreign Language 1
大﨑 雄二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X6048 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 学部「中国語上級A1・B1」と合同 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
Advanced Chinese (Reading)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代漢語(中国語)で書かれた書籍、雑誌、新聞等の文章を正確に読み解く練習、訓練を繰り返す。文章の読解を通じ、現代中国および中国語圏の社会や文化に対する理解をさらに深める。
到達目標Goal
1.ローマ字(ピンイン)は補助的な使用のみにしていく
2.文成分の分析が正確にできる
3.文章語独自の表現や構造等に慣れる
4.辞書を引くことに習熟しながら「類推する力」を涵養する
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
主語、述語、修飾語、補語等の文成分や文構造の分析を徹底しながら文意を正確に理解する練習を重ねる。最初はローマ字(ピンイン)つきのテキストを用いるが、常用語から段階的にテキストのピンインは消去していく。
課題についての講評や、注意点などについては、授業時間内に全員に紹介し、情報を共有する。
授業計画は、授業の実際の展開によって,若干の変更があり得る。
課題等に対しての講評は授業内でコメントするか、個別に伝える。
対面方式が原則であるが、大学の方針によってはzoomを利用したオンライン形式となる。初回の授業を含め、「学習支援システム」で連絡する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:精読の基礎(1)
文成分/構造分析① 主語
2:精読の基礎(2)
文成分/構造分析② 述語
3:精読の基礎(3)
文成分/構造分析③ 連体修飾語
4:精読の基礎(4)
文成分/構造分析④ 連用修飾語
5:精読の基礎(5)
文成分/構造分析⑤ 補語
6:精読の基礎(6)
文成分/構造分析⑥ その他の文成分
7:精読の基礎(7)
辞書を使いこなす①
8:精読の基礎(8)
辞書を使いこなす② webの活用
9:精読の基礎(9)
辞書にない単語の検索
10:精読の基礎(10)
辞書にない事項の検索
11:文章の精読(1)
現代中国を読み解く①
12:文章の精読(2)
現代中国を読み解く②
13:文章の精読(3)
現代中国を読み解く③
14:文章の精読(4)
現代中国を読み解く④
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1.確実な予習
2.「中級」までの文法の系統的復習
3.新聞、雑誌、web等の記事検索
4.関連項目の調査、読書等
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特定の教科書は使用しない。
参考書References
推薦辞書・参考書等は、開講時に具体的に指示する。
e-learningには、「東京外国語大学言語モジュール 中国語」 http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/zh/ を活用すること。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験はおこなわず、毎回の積極的な参加と取り組みを100%として総合的に評価する。公正で的確な評価の具体的な方法については、皆で改めて検討してみたい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
教室でもzoomでも従来どおり「1対多」ではなく「1対1」の集合体としての時間とする。個別の発音矯正を徹底する。支障がある学生は、事前に教員に連絡すること。
授業終了後、しばらく残るので、質問や連絡などがあれば個別に申し出ること。
その他の重要事項Others
せっかく「初級」、「中級」と積み上げてきた中国語、もう一踏ん張りして、仕事や研究で実際に「使える中国語」に取り組んでほしい。「上級」とはいえ、専攻課程ならば基礎を終えた2年次程度の内容である。
将来の留学や研究、業務に役立てるため本格的に読解力の向上に取り組みたい好奇心旺盛な学生は大歓迎。漢語文化圏における「現在進行形」の政治や経済、社会、文化に興味をもち、記事をもとに全員で活発な議論が展開できることを期待している。