理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)生物学基礎IIBasic Biology II
細谷 茂生Shigeo HOSOYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H3386 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category | 理系教養科目(理科系) |
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Outline (in English)
Continuing from Basic Biology I in the spring semester, this course focuses on genetics and molecular biology so that students can understand the basic concepts of biology and acquire the literacy of life science. We will also introduce recent trends in biology research.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
春学期開講の基礎生物学Iに引き続き、本講義は受講者が生物学の基本的概念を理解し、生命科学のリテラシーを身につけられるよう、遺伝学と分子生物学を中心に現代生物学の基礎を概説する。また、近年の生物学の研究動向についても紹介する。
到達目標Goal
受講生が生物学の基本的概念を身につけ、生物学に関連した時事問題に対して自身で考えた意見を持てるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
高校で生物学を履修しなかった学生や本学で生物学を主専攻としない学生にも理解できるよう、視覚的資料を多数用意して平易な解説を心掛ける。また、毎回小テストを行い、受講生の理解度を考慮して講義を進める。
小テストの結果に対するフィードバックは、学習支援システムを用いて行うほか、小テストの結果に基づき講義において補足説明やまとめを行う。
当面の間は学習支援システムでの授業とし、詳細は学習支援システムで提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:春学期の復習、授業の概要
DNAの構造と性質、複製のメカニズム、授業で取り上げるテーマの概要
第2回:DNAの転写と転写の制御
DNAと遺伝情報、転写のメカニズム、代表的な転写の制御、転写調節に関する応用例
第3回:RNAの翻訳
遺伝暗号解読の歴史、翻訳のメカニズム、翻訳後修飾、突然変異、翻訳と抗生物質
第4回:バクテリアとウイルス
バクテリアの特徴と遺伝学、ウイルスの特徴とライフサイクル、代表的なウイルスの特徴
第5回:真核生物の分子遺伝学
ゲノムプロジェクト、真核生物のゲノムの特徴、真核生物における転写のメカニズムと遺伝子発現のメカニズム
第6回:細胞のシグナル伝達1
細胞のシグナル伝達の分子的メカニズム、神経伝達のメカニズム、神経細胞と疾患とのかかわり
第7回:細胞のシグナル伝達2、生理学の基礎1
内分泌のメカニズム、循環器、呼吸器の概要と疾患とのかかわり
第8回:生理学の基礎2
消化器、泌尿器、骨、感覚器の概要と疾患とのかかわり
第9回:発生の生物学と分子遺伝学
発生の概要、代表的な生物における発生の過程、発生の分子的メカニズム
第10回:生体防御システム
生体防御システムの全体像、自然免疫と獲得免疫の分子的メカニズム、免疫と疾患のかかわり
第11回:バイオテクノロジー基礎編
DNAやタンパク質を扱う主な実験手法の原理と概要
第12回:バイオテクノロジー応用編
遺伝子組換え技術の基礎と応用例、ゲノム編集技術の概要、バイオテクノロジーの医療への応用
第13回:まとめと解説1
小テストの結果に基づく学期のまとめと解説
第14回:まとめと解説2、試験
小テストの結果に基づく学期のまとめと解説、期末試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
復習:授業で配布する資料を読み、復習する。
予習:可能であれば、参考書を読んで授業で取り上げる内容について予習する。
予習・復習時間:各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しないが、参考書に挙げた書籍の内容に沿って講義を行う。
参考書References
BLUE BACKSアメリカ版 大学生物学の教科書第2、3巻D・サダヴァ他編(講談社)視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録 鈴木孝仁 監修(数研出版)
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト成績(50%)、期末試験成績(50%)により判断する。
変更する場合は学習支援システムで連絡する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義で重要なキーワードを示す。学習支援システムを通した小テストの即時フィードバックを充実させる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面:講義中は必ずしも必要としないが、講義終了後の小テストは学習支援システムを通して回答するため、貸与パソコン等、システムにアクセスできる情報機器が必要。
オンライン:貸与パソコン等、学習支援システムにアクセスでき、zoomに参加できる情報機器が必要。
その他の重要事項Others
春学期開講の生物学基礎Iと合わせて受講するのが望ましい。