理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)科学技術史History of Science
馬場 敏幸Toshiyuki BABA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H3117 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category | 人文・社会・自然科学系 |
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Outline (in English)
In this class, you learn the history of a science and a technology. You should understand the main current of how a science and a technology was born, inherited and changed from an ancient age until a modern age.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業の到達目標及びテーマ 本講義では科学技術の歴史について、西洋近代科学の発祥・発展を主に学ぶ。受講者は科学技術がどのように誕生し、受け継がれ、近代に至ってきたのかについての大きな流れを理解してほしい。
到達目標Goal
本講義では、紀元前から近代までの科学技術の変遷を学ぶ。科学技術はあるきっかけで誕生し、変遷、転用、融合を経て進化し、受け継がれる。そうした経緯について、西洋の事例を中心に、古代、中世、近代の例を題材に学ぶ。科学技術のさまざまな着想と発明・発見の背景、そして「常識」の危うさ、もろさ。疑問を持つことの重要性についても知見を深めてもらいたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
コロナの影響を鑑み、現状の所、基本的にオンデマンド開催の可能性がある。必要に応じZoomによる講義も行う予定である。また、課題で提出されたレポ-トのうち幾つかを取り上げ、オンデマンド講義やZoom講義で紹介、説明、補足、ディスカッションなどを行うことを考えている。
課題等に対しては、学習支援システムを用いてフィードバックする、または授業時にフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
授業の進め方 序論
2:はじまり
道具の使用と農業の開始
3:古代
古代都市国家の形成と技術の芽生え
4:ギリシア1
科学思想の芽生え
5:ギリシア2
科学思想体系の確立
6:アレクサンドリア1
エラトステネス・アルキメデスら
7:アレクサンドリア2
三大機械技師
8:ローマ
建築技術の発展など
9:中世ヨーロッパ1
古代科学技術の衰退と復古
10:中世ヨーロッパ2
スコラ学形成と大学の誕生
11:ルネッサンス
ダビンチ
12:科学革命1
コペルニクス
13:科学革命2
ブラーエとケプラー
14:科学革命3
ガリレイ・ニュートン
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業の復習、関連するニュースに興味を持つ。
テキスト(教科書)Textbooks
提示参考書のうち主に次の二冊の内容に準拠して講義を行う。村上陽一郎『西欧近代科学』新曜社、中川徹『文明史上における科学技術の歩み』青山社
参考書References
村上陽一郎『西欧近代科学』新曜社、中川徹『文明史上における科学技術の歩み』青山社、フォーブス『古代の技術史』朝倉書店、小山慶太『科学史年表』中公新書、クーン(中山訳)『科学革命の構造』、ランデルズ(宮城訳)『古代のエンジニアリング』地人書館、荒井ら編『産業革命の技術』有斐閣、加茂儀一編『技術の歴史』毎日ライブラリ、学研図鑑『発明・発見』、その他
成績評価の方法と基準Grading criteria
コロナによりオンデマンド講義になった場合は、オンデマンドの中で課題を課し、その課題の提出状況、および課題の内容に基づき成績評価(100%)を行うことを考えている。コロナがおさまり、通学が基本となった場合は定期試験による評価もあり得る。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内容や授業の進め方などについて質問・連絡方法に戸惑う学生がいた。教員・受講生双方向のコミュニケーション手段は学習支援システムによる授業掲示板でのやりとりを基本とする。教員は講義期間中、週一度は授業掲示板を確認し返信を行う。他方、個別メール対応や学期末の個別単位要望などについては公平性の観点より原則として受け付けないものとし、返信も行わない。(本人のコロナ罹患の際の課題対応など、必要と思われる場合は対応します)
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムによるオンデマンド講義、およびZoomによる遠隔授業を行う可能性が高いので、PCの使用を強く薦める。インターネット環境は必須である。スマホやタブレットなどでも受講や課題提出で問題が無い場合はPC使用でなくともかまわない。
その他の重要事項Others
Zoomによる授業参加の場合、自分の発言の際にはビデオオンにしての発言をお願いします。またZoom講義でのプライバシー保護のため、画像保存、録画などは一切禁止します。発覚した場合は、単位を出さない場合もありますので、ネチケットには十分気をつかってください。