理工・生命科学部教養科目KLAC Course
CAR100LC（キャリア教育 / Career education 100）キャリアデザインCareer Design
斎藤 真一郎Shinichiro SAITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H3111 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 人文・社会・自然科学系 |
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Outline (in English)
Career design means "First of all, You will understand yourself, reconsider your way of life and how to work, various occasions including life in various occasions, opportunities, consider future direction, design yourself ". To realize and feel the career design, incorporate many discussions. In the class questionnaire so far, the following comments have been received. 1. Because I can usually speak with a person not involved, I can spread my vision. I am pleased that I can exchange opinions not much in other lessons. You can make a chance to look back on yourself. I will be able to think about what I should do now about the future, 2. I can practice saying what I am asked to do, to express my feelings frankly to others, 3. ecommended for poor communication, 4. It is about touching other people's values and ways of thinking, so that how to capture things and broaden their horizons. I would like students who expect such things to take courses. I especially expect to take classes for 1st, 2nd and 3rd graders.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
キャリアデザインとは，「まず自分自身を理解し，自分の生き方・働き方について、職業のみならず、人生の様々な場面、機会にとらえ直し、今後の方向性を検討したり、自らをデザインしていくこと」である。キャリアデザインを実感、体感をするため、ディスカッションを多く取り入れる。これまでの授業アンケートでは、次のようなコメントが寄せられている。①普段、関わることのない人と話すことができるので、自分の視野を広められる。他の授業ではあまり意見の交換ができないがこの授業では意見交換ができる点が嬉しい。自分のことを見つめ直すきっかけが作れる。将来のことについて、今何をすべきかを考えるようになれる、②自分が求められている意見、率直に感じたことを相手に伝わるように発言する練習ができる、③コミュニケーションが不得手にオススメ、④他人の価値観や考え方について触れるので、物事のとらえ方や視野が広がる点。以上のようなことを期待する学生の履修を望む。特に１，２，３年生の履修を期待する。
到達目標Goal
キャリアデザインを考える上で、次の３つの視点、１）「自分を知る」、２）「発達課題を考える」、３）「キャリアデザインの節目に対処するアプローチを知る」を通じて、学生自身の考えを構築し、自ら実践できるようになることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
【対面授業の場合】：授業では講師が作成した資料を配布し、授業を行う。講義はあるが、グループ・ディスカッションが主体の授業になる。グループ・ディスカッション後の「気づき」を大切にする。受講者は働く人への「キャリアインタビュー」（第４回に実施要領を説明）を行い、第10回、第11回がその発表となる。受講者数により発表時間は相違し、第12回もキャリアインタビュー（課題）の発表になる場合がある。※毎回の授業後の振り返りとして、「今日の気づきシート」の作成（100字以上250字以内）がある。「学習支援システム」の課題フォルダに「今日の気づきシート」のワード形式のファイルを講師がアップロードし、このファイルを受講者がダウンロード後に記入し、課題フォルダにアップロードする。提出された「今日の気づきシート」には各個人へフィードバック・コメントを課題への返信として送付する。気づきの多様性や質問等で授業で紹介したほうがよいものは適宜、授業内で紹介する。【オンライン授業の場合（ZOOM使用）】：講師が次回の資料を事前にアップロードし、その資料を受講者が毎回の授業前にダウンロードして準備することが必要である（第１回の授業も事前に資料をアップロードするので、ダウンロードが必要）。グループ・ディスカッションはZOOMのブレイクアウトルーム機能を使用する。「今日の気づきシート」の作成、フィードバックは、対面授業と同様となる。その他は対面授業と同じ進め方となる。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：はじめに ～キャリアデザインとは～
自分を知る その１
・キャリアデザインとは何かを解説する
・「３つの問い」を考える
第2回：自分を知る その２
・仕事の価値観とライフスタイルの明確化
第3回：自分を知る その３
・ストレングス・ファインダーのデータから自分を知る
第4回：自分を知る その４
キャリアインタビュー（課題）準備
・キャリアシュミレーション・プログラム（ゲーム）から自分を知る
・第10回の発表に向けて
第5回：キャリアデザインの準備として、発達課題（自立）を考える その１
・社会的自立のための課題を考える
第6回：キャリアデザインの準備として、発達課題（自立）を考える その２
・情緒的自立のための課題を考える
第7回：キャリアデザインの準備として、発達課題（自立）を考える その３
・経済的自立のための課題を考える
第8回：キャリアデザインの準備として、発達課題（両性の在り方）を考える その１
・男女の考えの違いを考える
第9回：キャリアデザインの準備として、発達課題（両性の在り方）を考える その２
・仕事を持つ男女の生き方、働き方を考える
第10回：キャリアデザインの節目に対処するアプローチを知る
その１
・キャリアインタビュー（課題）の発表（プレゼン）
・インタビューから見えてくるキャリアの節目、転機に対する処し方
第11回：キャリアデザインの節目に対処するアプローチを知る
その２
・キャリアインタビュー（課題）の発表（プレゼン）
・インタビューから見えてくるキャリアの節目、転機に対する処し方
第12回：キャリアデザインの節目に対処するアプローチを知る
その３
・シュロスバーグの転機に対するアプローチ、ブリッジズのトランジション論、ハンセンの統合的生涯設計
第13回：キャリアデザインの節目に対処するアプローチを知る
その４
・クルンボルツの「計画された偶発性理論」
第14回：評価を行う。
授業を通して自らが考えたものを表現したり、学んだものを確認する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、２時間を標準とする】毎回の講義で気づく自分自身の考え方を自分なりに整理することが必要である。キャリアインタビューが課題となる。キャリアインタビューは自分の身近な働く人（社会人経験10年以上の方が望ましい。オンラインでのインタビューも可）をインタビューする。第４回の授業でその詳細を説明する。このインタビューを通じて得られるものが多かったというコメントが多くの受講者から寄せられている。
テキスト（教科書）Textbooks
１．「さあ、才能（自分）に目覚めよう 新版」（トム・ラス著、古屋博子訳／日本経済新聞社／2017年４月刊行の新版の書籍を購入のこと）
・上記書籍を購入すると、インターネットでアクセスし、「自分の強みを探索」することができる。尚、古本ではこのアクセスコードが既に使用されているため、新しい書籍の購入が必要。第３回講義でそのデータを使用するため、第３回講義前に購入し、データを把握しておくことが必要（第１回、第２回講義で詳細を説明）。
参考書References
「新版キャリアの心理学 第２版」（渡辺三枝子著／ナカニシヤ出版）
・キャリアを考えるための様々なアプローチが紹介されており、これらを知ることで、人生を歩んでいく上での参考となる。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（35％）
課題評価（キャリアインタビュー：対面もしくはオンラインインタビュー）（35％）
期末試験成績（30％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・グループディスカッションをスムーズにさせるため、初めに自分の意見をまとめる時間を取り、その後のにグループディスカッションをしてもらうことにする。
・「この授業を他の人に勧めるとしたら、どんな点か？」という質問に対して多かったコメントは以下の通りである。①自分について知ることができる。②視野が広がる。③グループディスカッションを通じて、他人の色々な意見を知ることができる。
その他の重要事項Others
※毎回のグループ・ディスカッションに参加し、様々な意見があることを実感し、自分の意見を考えることが重要である。これらのことがしっかりできた受講者にとっては期末試験は簡単なものになる。逆に言えば、参加回数が少ない受講者にとって、期末試験は難しいものになる。