理工・生命科学部教養科目KLAC Course
POL100LC(政治学 / Politics 100)現代政治学 Modern Politics
川口 悠子Yuko KAWAGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H3110 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工・生命科学部教養科目>Category | 人文・社会・自然科学系 |
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Outline (in English)
This course introduces the history of modern Japan with a particular focus on human migration.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
移民から考える「日本」
近代の日本社会はさまざまな地域に多くの移民を送り出し、また多くの人々が移り住んできました。日本への移民は今後ますます増えていくと予想されています。過去も、現在も、「日本は日本人の国」ではないのです。この授業では、明治時代から現在にかけての、日本からの/日本への人の出入りを通じて、日本社会について考えます。
到達目標Goal
・日本から移民した人々、日本に移民してきた人々の歴史と現状を理解し、日本社会を構成する人々の多様性を知る。
・批判的な思考力を身につける。
・統計データや歴史的史料の読み方を練習する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義が中心ですが、資料を読んだり、映像資料を見たりする時間も取ります。毎回授業後にリアクション・ペーパーを提出してもらい、次の授業でいくつか取り上げてフィードバックをします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
授業全般について説明する。
2:人の移動と社会・制度
人の移動をめぐる社会のあり方や制度について考える。
3:ハワイ・北米への移民(1):近代日本と国際移民の始まり
明治時代に始まるハワイ・北米への移民の歴史について考える。
4:ハワイ・北米への移民(2):戦争、国家、移民
第二次世界大戦中の強制収容とその後を中心に、ハワイ・北米に移民した人々の、移民先での生活について考える。
5:中南米への移民:戦後日本社会と移民
中南米への移民がなぜ、どのようになされたのか考える。
6:在日コリアン(1):植民地帝国日本と人の移動
朝鮮半島の人びとが日本社会で暮らすようになった経緯を考える。
7:在日コリアン(2):戦後日本社会における外国人差別
アジア太平洋戦争後、在日コリアンがどのように暮らしてきたのか考える。
8:DVD鑑賞
授業に関連するDVDを鑑賞し、理解を深める
9:日系人の「デカセギ」:「外国人労働者受け入れ」の始まり
日系人ブラジル人らの来日・就労の背景を検討する。
10:技能実習制度と「特定技能」制度:外国人「労働者」政策の現在(1)
日本で働く外国人がどのような状況にあるのか、考える。
11:留学生:外国人「労働者」政策の現在(2)
日本の留学生制度の現状を検討し、来日留学生が置かれている状況について考える。
12:難民と日本社会
日本社会での難民受け入れ状況について考える。
13:多文化共生社会
多文化共生社会を模索するための理念について考える。
14:まとめと期末試験
これまでの講義を振り返り、期末試験をおこなう。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】
基本的に毎回、書籍の一部や新聞記事などを予習教材として配付します。指示されたとおり読んできてください。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて配布します。
参考書References
随時指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験 70%
毎回のリアクション・ペーパー 30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
聞き取りやすい話し方ができるよう留意します。
その他の重要事項Others
授業の進み具合や受講生の皆さんからの要望により、シラバスの内容に変更を加えることがあります。