理工・生命科学部教養科目KLAC Course
ARSe100LC（地域研究（東アジア） / Area studies(East Asia) 100）アジア文化論Asian Cultural Heritage
呉 暁林Xiao Lin WU
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H3092 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 人文・社会・自然科学系 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course will discuss the development of World Cultural Heritage sites and the Silk Road in Asian countries as well as discuss cross-cultural exchange within Asia.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業は学生と共に世界文化遺産、名所旧跡などの映像資料を題材とし、学生と共にアジア地域の文化交流における人・物の往来・伝播のルートをたどりながら、異なる国と地域の生活習慣、衣食住、宗教と文字の共通性と異質性を再認識、再発見できることを目的とします。
特に漢字文化圏に属する中国、日本、朝鮮半島の交流について考察を行います。
到達目標Goal
学生がシルクロード、ブックロード、仏教ロードを通して広がった古代中国の宮廷儀式、漢字語彙の形成、仏教（仏像、仏殿など）、人的交流（鑑真和上と空海）、戦争と文化の保護（故宮物語）、また文化の地理的つながり、漢字文化圏のつながりに対する把握と理解を深めることを到達目標としています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この授業はZoomによるオンライン講義、学習支援システムによるオンデマンド（授業資料（PPT）を教材にアップする）、映像資料（zoomクラウトのリンクと視聴）で構成されます。
NHKスペシャル番組などの映像を題材として種々の文化現象を簡潔に解説します。異文化との交流と文化摩擦の問題について考えます。
授業資料（PPT）の閲読、映像資料を視聴してメモを取り、期限内に内容の要約と感想をワード形式のレポートとして提出してもらいます。
感想文などでの良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション：映像・世界遺産・文明交流
文化とは？異文化交流とは？考えるポイントを提示します。映像『縄文奇跡の巨大集落』、『弥生人DNAで迫る日本人の起源
第2回：世界遺産と文明
映像と解説
ＮＨＫスペシャル『中国文明の謎』：中華の源流
第3回：世界遺産と文明
映像と解説
ＮＨＫスペシャル『中国文明の謎』：漢字に秘められた力‐殷・周
第4回：世界遺産と文明
映像と解説
ＮＨＫスペシャル『中国文明の謎』：始皇帝と中国の統一
第5回：壮大な文化交流
映像と解説
シルクロードと文化の伝来と融合
ビデオ『未来への遺産』
第6回：壮大な文化交流
映像と解説
海上のシルクロード道ー陶磁器の道
第7回：壮大な文化交流
映像と解説
仏教の誕生とアジアの伝播：インド・中国・大韓民国
第8回：壮大な文化交流
映像と解説
仏教伝来の道
第9回：日中文化交流
ドキュメンタリー
唐招提寺と鑑真和尚、正倉院
第10回：日中文化交流
ドキュメンタリー
唐招提寺と鑑真和尚、正倉院
第11回：NHKスペシャル空海-至宝と人生
仏像革命
映像と解説
仏像を生み出した空海の人間観と宗教観
第12回：故宮博物館コレクションから文化の継承の現代的意義
二つの故宮ー北京と台北
第13回：漢字（中国と日本）
講義
漢字、音読、訓読、文字改革
大衆文化の交流
日中韓共通漢字の模索
第14回：期末試験
試験時間は60分
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】毎回、授業資料（PPT）の閲読、映像資料を視聴してメモを取り、期限内に内容の要約と感想をワード形式のレポートとして提出してもらいます。
自分のアジア文化論年表（エクセル形式フォーマット）に毎回の内容を追加して更新してもらいます。
テキスト（教科書）Textbooks
NHK取材班『中国文明の謎－中国4千年の始まりを旅する』NHK出版2012年
鈴木薫著（2018）『文字と組織の世界史；新しい「比較文明史」のスケッチ』山川出版社，2160円
特に購入することを要求しません。
参考書References
NHK取材班（2012）『中夏文明の誕生ー持続する中国の源を探る』講談社
成績評価の方法と基準Grading criteria
聴講レポートなどの平常点（50％）、期末レポート（50％）を合計総合して評価します。
①授業各回のレポート
②振り返レポート（各回のレポートを添削して自分の感想や発見を加え、アジア文化交流の特徴や成果について記述したもの）
③完成したアジア文化論年表
注意：②と③は期末レポートです。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
シラバスと授業支援システムの情報をよくチェックし、レポートの提出期限を守ること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業中、また視聴学習の際にメモを取り、授業終了後にレポートを提出してもらいます。
その他の重要事項Others
プロジェクター、ＤＶＤを使用する。