スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500）研究デザイン・フィロソフィーResearch Design and Philosophy
永木 耕介、井上 尊寛、伊藤 真紀、鬼頭 英明、安藤 正志、泉 重樹、瀬戸 宏明、平野 裕一、木下 訓光、NEMES ROLAND JANOS、山本 浩、苅部 俊二、吉田 政幸、高見 京太Kosuke NAGAKI, Takahiro INOUE, Maki ITOH, Hideaki KITO, Masashi ANDO, Shigeki IZUMI, Hiroaki SETO, Yuichi HIRANO, Norimitsu KINOSHITA, Nemes Roland Janos, Hiroshi YAMAMOTO, Shunji KARUBE, Masayuki YOSHIDA, Kyota TAKAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | S5010 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3,木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリー | 基礎科目 |
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Outline (in English)
For Sport and Health Studies, teachers are required to have the fundamental knowledge and practical skills of the course as well as sound study ethics. Through the unique lectures of our various professors, this class aims to provide students with knowledge of underlying philosophy and insight into the design of study plans.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
スポーツ健康学を研究するためには、倫理面をはじめとする基礎的で幅広い知識と技能、およびそれらを計画立てて使う方法を知ることが必要となる。そのため、本授業では、複数の専任教員が各々独自の視点から研究の在り方（フィロソフィー）と設計の仕方（デザイン）について解説し、受講者が質の高い研究を実施できるようになることを目的とする。
到達目標Goal
受講生が、スポーツ健康学を構成するヘルス系、コーチング系、マネジメント系の各領域における研究の在り方および計画の立て方を知り、自身の研究の基礎として役立てることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本講義は、スポーツ健康学研究科の複数の専任教員が担当する。各教員は自身の専門分野を切り口に、研究倫理面、研究に対する姿勢、問題設定、研究計画の立て方等々に関する講義を行い、ディスカッションやリアクションペーパーの状況に対して評価する（オムニバス方式・全１４回）。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回：大学院での研究と学び
スポーツ健康学の理解と研究課題（スポーツコーチング領域）
論文を作成するにあたっての心構えと、2年間の研究活動を通して身につけるべき研究の方法と考え方について総論的に理解する。（永木耕介・１回）
2回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（スポーツマネジメント領域・スポーツマーケティング）
スポーツ健康学分野の特にスポーツマーケティングに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（井上尊寛・１回）
3回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（スポーツマネジメント領域・スポーツ組織論）
スポーツ健康学分野の特にスポーツ組織論に関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（伊藤真紀・１回）
4回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（ヘルスプロモーション領域・学校保健）
スポーツ健康学分野の特に保健科教育に関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（鬼頭英明・１回）
5回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（ヘルスプロモーション領域・リハビリテーション）
スポーツ健康学分野の特にリハビリテーションに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、測定調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（安藤正志・１回）
6回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（ヘルスプロモーション領域・リハビリテーション）
スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（ヘルスプロモーション領域・アスレティックトレーニング）
スポーツ健康学分野の特にアスレティックトレーニングに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、測定調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（泉重樹・１回）
7回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（ヘルスプロモーション領域・スポーツ医学）
研究倫理面をはじめスポーツ健康学分野の外科スポーツ医学に関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する（瀬戸宏明・１回）。
8回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（スポーツコーチング領域・バイオメカニクス）
スポーツ健康学分野の特にバイオメカニクスに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、測定調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（平野裕一・１回）
9回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（ヘルスプロモーション領域・スポーツ医学）
スポーツ健康学分野で研究を行う上で必須の研究倫理について理解する（木下訓光・１回）。【授業は対面で実施】
10回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（スポーツコーチング領域・コーチング）
スポーツ健康学分野の特にコーチングに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、測定調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（苅部俊二・１回）
11回：メディアを読み解き、わかりやすく伝える（スポーツマネジメント領域・スポーツメディアとプレゼンテーション）
修士論文に向かう際のメディア情報の利用に関して、基本原則に始まってメディア間の個性や特徴を把握し、そこにかかるバイアスや真意をくみ取る力を養う。また、修士論文作成の過程で必要となるプレゼンテーションの要諦を伝授する。（山本浩・１回）
12回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（スポーツコーチング領域・競技力向上）
スポーツ健康学分野の特に競技力向上に関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、測定調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（ネメシュ・ローランド・１回）
13回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見（スポーツマネジメント領域・スポーツマネジメント）
スポーツ健康学分野の特にスポーツマネジメントに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のために必要となる、研究デザイン、調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（吉田政幸・１回）
14回：スポーツ健康学の理解と研究課題の発見(ヘルスプロモーション領域・健康体力づくり)
スポーツ健康学分野の特に健康体力づくりに関連する研究と実践を進めるうえで必要となる知識と方法を理解する。また、修士論文作成のたに必要となる、研究デザイン、研究倫理、測定調査、データ整理、論文執筆等の具体的な手法について理解する。（高見京太・１回）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の復習と次回の授業の学びのキーワードについて下調べを行う。授業時間外でレポート作成を要する場合がある。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストの指定はしない。講義内容との関連で、参考となる資料を配布していく。
参考書References
その都度紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各教員（各回）が、議論への参加やレポート等を総合的に評価して0点から7点で採点する（7点×14回＝98点満点）。98点を100点に補正してS～Dの評価をする。
なお、2/3以上の出席がない場合は評価の対象外とする（E評価）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
引き続き有意義な講義を行っていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムを利用することがある。
その他の重要事項Others
特になし