人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
LAW200HA(法学 / law 200)民事法ⅡLaw of the Civil Code II
中川 義宏
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
Through the study of “civil law”(mainly family law and law of succession), we can get the legal mindset. We will learn about trials as appropriate.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
私法の一般法について定めた法律である「民法」(その中でも主に親族法と相続法)の学習を通じて、法的なものの考え方(リーガルマインド)を身に付ける。適宜、裁判実務についても学習する。
到達目標Goal
我が国は法治国家であり、紛争が生じた場合、最終的には、司法権を行使する裁判所が、法律に従って、終局的な解決を図る。本講では、民事紛争・家事紛争を解決する際の拠り所となる民法の中の親族法と相続法を中心に、裁判実務を交えて学習し、その学習を通じて、学生たちは、法的なものの考え方(リーガルマインド)を身に付けることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス・法律学入門
法律学とは何か、何のために法律を学ぶのかについて考える。
第2回:民法・家族法入門
民法の全体構造を概観し、その中の家族法(親族法と相続法)の基礎を学習する。
第3回:親族・戸籍と氏
民法の「親族法」と呼ばれる領域に関し、その基本的概念となる親族、戸籍と氏の考え方について学習する。
第4回:婚姻(1)
民法が規定する親族法のうち、婚姻の意義、婚姻の成立要件、婚姻の効果について学習するとともに、婚姻に関する裁判例を概観する。
第5回:婚姻(2)
民法が規定する親族法のうち、婚姻の無効と取消し、夫婦財産制について学習するとともに、婚姻に関する裁判例を概観する。
第6回:離婚、内縁・事実婚
民法が規定する親族法のうち、離婚の方法(協議離婚、調停離婚等)、内縁・事実婚の意義について学習するとともに、離婚に関する裁判例を概観する。
第7回:親子(実親子関係)(1)
民法が規定する親族法のうち、実親子関係(母子関係、父子関係)について学習するとともに、親子に関する裁判例を概観する。
第8回:親子(実親子関係)(2)
民法が規定する親族法のうち、嫡出子、婚外子(非嫡出子)について学習するとともに、親子に関する裁判例を概観する。
第9回:養子
民法が規定する親族法のうち、養子の種類(普通養子、特別養子)、養子縁組の要件と効果、離縁について学習する。
第10回:親権、後見・保佐・補助、扶養
民法が規定する親族法のうち、親権の内容、制限行為能力(未成年・後見・保佐・補助)の制度、扶養について学習する。
第11回:相続の開始と相続人、相続の効力
民法が規定する相続法のうち、相続の開始と相続人、相続の効力(相続財産の包括承継、遺産共有、相続分、遺産分割)について学習する。
第12回:遺言、遺贈
民法が規定する相続法のうち、遺言制度と遺言の方式(自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言)、遺言の執行、遺贈について学習するとともに、遺言に関する裁判例を概観する。
第13回:配偶者居住権、遺留分
民法が規定する相続法のうち、配偶者居住権、遺留分の意義について学習するとともに、遺留分に関する裁判例を概観する。
第14回:試験及び解説(実施できないときは民事法Ⅱのまとめ)
試験を実施し、その解説をしながら、民事法Ⅱの総括、社会生活における法律の役割について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
民法(全)【第2版】(著者:潮見佳男、発行所:有斐閣、定価:4600円+税)。
参考書References
六法。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義の第14回目に期末試験を行い(実施できない場合はレポート課題)、成績評価はこの期末試験(又はレポート課題)と平常点(小レポート及び学習状況等)を基準に評価する。期末試験(又はレポート課題)50点、平常点50点の100点満点のうち60点以上を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。