キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies
OTR600M1(その他 / Others 600)キャリアデザイン学演習ⅠSeminar on Career Studies 1
児美川 孝一郎Kouichirou KOMIKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X8024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土7/Sat.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 演習科目 |
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Outline (in English)
Instruct how to write a master's thesis of career studies. Learn thesis-writing methods for academic purposes. Includes literature review for basic themes, construction of frameworks and hypotheses, and methodological planning.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
キャリアデザイン学に関する修士論文執筆のための研究指導を行う。学術的に価値のある論文執筆を目指した指導を行う。そのうち、演習Ⅰでは、論文執筆のベースとなる先行研究のレビュー、論文のフレームワーク及び仮説の構成、調査の企画を中心に習得する。
到達目標Goal
修士論文執筆に必要な一連の知識と技法―問題意識の明確化とテーマ設定、テーマに関連した先行研究のレビュー、テーマに合致した調査方法の習得と調査の実施、データの分析と解釈の仕方、論理的な文章を展開する方法など―を習得する。
そのうち演習Ⅰでは、問題意識の明確化とテーマ設定、テーマに関連した先行研究のレビュー、テーマに合致した調査方法の習得と調査の実施を中心に習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち,「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
個別指導を中心に展開する。
時間の設定は土曜日の7限となっているが、修士論文指導教員の決定後に院生の意向も踏まえて開講形態や内容を決定する。
修士論文の執筆過程で、専攻全員が参加する修士論文中間発表会において報告が求められる。
本シラバスでは、一般的な指導の進め方を書くが、院生やテーマによっては変更がありうる。
院生の発表等へのフィードバックは,授業時にそのつど行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
修士論文の基本的な構成や意義、執筆に向けた年間計画に関するオリエンテーションを行う。
第2回:論文執筆のテーマ、研究計画の検討①
自らの問題意識を明らかにし、社会的な重要性を考えるように指導する。
第3回:論文執筆のテーマ、研究計画の検討②
研究テーマを設定するための指導を行う。
第4回:論文執筆のテーマ、研究計画の検討③
研究テーマに基づいて,研究計画を策定できるように指導する。
第5回:先行研究の検討①
研究テーマに関連する先行研究を体系的に収集できるように指導する。
第6回:先行研究の検討②
先行研究を読み込み、適切に整理できるように指導する。
第7回:先行研究の検討③
先行研究を整理したうえで,研究上の論点を発見できるように指導する。
第8回:研究方法の決定、調査内容等の検討①
適切な研究方法を選択できるように指導を行う。
第9回:研究方法の決定、調査内容等の検討②
調査内容を決定できるように指導を行う。
第10回:研究方法の決定、調査内容等の検討③
調査対象、調査時期、調査内容について指導を行う。
第11回:調査内容の決定と調査の実施に関する指導①
調査の実施について,概括的な枠組みを決めるように指導する。
第12回:調査内容の決定と調査の実施に関する指導②
調査の方法について,具体的な設計を行うように指導する。
第13回:調査内容の決定と調査の実施に関する指導③
調査結果の分析方法について,一定の見通しが持てるように指導する。
第14回:研究の中間とりまとめ
中間発表会に向けた準備を、研究の枠組み、仮説構成、調査の方法という観点から行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
基本文献・関連文献の読み込み、データの収集と分析、執筆など、修士論文完成までの基本的な活動は授業外において主体的に行うことが求められる。
演習の時間を有効に活用するためには、論文執筆のための過程を授業外において順次進めておくだけでなく、演習当日に指導を求めるポイントをあらかじめ明示的に担当教員に伝えておくことが重要となる。
本授業の準備・復習時間は,1回につき4時間以上を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて指定する。
参考書References
共通参考書
小池和男『聞きとりの作法』(東洋経済新報社、2000年)
その他の参考書は、必要に応じて指定する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
主体的で積極的な参加と報告内容、論文の内容を総合的に評価する。
修士論文は個々の問題意識をもとに主体的に取り組むことが重要であり、大学院生の出席と報告が基本要件である。
修士論文については、先行研究を踏まえた研究の理論的枠組みの確かさ、現状認識に基づく問題意識の明確さ、実証分析の手堅さと妥当性、論理的な論文の展開、テーマの重要性・斬新性などが評価される。
このうち演習Ⅰでは、先行研究を踏まえた研究の枠組みの確かさ、現状認識に基づく問題意識の明確さを評価基準として重視する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
院生の問題意識に合致した集団指導体制の推進およびそのための修士論文中間発表会での教員コメントの活用など。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じて指定する。