経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FD(経営学 / Management 200)マーケティング・マネジメント論ⅡMarketing Management II
竹内 淑恵Toshie TAKEUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4452 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
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Outline (in English)
The objective of this course is to learn marketing management. Students will learn the traditional marketing concepts such as STP (segmentation, targeting, positioning) and marketing 4P's (product, price, promotion, place), and advanced marketing strategies. The content consists of five main themes:
1. Essence of marketing and addressing market competition,
2. Identifying and understanding customer value,
3. Creating and delivering customer value,
4. Persuading and communicating customer value,
5. Innovation in marketing.
This class will help students to understand the innovative frameworks for customer value and customer relationship that capture the essence of today's marketing.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、マーケティング・マネジメントについて学びます。STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)やマーケティングの4P(製品、価格、プロモーション、流通)などの伝統的なマーケティング概念、および先進的なマーケティング戦略を習得します。内容は5つの主要なテーマで構成されています。
1.マーケティングの本質と市場競争への対応
2.顧客価値の発見と理解
3.顧客価値の創造と提供
4.顧客価値の説得と伝達
5.マーケティングの革新
この講義によって、今日のマーケティングの本質をとらえた顧客価値と顧客リレーションシップの革新的な枠組みを理解することができます。
到達目標Goal
・マーケティングの理論と実務について理解する。
・課題に取り組むことにより、文章作成力、情報収集と分析力を身につける。
・マーケティング理論やそれに関連したケーススタディを通じて企業経営に対して関心を持つ。
・生活者トレンドや新製品情報など市場の動向に敏感に反応する力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」と「DP-5」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業ガイダンスを9/22(水)2限にZoomで行います。IDとパスコードは学習支援システム「お知らせ」で確認してください。
この授業はオンデマンド授業(フルオンデマンド型)で実施します。オンデマンドによるコンテンツ配信を中心とし、曜日・時限の制限なく(ただし、各回とも配信期限はあります)、オンデマンドによるコンテンツの視聴やWeb上での質疑応答により完結します。なお、対面授業に切り替える場合には学習支援システムでお知らせします。
・春学期と同様に授業を進めます。
・テキストの第8章から第14章までビデオ収録した講義による視聴学習(7回分)と、それぞれの章から出題されるリアクションペーパーの作成(7回分)で構成します。
・受講生は、動画配信期間中であれば自分の都合のよいときにあらかじめ収録したビデオを視聴して学習できます。ただし、配信期間を過ぎると視聴できなくなりますから、注意してください。
・ビデオは2週間に1度(1章分)を配信します。
・配信スケジュールは学習支援システムで公開する「マーケティング・マネジメント論Ⅱガイダンス」資料で確認してください。
・講義資料は学習支援システム「教材」に掲載します。
・リアクションペーパーのテーマはGoogle Classroomに随時掲載します。
※ 春学期と異なり、提出はGoogle Classroomのみで受け付けます。
・Google Classroomへの登録が別途必要となります。クラスコード等の詳細は学習支援システムの「お知らせ」に掲示します。
・オンデマンド授業の視聴方法は、以下の通りです。
【手順】
①学習支援システムにログインして、受講している授業から
PCの場合は左側にある「オンデマンドシステム」をクリック、
スマートフォンの場合は「ツール」から「オンデマンドシステム」をクリックします。
②別タブでオンデマンドシステムが開き、授業が表示されます。
※注意 上記手順を行わず、オンデマンドシステムにアクセスした場合、一覧に授業は表示されませんのでご注意ください。
初回以降は授業内、またはオンデマンドシステム(https://hoseikyoiku.jp/ondemand/)からでもアクセス可能です。
【オンデマンドシステムに関するお問い合わせ】
オンデマンドシステム担当:ondemand@ml.hosei.ac.jp
※注意 視聴が終了したら、「終了」ボタンを押してください。このボタンを押し忘れると視聴途中、あるいは未視聴となります。必ず終了ボタンを押して視聴記録を残してください。
・提出されたリアクションペーパーは、その都度、受講生一人ひとりにコメントを戻します。コメントを基に修正して、再提出する必要はありません。コメントは次回のリアクションペーパー作成に役立ててください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:テーマ3:顧客価値の創造と提供
第8章 新製品開発と製品ライフサイクル戦略
新製品開発のプロセス、マネジメントについて、また製品ライフサイクルの戦略について学びます。
第2回:第8章リアクションペーパー
第8章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第3回:テーマ3:顧客価値の創造と提供
第9章 マーケティング・チャネルによる顧客価値の提供
サプライ・チェーンと価格提供ネットワーク、チャネル・コンフリクトとマーケティング・システム、チャネル設計に関する意思決定について学びます。
第4回:第9章リアクションペーパー
第9章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第5回:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第10章 価格設定
市場状況と価格設定戦略、価格調整戦略、価格変更について学びます。
第6回:第10章リアクションペーパー
第10章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第7回:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第11章 コミュニケーションによる顧客価値の説得
統合型マーケティング・コミュニケーション、マーケティング・コミュニケーションの開発プロセス、予算設定について学びます。
第8回:第11章リアクションペーパー
第11章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第9回:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第12章 広告とパブリック・リレーションズ
好っ校戦略の展開、広告媒体の選定、パブリック・リレーションズについて学びます。
第10回:第12章リアクションペーパー
第12章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第11回:テーマ4:顧客価値の説得と伝達
第13章 人的販売と販売促進
人的販売、セールス・フォースの管理、販売促進について学びます。
第12回:第13章リアクションペーパー
第13章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第13回:テーマ5:マーケティングの革新
第14章 ダイレクト・マーケティングとオンライン・マーケティング
ダイレクト・マーケティングの捉え方と形態、オンライン・マーケティングの実施について学びます。
第14回:第14章リアクションペーパー
第14章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
・教科書には、基本的な理論の説明やそれに関連する事例の紹介があります。マーケティングを知るには、新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどの情報に敏感になること、また、実際の売り場を見ることも大切です。教科書による学習だけでなく、「今、市場で起こっていること」に興味を持ち、自分の目と耳で確認するよう心掛けてください。
テキスト(教科書)Textbooks
・フィリップ・コトラー、ゲイリー・アームストロング、恩蔵直人著 『コトラー、アームストロング、恩蔵のマーケティング原理』丸善出版(2014年)。
参考書References
・西尾チヅル編著『マーケティングの基礎と潮流』八千代出版(2007年)
・和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦 『マーケティング戦略第5版』有斐閣アルマ(2016年)。
・石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文編集『1からのマーケティング・デザイン』碩学舎(2016年)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、春学期、秋学期ともリアクションペーパー提出10点×7回=70点、オンライン学期末試験30点合計100点満点とし、60点以上が合格となります。
<課題提出時の注意事項>
・毎回のリアクションペーパーを決められた期限内に提出してください。未提出の場合、10点を失うことになりますので、十分に注意してください。
・ペーパーを作成する際の剽窃行為は厳に慎んでください。webなどから文章や図表、画像を引用する場合はURLとアクセス日を明記してください。
・提出物のファイル名にも、必ず学生証番号と氏名を記載してください。本科目には受講生が多数います。他の受講生のファイルと識別できるよう、各自で注意してください。
・リアクションペーパーは基本的に書かれた内容で評価しますが、指定文字数よりも少ない場合には減点の対象になります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・提出したリアクションペーパーが褒められると励みになった、という声が寄せられました。一人ひとりにコメントを書くのはとても時間がかかりますが、良い点や改善点を内容にあわせてフィードバックしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
スマートフォンでは画面が小さく、視聴しづらいので、タブレットやノートPCなどを準備の上、受講するようお願いします。
その他の重要事項Others
・マーケティング・マネジメント論Ⅰ/Ⅱは、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、流通論Ⅰ/Ⅱ、製品開発論Ⅰ/Ⅱなどマーケティング系の専門科目の基盤となる科目です。マーケティングに興味のある学生、マーケティング系のゼミに所属する、あるいは所属したいと考えている学生は受講することをお勧めします。
・担当教員は、メーカーのマーケティング本部広告制作部と広告会社の戦略プランニング室に計20年間勤務した経験を有します。その実務経験を活かし、マーケティングの理論をわかりやすく講義します。