経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FD(経営学 / Management 200)マーケティング・マネジメント論ⅠMarketing Management I
竹内 淑恵Toshie TAKEUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4451 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
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Outline (in English)
The objective of this course is to learn marketing management. Students will learn the traditional marketing concepts such as STP (segmentation, targeting, positioning) and marketing 4P's (product, price, promotion, place), and advanced marketing strategies. The content consists of five main themes:
1. Essence of marketing and addressing market competition,
2. Identifying and understanding customer value,
3. Creating and delivering customer value,
4. Persuading and communicating customer value,
5. Innovation in marketing.
This class will help students to understand the innovative frameworks for customer value and customer relationship that capture the essence of today's marketing.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、マーケティング・マネジメントについて学びます。STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)やマーケティングの4P(製品、価格、プロモーション、流通)などの伝統的なマーケティング概念、および先進的なマーケティング戦略を習得します。内容は5つの主要なテーマで構成されています。
1.マーケティングの本質と市場競争への対応
2.顧客価値の発見と理解
3.顧客価値の創造と提供
4.顧客価値の説得と伝達
5.マーケティングの革新
この講義によって、今日のマーケティングの本質をとらえた顧客価値と顧客リレーションシップの革新的な枠組みを理解することができます。
到達目標Goal
・マーケティングの理論と実務について理解する。
・課題に取り組むことにより、文章作成力、情報収集と分析力を身につける。
・マーケティング理論やそれに関連したケーススタディを通じて企業経営に対して関心を持つ。
・生活者トレンドや新製品情報など市場の動向に敏感に反応する力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」と「DP-5」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業はオンデマンド授業(フルオンデマンド型)で実施します。オンデマンドによるコンテンツ配信を中心とし、曜日・時限の制限なく、オンデマンドによるコンテンツの視聴やWeb上での質疑応答により完結します。
・テキストの第1章から第7章までビデオ収録した講義による視聴学習(7回分)と、それぞれの章から出題されるリアクションペーパーの作成(7回分)で構成します。
・受講生は、動画配信期間中であれば自分の都合のよいときにあらかじめ収録したビデオを視聴して学習できます。ただし、配信期間を過ぎると視聴できなくなりますから、注意してください。
・ビデオは2週間に1度(1章分)を配信します。
・配信スケジュールは学習支援システムHoppiiで公開する「マーケティング・マネジメント論Ⅰガイダンス」資料で確認してください。
・講義資料はHoppii「教材」に、また、リアクションペーパーのテーマは「課題」とGoogle Classroomに随時掲載します。
・Google Classroomへの登録が別途必要となります。クラスコード等の詳細はHoppiiの「お知らせ」に掲示します。
・オンデマンド授業の視聴方法は、以下の通りです。
1.法政ポータルサイト(Hoppii)ページ→左下の【オンデマンドシステム】にアクセス (統合認証IDとパスワードを入力)
URL:https://hoppii.hosei.ac.jp/
または、https://hosei-kyoiku.jp/ondemand/
2.クラス一覧から「マーケティング・マネジメント論Ⅰ」を選びクリック、
教科一覧から「マーケティング・マネジメント論Ⅰ」をクリック、
章/単元を選択し、「授業開始」をクリックして視聴
3.「終了」ボタンを押して視聴終了 →このボタンを押さないと視聴途中、あるいは未視聴となります。このボタンを押して視聴記録を残してください。
・提出されたリアクションペーパーは、その都度、受講生一人ひとりにコメントを戻します。コメントを基に修正して、再提出する必要はありません。コメントは次回のリアクションペーパー作成に役立ててください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:テーマ1:マーケティングの本質と市場競争
第1章 マーケティングの本質
マーケティングの定義、マーケティングの5つのステップについて学びます。
第2回:第1回リアクションペーパー
第1章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第3回:テーマ1:マーケティングの本質と市場競争
第2章 企業とマーケティング戦略
顧客主導型マーケティング戦略の設計、マーケティング・プログラムの設計について学びます。
第4回:第2回リアクションペーパー
第2章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第5回:テーマ1:マーケティングの本質と市場競争
第3章 競争優位の創造
競合他社の明確化と競合他社の分析、競合他社に対する自社のポジションの規定、特定の市場における競争優位を得るための競争的マーケティング戦略について学びます。
第6回:第3回リアクションペーパー
第3章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第7回:テーマ2:顧客価値の発見と理解
第4章 マーケティングの基本枠組み
STPについて学びます。
第8回:第4回リアクションペーパー
第4章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第9回:テーマ2:顧客価値の発見と理解
第5章 マーケティング情報とカスタマー・インサイト
マーケティング情報の抽出、マーケティング・リサーチについて学びます。
第10回:第5回リアクションペーパー
第5章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第11回:テーマ2:顧客価値の発見と理解
第6章 消費者の購買行動
消費者行動に影響を与える特性、購買行動のタイプ、購買者の意思決定プロセスについて学びます。
第12回:第6回リアクションペーパー
第6章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
第13回:テーマ3:第3部:顧客価値の創造と提供
第7章 製品、サービス、ブランド
製品とサービス、ブランド・エクイティ、ブランディングについて学びます。
第14回:第7回リアクションペーパー
第7章から出題された課題(リアクションペーパー)を作成・提出します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
・教科書には、基本的な理論の説明やそれに関連する事例の紹介があります。マーケティングを知るには、新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどの情報に敏感になること、また、実際の売り場を見ることも大切です。教科書による学習だけでなく、「今、市場で起こっていること」に興味を持ち、自分の目と耳で確認するよう心掛けてください。
テキスト(教科書)Textbooks
・フィリップ・コトラー、ゲイリー・アームストロング、恩蔵直人著 『コトラー、アームストロング、恩蔵のマーケティング原理』丸善出版(2014年)。
参考書References
・西尾チヅル編著『マーケティングの基礎と潮流』八千代出版(2007年)
・和田充夫・恩蔵直人・三浦俊彦 『マーケティング戦略第5版』有斐閣アルマ(2016年)。
・石井淳蔵・廣田章光・坂田隆文編集『1からのマーケティング・デザイン』碩学舎(2016年)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、春学期、秋学期ともリアクションペーパー提出10点×7回=70点、オンライン学期末試験30点合計100点満点とし、60点以上が合格となります。
<課題提出時の注意事項>
・毎回のリアクションペーパーを決められた期限内に提出してください。未提出の場合、10点を失うことになりますので、十分に注意してください。
・ペーパーを作成する際の剽窃行為は厳に慎んでください。webなどから文章や図表、画像を引用する場合はURLとアクセス日を明記してください。
・提出物のファイル名にも、必ず学生証番号と氏名を記載してください。本科目には受講生が多数います。他の受講生のファイルと識別できるよう、各自で注意してください。
・リアクションペーパーは基本的に書かれた内容で評価しますが、指定文字数よりも少ない場合には減点の対象になります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・提出したリアクションペーパーが褒められると励みになった、という声が寄せられました。一人ひとりにコメントを書くのはとても時間がかかりますが、良い点や改善点を内容にあわせてフィードバックしたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
スマートフォンでは画面が小さく、視聴しづらいので、タブレットやノートPCなどを準備の上、受講するようお願いします。
その他の重要事項Others
・マーケティング・マネジメント論Ⅰ/Ⅱは、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、流通論Ⅰ/Ⅱ、製品開発論Ⅰ/Ⅱなどマーケティング系の専門科目の基盤となる科目です。マーケティングに興味のある学生、マーケティング系のゼミに所属する、あるいは所属したいと考えている学生は受講することをお勧めします。
・担当教員は、メーカーのマーケティング本部広告制作部と広告会社の戦略プランニング室に計20年間勤務した経験を有します。その実務経験を活かし、マーケティングの理論をわかりやすく講義します。