法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)社会保障法Ⅱ社会保障法Ⅱ
沼田 雅之Masayuki NUMATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0097 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
The objective of this course is to lecture on Japanese Social Insurance Law.
The outline is as follows:
1. Japanese Health Insurance Act;
2. Japanese Pension Insurance Law;
3. Lapanese Unemployment Insurance Law.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この講義では、社会保障法のうち社会保険法を扱う。法律学科の「企業・経営と法(労働法中心)」コースの中心科目であり、「行政・公共政策と法」コースの履修推奨科目である。社会保険は、企業が提供する法定内外の福利厚生に密接に関連する。さらに社会保障は、誰もがその恩恵を受けうるものであり、「企業・経営と法」コースを主体に科目選択している学生だけではなく、すべての学生にとって必要な知識である。社会保険法に含まれる個別の諸制度の目的、制度内容そしてその課題についての情報を提供する。
社会保障は、行政サービスの大きな部分を占めていることから、法律学科の「行政・公共政策と法」コースが想定する職業に就くことを検討している方も、受講するのがのぞましい。
到達目標Goal
1.社会保障法のうち社会保険法(医療関係法、年金法、労災保険法、雇用保険法)の概略について説明できるようになる。
2.社会保障法のうち社会保険法(医療関係法、年金法、労災保険法、雇用保険法)の法的問題点について、自己の見解を説得的に論じることができるようになる。
3.1~2で獲得した知識をもって、実社会で想定される社会保険法上の基本的問題に、リーガルマインドをもって積極的に関与できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
※履修登録前に、学習支援システムにて最新情報を確認すること※
・本講義は、ハイフレックス授業とする。
※新型コロナウイルス感染症の状況によってはオンライン授業になる場合がある。オンライン授業となった場合は、Zoomを使用する。
・講義は、PowerPointを用いながら講義形式で授業を進める。
・何らかのチャットアプリ(執筆時点ではLINEオープンチャットを利用予定)を用いて、双方向型の講義とする予定である。
・授業に関する質問等についてはチャットアプリにて、試験については学習支援システム(採点基準や成績分布等の情報提供)を通じてフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の内容、進め方、学習方法などについて説明を行う。
第2回:医療保障(1)
医療関係法の法体系、医療受給権の特徴などについて説明する。
第3回:医療保障(2)
保険診療の仕組みを説明し、関連判例について考察する。
第4回:医療保障(3)
健康保険法の概要を説明し、関連判例について考察する。
第5回:医療保障(4)
国民健康保険法等の概要を説明し、関連判例について考察する。
第6回:年金保険(1)
年金法の法体系、概要、年金受給権の法構造、スライド制などについて説明する。
第7回:年金保険(2)
老齢年金と障害年金の概要を説明し、関連判例について考察する。
第8回:年金保険(3)
遺族年金の概要を説明し、関連判例について考察する。
第9回:年金保険(4)
年金分割制度等について説明する。
第10回:労災保険(1)
労災保険法の概要、同法で使用される諸概念について説明する。
第11回:労災保険(2)
業務災害給付について説明し、関連判例を考察する。
第12回:労災保険(3)
通勤災害給付について説明し、関連判例を考察する。
第13回:雇用保険(1)
求職者給付について説明し、関連判例を考察する。
第14回:雇用保険(2)
就職促進給付、教育訓練給付、雇用継続給付について説明し、関連判例を考察する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・事前に配布した「配布プリント」や「参考資料」を事前に一読のこと。
・課題プリントに解答すること(覚えるべきことが多いことによる措置)。
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は指定しない。プリント教材を使用する。
参考書References
・東京都産業労働局「働く人のための労働保険 社会保険」(http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sodan/siryo/index.html)
・本沢己代子・新田秀樹編『トピック社会保障法(第15版)』(信山社、2021年4月刊行予定)
・菊池馨実『社会保障法【第2版】』(有斐閣、2018年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験(70点)
・期末試験として1回実施。論述形式の問題(事例問題)を出題する。
・概ね到達目標に即した解答がなされている否かを、評価基準とする。
Web小テスト(30点)
・講義ごとに実施する小テストの点数を30点満点に換算して評価します。
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、期末試験をレポート試験に変更する場合があります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
シラバス作成時点では学生からの意見はない。
その他の重要事項Others
事前に社会保障法Ⅰを履修していることがのぞましい。