経済学部Faculty of Economics
ECN200CA(経済学 / Economics 200)金融論AMoney and Banking A
鈴木 誠Makoto SUZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K6067 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course provides an introduction to the theories and the methods in finance such as future/present value, risk, and state price. I also show what role each economic entity plays and how important their roles are. Through this course, students are expected to obtain abilities to consider economic/financial issues and problems from the perspective of economics/finance.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、金融初学者を対象として、金融に関する基本的な知識およびフレームワークを習得し、身近で起きている金銭のやり取りやそれらに関わる様々な経済主体の存在意義などを経済学的な視点から理解することが目的である。また、実際のデータなどを利用して、金融における諸問題を考察できるような力の基礎を身につけてもらう。
到達目標Goal
本講義の目標は秋期の金融システムにおける諸問題を経済学のツールを利用して理解できるようになるために、その基礎となる貨幣の時間価値の概念、価値評価の概念、リスクの概念を理解し、身につけてもらうことにある。具体的な数値例を用いて、各概念を説明できるようになることが最終目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP1」「DP8」「DP9」に関連。国際経済学科は「DP1」「DP9」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンライン(オンデマンド方式)による開講となる。テキストに沿った授業を行う予定であるが、具体的な内容は学習支援システムでその都度提示する。具体的なオンライン授業の方法などは学習支援システムにて提示するので参照してほしい。なお、課題に対するフィードバックは、個別対応は困難であることから出題後の授業において履修生全員に向けた説明説明を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オンラインによる授業の進め方、および金融取引
オンラインを活用した授業の進め方を説明し、金融論の授業のイントロダクションとして金融取引における経済主体をテーマとする
2:金融の役割1
異時点間の所得移転
3:金融の役割2
異状態間の所得(リスク)移転
4:貨幣の時間価値1
将来価値・複利計算
5:貨幣の時間価値2
現在価値・割引
6:問題演習1
貨幣の時間価値
7:リスク評価1
2状態モデルにおける分散化(1)
8:リスク評価2
2状態モデルにおける分散化(2)
9:リスク評価3
4状態モデル
10:債券価格
金利リスクと債券評価
11:株式評価
配当割引モデル
12:状態証券
保険・状態価格による資産評価
13:デリバティブ
状態価格によるオプション評価
14:問題演習2
リスク資産評価
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業では初めて金融について学ぶ学生も少なくないと思われる。従って、授業の有無を問わず、日ごろから金融経済に馴染むことを勧めたい。そのためには日本経済新聞を30分以上毎日読むことである。授業の予習については、当該個所について教科書を事前に読み、不明な点が無いように調べるなどの準備が求められる。(120分程度)また、事後的な復習については、自分で内容を咀嚼し理解できるようにすることが求められる。(90分程度)
テキスト(教科書)Textbooks
村瀬英彰著「新エコノミクスシリーズ 金融」 日本評論社、
ISBN4-535-04117-2、 2000円(税別)
参考書References
F. Mishkin『Economics of Money, Banking, and Financial Markets, 9th Edition』(Pearson Education, 2009)
※当該テキストのPart 2が学習の対象
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期がオンラインでの開講となったことにともにない、成績評価の方法と基準も変更する。基本的に毎回の授業の課題提出、課題の評価、期末試験の成績の3点で評価を行う。割合としては、10%、30%、60%の割合とする。授業において特に有益なコメントをしてくれた学生には、クレジットを行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の理解度をよく確認したうえで、ゆっくりと進めていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
電卓もしくは電卓機能のついたスマートホン
その他の重要事項Others
期末試験はオンラインで行う。試験問題の提出は時間厳守とするので、十分に注意をして試験に臨むこと。試験を受験しない場合には、評価点が法政大学の基準となる60点に満たないこととなるので留意すること。