文学部Faculty of Letters
GEO300BF(地理学 / Geography 300)測量学及び測量実習Ⅰ測量学及び測量実習Ⅰ
川本 利一Riichi KAWAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3461 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
「測量学及び測量実習Ⅰ」を履修する場合は,「測量学及び測量実習Ⅱ」も同 時に履修すること。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The most fundamental information regarding space is information regarding position.Surveying is the method used to get this information regarding position. In this class, studies along with actual practice will be held for learning the basic theories concerning surveying, all with the aim of learning the basics of surveying. In particular, leveling, which is one of the pillars in the basic handling of surveying data and in surveying will be the focus of this lesson's study and practice.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
空間に関する最も基本的な情報は位置に関する情報である.位置に関する情報を取得する手段として用いられるのが測量である.この授業では,測量に関する基礎理論を学ぶとともに,実習を行い,測量の基礎的技術の習得を目指す.特に,測量データの基礎的な取り扱い及び測地測量の一つの柱である高さを測る水準測量を中心に講義・実習を行う.
到達目標Goal
測量に関する基礎的知識を習得する.測量に関する誤差を理解し誤差の計算ができるようになる.距離測量と水準測量の技術を習得し実施することができる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
測量法及び測量の資格と社会との関係,測量の基本となる事項やさまざまな測量についての講義,測量で得られたデータ処理の基礎である誤差学に関する講義・計算実習,測地測量の一つの柱である高さを測る水準測量の講義・実習・計算処理を行う.教室で行う講義と実際に測量機器を使った測量を組み合わせて学ぶ.測量結果に基づき計算を行い,最終成果として測量結果に基づき測量簿冊及び成果表を作成する.
課題等のフィードバックは「学習支援システム」及び授業を通じて行う.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:測量とは
測量の概要と歴史について講義する
第2回:測量の法律と資格
測量に関する法律と測量の資格について講義する
第3回:地球の大きさ・形状
地球の大きさ,形と測量の原理について講義する
第4回:誤差論1
誤差の種類と対処方法について講義する
第5回:誤差論2
誤差に関わる計算方法と計算実習
第6回:各種測量とその原理
角測量,距離測量,GPS測量,トータルステーションを用いた測量,簡易測量の原理と方法について講義する
第7回:水準測量の原理
水準測量の原理,使用する機器について講義する
第8回:水準測量実習1
レベルの使用方法
第9回:水準測量実習2
観測方法の習得
第10回:水準測量実習3
水準測量の観測実習(往)
第11回:水準測量実習4
水準測量の観測実習(複)
第12回:水準測量のデータ処理1
観測データの整理方法について講義する
第13回:水準測量のデータ処理2
実習で行った観測データの整理
第14回:まとめ
観測結果を使用して新点の標高及び最確値等の計算
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習問題の宿題は,次の授業時までに必ず提出すること.
授業時間内に終了しなかったデータ整理はグループごとに協力して次に授業時までに終わらせておくこと.本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします.
テキスト(教科書)Textbooks
参考書:長谷川 昌弘・川端 良和『改訂新版 基礎測量学』電気書院
参考書References
書店では測量学に関するさまざまなテキスト,図解テキストが売られている.自分の興味やレベルに応じた本を参考とするとよい.
中堀義郎ほか著『絵で見る基準点測量 第2版』日本加除出版
斉藤博ほか著『新版 教程 基準点測量』山海堂
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(20%),授業中に行う計算・測量の成果(最終課題)(50%),実習態度(30%)を総合して評価する.提出物の欠如者には単位は与えられない.
なお,測量学及び測量実習Ⅰを履修する場合は,測量学及び測量実習Ⅱも同時に履修すること.測量学及び測量実習Ⅰだけの履修は認めない.また,受講を希望する者は第1回授業から出席すること.
また,使用する教室の関係から抽選によって履修者の決定を行う場合がある.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義・実習は基礎的なものに重点を置き,測量の基礎について修得を目指す.
また,測量機器の操作方法等の実習内容について判りやすい説明を行う.
その他の重要事項Others
関数電卓を必ず持参すること.
国土地理院職員として測地測量に従事した者が,高さを測る水準測量を中心に講義及び実習を指導する.