現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration

多摩キャンパスを取り巻く地域社会の歴史・文化・政治・経済・社会環境やそこで生きる人々から学び、この地で学生生活を送る固有の意義と、大学や学生の社会的役割について探求する。

近隣地域社会が抱える課題や可能性から学ぶことを通して、法政大学多摩キャンパスの学生としての自分が立っている＜場所＞への理解と認識を深め、その後の主体的学習・活動への手がかりとする。

ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP3」と「DP4」に関連

日本語 / Japanese

本授業は、2013年度に開設した「法政大学多摩地域交流センター」が、多摩４学部の教員と協力して実施する、４学部共通の授業である。多様な専門領域の教員によるリレー形式で、近隣地域からのゲスト講師を多く招き、実践的かつ理論的に学ぶ。受け身な態度でなく、自らも当事者とともに地域の課題に向き合い、その解決に共に関わろうとする受講生を期待している。
なお、ゲスト講師の都合や授業の展開によって、若干の変更があり得る。
各回のリアクションペーパーに対しては、その都度講師が評価し、必要に応じてフィードバックする。

なし / No

なし / No

秋学期

※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。

第1回：導入

この科目をなぜ、どのように学ぶのか

第2回：多摩キャンパス版「法政学」

法政大学の歴史・建学の精神と多摩キャンパスの歴史

第3回：多摩キャンパスと近隣地域(1)

多摩キャンパスで学び近隣自治体で働く卒業生の視点から学ぶ

第4回：多摩キャンパスと近隣地域(2)

多摩キャンパスで学び近隣地域で働く卒業生の視点から学ぶ

第5回：多摩キャンパスと近隣地域(3)

多摩地域のエリアマネジメントを学ぶ

第6回：多摩地域の現代史(1)

多摩地域の住民運動の歴史

第7回：多摩地域の現代史(2)

団地開発とベッドタウンとしての多摩地域の形成

第8回：多摩地域の現代史(3)

多摩の平和運動・子育て・自治体づくり

第9回：これからの多摩地域の形成(1)

超高齢化によるコミュニティの持続可能性の危機

第10回：これからの多摩地域の形成(2)

新たなつながりを創り出すコミュニティビジネス

第11回：これからの多摩地域の形成(3)

地域の資源をエネルギーに

第12回：これからの多摩地域の形成(4)　

コミュニティ文化とスポーツ

第13回：まとめ

支え合いの地域社会と居場所づくり

第14回：これからの多摩地域の形成(5)　

ふりかえりのワークショップ：グループ・ディスカッション

必要に応じて次回の授業内容の関連資料を紹介し、事前学習を課すことがある。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。

必要に応じて適宜紹介する。

授業時に適宜紹介する。

平常点（30％程度）とレポート（70％程度）で評価する。

授業内でのアンケートから、「多摩地域を身近に感じられるようになった・地域での活動への関心が高まった」といった感想が寄せられており、今年度も更なる内容の充実を図っていく。

・授業支援システムを利用する。
・本授業の内容は、内部での記録作成のためビデオ録画を行う予定である。

〇講義の目的・運営上の必要から700人までに受講を制限する科目とする。春学期の受講登録手続きより前にウェブ抽選を行い、当選したものだけが受講登録を行うことができる。
〇本授業は先述のように、「多摩地域交流センター」と関連した科目であり、学生による自主活動に向けたきっかけづくり＝媒介的な学習の場となることを目指している。授業内容に刺激、触発を受けた受講生は、積極的に同センター（総合棟2階）を訪ね、フィールドワークや自主活動のきっかけづくりに結び付けて欲しい。