デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES300NA(デザイン学 / Design science 300)タウンマネジメントTown Management
藤澤 浩子、土屋 愛自Hiroko FUJISAWA, Aiji TSUCHIYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B3017 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | 都市:建築士 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 展開科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to study on the town management, which is one of the policy for the creation of a sustainable city. This course deals with basic concepts of various domestic town management cases (including Nonprofit Organization as leaders), a problem and town planning method. It also enhances actual way of policy making through the course. Please refer to the schedule for detailed information.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は、持続可能な都市を構築するための政策の1つであるタウンマネジメントについて学ぶことを狙いとする。そのために、タウンマネジメントを担うステークホルダー(NPO等)、全国で展開している様々なタウンマネジメントの事例について理解を深めつつその課題やまちづくり手法を学ぶ。また、演習を通じて具体的な政策立案方法についても取り組む。
到達目標Goal
市民参加のまちづくりを実践するためのマネージメント手法を習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち「DP2」、都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」、システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は実社会で活躍している2人の講師を加えて進める.住民参加,NPO活動及び行政の視点からのタウンマネージメントの手法や問題点を明らかにし,住民参加によるまち育ての方向性を講義する。また、課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
タウンマネージメントについて概略を理解する
タウンマネージメントを行う組織について理解する。
2:タウンマネジメントのステークホルダー
地域運営におけるNPOの役割、NPO法人制度について理解する。
3:タウンマネジメントのステークホルダー(NPO法人)
NPO法人の設立と運営手法について理解する。
4:タウンマネジメントの管理形態
指定管理者制度について理解する。
5:タウンマネジメントの管理形態(指定管理者)
グループワーク(指定管理者制度の運用実態を把握する)
6:NPO法人によるタウンマネジメントの総括
NPO法人の活動のバリエーション、最新動向及び諸課題、今後の展望
7:自治体の視点からのタウンマネジメントの概要
都市の魅力アップと都市マネジメントについての解説
8:自治体の視点からのタウンマネジメント事例
・都市施設のマネジメント
・都市インフラのマネジメント
9:タウンマネジメントの先進的な取り組み
・日本版BIDの概要
・都市まるごとマネジメント事例(富山市)
10:タウンマネージメント課題
・インフラとセットのマネジメント事例
・神戸市、船橋市の事例
11:プロジェクト対応型のタウンマネジメント事例(Ⅰ)
タウンマネージメントを補完する国の制度,拠点開発型タウンマネージメントの事例
12:プロジェクト対応型のタウンマネジメント事例(Ⅱ)
タウンマネージメントの官民連携事例(横浜市・さいたま市)
13:提出課題の発表
・発表の進め方
・提出課題の発表
14:タウンマネジメント講義の総括
・講義の総括
・提出課題の発表
・課題の講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1. 復習
2. まち育てについて事例を把握しレポート作成
3. HPなどで事例検索
4. 演習課題をまとめる
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義ごとに資料を配布する
参考書References
・「まちの価値を高めるエリアマネジメント」小林重敬+一般財団法人森記念財団(学芸出版社)
・「都市づくり戦略とプロジェクトマネジメント」岸田比呂志・卯月盛夫(学芸出版社)
・「縮小まちづくりー成功と失敗の分かれ目」米山秀隆(時事通信出版局)
成績評価の方法と基準Grading criteria
2つのテーマに関する提出レポート、発表により評価する.
・レポート(藤澤)40%
・レポート(土屋)50%
・発表(土屋) 10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
その他の重要事項Others
現在、政令市(さいたま市)に勤務し、都市計画部門を所掌している。自身の経験から自治体の取り組むまちづくりについて実践的な講義を行う。(土屋)
NPO法成立以前から主にNPO支援分野で活動を続け、現在も複数のNPOで役員を務めている経験を活かし、実践知と最新動向を踏まえた講義を行う。(藤澤)