教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
読書と豊かな人間性Reading for Human Development
有山 裕美子Yumiko ARIYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C6815 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Regarding reading activities at school libraries, our course will focus on their meaning and purpose with a particular emphasis on the learning and reading. Besides, you will systematically learn about the history of reading education and the transition of child literature. While keeping in mind the school work and teaching method corresponding to children's formative stage, you will view reading as an education of the brain and look into the way it can support the curriculum.
【Learning activities outside of classroom】
Review what you have learned in each class and prepare for the next lecture. Prepare for presentations and assignments as appropriate. Read the assigned textbooks in advance, etc. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each. The standard preparation/review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
Attitude toward class participation, assignments/reports, and examinations will be evaluated comprehensively. Attitude to actively engage in lectures, such as exercises and discussions, will be especially highly evaluated. 50 points for regular class work (including presentations on assignments, etc.), 20 points for assignments and reports, and 30 points for the final examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学校図書館における読書活動について、「学び」と「読書」を軸にしながら、読書活動の意義と目的について押さえる。さらに、読書教育の歴史や児童文学の変遷について系統的に学ぶ。また、子どもの発達段階に応じた作品や指導方法を念頭に置きながら、心の教育としての読書、そして教育カリキュラムを支える読書のあり方についても考察する。
到達目標Goal
学校図書館における読書活動について、その意義や実施方法等について多方面から考察するとともに、司書教諭としての基礎的、実践的な力を習得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習や発表等を随時行い、受講生が主体的に学習に参加できるようにする。また、授業毎のリアクションペーパー提出の他、学生からの積極的な発信を期待する。可能であれば、実際に読書指導等を行っている場所への見学や外部ゲスト講師の招聘も検討したい。また、提出物に対するフィードバックは学習支援システムを通じて行い、リアクションペーパーにおける質問やコメントは授業で紹介し、フィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
授業の内容、授業の進め方、課題、評価の方法など。
第2回[オンライン/online]:読書活動の意義と目的
読書とは何か、学校図書館における読書指導の意義とは何かについて考える。
第3回[オンライン/online]:読書教育の歴史
子どもの読書活動の歴史、および子どもの読書活動の法律の変遷について学ぶ。
第4回[未定/undecided]:児童文学の変遷
日本や海外における子どものための作品がどのような変遷をたどってきているかについて学ぶ。読み継がれてきた本、新しい本の動向について理解する。
第5回[未定/undecided]:読書能力の発達
子どもの発達段階に応じた、読書能力の発達と、読書興味の発達について学ぶ。
第6回[未定/undecided]:発達段階に応じた読書の指導計画①
読書の導入的指導について、楽しみや生き方に関わる読書を中心に、発達段階に応じた資料を提示しながら考える。
第7回[未定/undecided]:発達段階に応じた読書の指導計画②
読書の展開的指導について、調べ学習を中心に、教科指導や総合的な学習の時間等における指導に重点を置きながら学ぶ。
第8回[未定/undecided]:読書資料の多様化と種類
子どもを取り巻く読書環境の現状、様々な形態やジャンルの図書について学ぶ。電子書籍やICTを活用したものなど、出来るだけ新しい動向を取り入れる。
第9回[未定/undecided]:読書資料の選択
その発達段階に応じて、子どもに提供する本をどのように選んでいくかについて学ぶ。
第10回[未定/undecided]:読書体験の表現と交流
読書感想文や読書会、ビブリオバトルなど様々な読書体験の方法について学ぶ。
第11回[未定/undecided]:読書の指導方法①
読書に関する指導方法やイベント企画など、どのようなアプローチが考えられるか検討する。
第12回[対面/face to face]:読書の指導方法②
実際に企画した読書の指導方法等についての実演や発表を行う。
第13回[対面/face to face]:読書活動の展開
家庭や地域、公共図書館との連携
学校図書館活動の中で展開する読書活動について、図書委員会活動や図書館活動などの広報活動を中心に学ぶ。
また、家庭や地域、公共図書館との連携を考える中で、生涯学習としての読書のあり方について学ぶ。
第14回[対面/face to face]:振り返りとまとめ
学校図書館における読書の現状と今後の課題
これまでの学習内容を振り返り、学校図書館における読書活動及び読書指導についてまとめるとともに、現状や今後の課題について考察する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各授業で学んだことを復習し、次回の講義に備える。適宜プレゼンテーションや課題に向けての準備を行う。指示されたテキストを事前に読むなど。なお、本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とする。なお、本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。適宜資料を配布する。
参考書References
『読書と豊かな人間性』「探究 学校図書館学」編集委員会編著 全国学校図書館協議会 2020年(2200円)
『読書教育の未来』日本読書学会編 ひつじ書房 2019年 (5500円)
『読書イベント実践事例集: 学校図書館が動かす』牛尾直枝・高桑弥須子・著 少年写真新聞社 2016年(1944円)、
ほか、授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加態度、課題・レポート、試験を総合的に評価する。演習やディスカッション等、積極的に講義に取り組む姿勢は、特に高く評価する。平常点(課題発表等を含む)50点、課題・レポート20点、期末試験30点。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義等における学生の意見を尊重しながら、講義を進める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業もあるので、可能であれば自身のパソコンを用意することが望ましい。資料配布や課題提出に授業支援システムを使用する。
その他の重要事項Others
本講義は、司書教諭資格を取得するための科目である。
授業中に求められる学習活動
D,E,F,G