教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
学校図書館メディアの構成Collection and Organization in School Library
有山 裕美子Yumiko ARIYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C6812 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土4/Sat.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Students learn how to use school library’s functions and resources for teaching. For that purpose they learn an inquiry learning and information literacy. This subject is a weak point in Japanese school library. To realize that teaching needs using school library, library staffs(teacher librarian and school librarian)have to appeal the meaning of school library to teachers.
【Learning activities outside of classroom】
If possible, actually visit the school library to see the layout, classification, cataloging, and distribution of the school library to get a concrete picture of the media as a whole. In addition, be aware that many ICT-related media, such as the GIGA school concept, have entered the field of school education, and actively learn about the latest trends in these media and strive to make use of them.
【Grading Criteria /Policy】
Positive contribution to the class, such as speaking up in class, report assignments, and exercise assignments.
Ordinary points (active contribution to class, small assignments during class): 40 %.
Submitted report "Thinking about teaching with multiple media": 20%.
Exercises, etc.: 40 %.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学校図書館メディアの種類、組織化、選択法と分類、目録の基礎を学ぶ。また、学校図書館におけるメディアの構成に関する理解と実務能力の育成を通して、使いやすい学校図書館をつくる上での基礎的な知識を身につける。
到達目標Goal
学校図書館の現場で必要な学校図書館メディアについての知識、選択にあたっての心構えを身につける。また、それぞれのメディアの特徴を抑えた上で、利用者にとってどうメディアを構成していけば良いか考え、分類や件名などの意味や付与の方法について学ぶ。さらに、メディア検索のための目録の基礎や、利用しやすい配架、レイアウトの基本を知る。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各種メディアの種類と特性を理解し、授業においてどう活用するかをまず考える。また、学校図書館メディアの構築のために、資料・情報の選択と収集・提供に必要なメディアを評価する力をつけるとともに、メディア選択・収集・更新・廃棄の基準等の実務を知る。メディアの組織化に関しては、分類や件名の付与などの基本的事項を押さえるとともに、演習を行う。また、提出物に対するフィードバックは学習支援システム等を通じて行い、リアクションペーパーにおける質問やコメントは授業で紹介し、フィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:学校図書館メディアの教育的意義と役割
学校図書館のメディアと教育の関わりとその役割について、最新の教育動向も踏まえながら捉える。
2[オンライン/online]:学校図書館メディアの授業での活用
複数のメディアを活用した授業事例等を、新学習指導要領やGIGAスクール構想などとにも結びつけながら考察する。
3[オンライン/online]:学校図書館メディアの種類
学校図書館メディア基準等を参考にしながら、学校図書館で取り扱うメディアについて、その歴史と種類について学ぶ。
4[未定/undecided]:学校図書館メディア、組織化の流れ
学校図書館メディアを児童生徒に提供するまでの流れについて、その全体的な流れを把握する。
5[未定/undecided]:学校図書館メディアの選択1
学校図書館メディアを受け入れる際の考慮するポイント、収集方針等について学ぶ。
6[未定/undecided]:学校図書館メディアの選択2
学校図書館メディアを購入際の予算や、その組織化、方法等について学ぶ。
7[未定/undecided]:学校図書館メディアの分類意義・歴史
学校図書館メディアの分類はなぜ必要か、その歴史を学ぶとともに、その意義、種類などについて学ぶ。
8[未定/undecided]:日本十進分類法(NDC)の仕組み
NDC の仕組みと、その応用方法について学ぶ
9[未定/undecided]:分類演習
NDCを用いて、実際に分類を行う。可能な範囲で、附属図書館等を活用して行う。
10[未定/undecided]:日本目録規則(NCR)の仕組み
NCRの仕組みと意義、またその歴史や種類等について知る。
11[未定/undecided]:目録演習
記述と記述を構成する書誌的事項等についての確認、及び演習を行う。
12[対面/face to face]:メディアの保存と装備
メディアの保存方法や提供方法について学ぶ。また、装備等の実習を行う。
13[対面/face to face]:図書館レイアウト
学校図書館のレイアウト計画を立て、その効率的な方法について考えるとともに、児童生徒にとって使いやすい図書館はどういう図書館か考える。
14[対面/face to face]:学校図書館メディアの実際・まとめ
講義全体を振り返るとともに、最近の動き等を確認しながら、これからの学校図書館について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
可能であれば実際に学校図書館に行き、学校図書館のレイアウト、分類、目録、配架を見て、メディアの全体像を具体的に掴むようにする。また、GIGAスクール構想等、ICTに関するメディアが多数学校教育の現場に入っていることを意識し、積極的にそれらのメディアの最新動向を知るとともに、活用にも努めること。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。随時資料を配布する。
参考書References
『学校図書館メディアの構成』「探究 学校図書館学」編集委員会 編著 全国学校図書館協議会 2020
『改訂新版 学校図書館メディアの構成』北克一 平井尊士 放送大学教育振興会 2016
『学校図書館メディアの構成』小田光宏編 樹村房 2016
他、授業内適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業時の発言など授業への積極的な貢献度、レポート課題、演習課題。
平常点(授業への積極的な貢献度、授業時の小課題): 40 %
提出レポート「複数のメディアを使った授業を考える」: 20 %
演習課題等: 40 %
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業目標の明示を心がける。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業もあるので、可能であれば自身のパソコンを用意することが望ましい。資料配布や課題提出に授業支援システムを使用する。
その他の重要事項Others
本科目は司書教諭資格取得のための科目である。