教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
情報資源組織演習Seminar on Organization of Information Materials
山口 洋Hiroshi YAMAGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C6810 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
Learn subject analysis, classification method, cataloging skills.
【Learning Objectives】
By the end of the course, students should be able to do the followings:
① Master the "Nippon Decimal Classification" (NDC).
② Master the "Basic subject heading table" (BSH).
③ Master the "Nippon Cataloging Rules" (NCR).
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparation and review time for this class is 2 hours. To prepare, check the text, check the handouts, and check the terms. In the review, let's confirm what you learned in class.
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end examination: 60%、Short reports : 20%、in class contribution: 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習では、分類や目録作業を通して受講生が主題分析、分類付与の方法、目録作成の技術を習得し、図書館資料の組織化に関わる能力を身につけることを目標とします。具体的には、『日本十進分類法』(NDC)、『基本件名標目表』(BSH)、『日本目録規則』(NCR)の構成とその使用方法を学びます。
到達目標Goal
① 『日本十進分類法』(NDC)を使用して、各主題分野に応じた適切な分類記号を与えることができる
② 『基本件名標目表』(BSH)を使用して、各主題分野に応じた適切な件名を与えることができる
③ 『日本目録規則』(NCR)に従って、各種情報資源に対する目録データを作成できる
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は技術の習得を目的とした演習形式で進めます。各回は最初に解説を行い、その後課題を利用して各人の技術習得を目指します。課題については受講生に発表する機会があります。また個別指導も行い、各人のスキルアップを目指します。また学習支援システムhoppiを利用して提出やフィードバックを行います。授業資料も授業支援システムhoppiで配信します。データのダウンロード、もしくは印刷をお願いします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:情報資源組織化の意味
組織化の目的と仕組みの概観を解説する
第2回[対面/face to face]:『日本十進分類法』10版(NDC10)
日本十進分類法の解説
第3回[対面/face to face]:分類規程と主題判断
分類規程と主題判断について解説、演習を行う
第4回[対面/face to face]:NDC10の一般補助表
形式区分、地理区分、海洋区分、言語区分の使用法
第5回[対面/face to face]:NDC10の0類1類の分類法
NDC10の0類(総記)1類(哲学)の解説と演習
第6回[対面/face to face]:NDC10の2類の分類法
NDC10の2類(歴史)の解説と演習
第7回[対面/face to face]:NDC10の3類の分類法
NDC10の3類(社会科学)の解説と演習
第8回[対面/face to face]:NDC10の4類の分類法
NDC10の4類(自然科学)の解説と演習
第9回[対面/face to face]:NDC10の5類の分類法
NDC10の5類(技術.工学)の解説と演習
第10回[対面/face to face]:NDC10の6類の分類法
NDC10の6類(産業)の解説と演習
第11回[対面/face to face]:NDC10の7類の分類法
NDC10の7類(芸術)の解説と演習
第12回[対面/face to face]:NDC10の8類の分類法
NDC10の8類(言語)の解説と演習
第13回[対面/face to face]:NDC10の9類の分類法
NDC10の9類(文学)の解説と演習
第14回[対面/face to face]:分類の総合演習
NDC10を利用して分類付与を行う。
第15回[対面/face to face]:図書記号と別置記号
図書記号と別置記号の解説。日本著者記号表の使い方
第16回[対面/face to face]:『基本件名標目表』(BSH)解説と件名作業
基本件名表目標の構造と件名作業の解説
第17回[対面/face to face]:一般件名規程1
一般件名規程の解説と演習
第18回[対面/face to face]:一般件名規程2
一般件名規程の解説と演習
第19回[対面/face to face]:特殊件名規程
特殊件名規程の解説と演習
第20回[対面/face to face]:『日本目録規則』(NCR)解説
『日本目録規則』(NCR87)の基本項目解説
第21回[対面/face to face]:和書目録作成①単行書
単行書の記述方法
第22回[対面/face to face]:和書目録作成②単行書の様々な事例
単行書の記述方法
第23回[対面/face to face]:和書目録作成③シリーズものの図書(基礎)
シリーズものの図書の記述方法
第24回[対面/face to face]:和書目録作成④シリーズものの図書(発展)
シリーズものの図書の記述方法
第25回[対面/face to face]:和書目録作成⑤分冊、構成部分を持つ図書
分冊、構成部分を持つ図書の記述
第26回[対面/face to face]:アクセスポイント
アクセスポイントの付与
第27回[対面/face to face]:総合演習
実力問題に挑戦する
第28回[対面/face to face]:まとめ
まとめと展望
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とします。予習はテキストの該当箇所の確認と配信資料のチェック、用語の調査確認のみで構いませんが、復習は繰り返し行い、習った内容が定着するように心がけてましょう。また、分類は日頃より図書館の書架を利用して親しむ様に心がけるとよいでしょう。質問は授業支援ツールhoppiから常に受け付けます。復習しながら分からない箇所はこれを使って質問しましょう。
テキスト(教科書)Textbooks
竹之内禎ほか編著『情報資源組織演習:情報メディアへのアクセスの仕組みをつくる』,ミネルヴァ書房,2016
参考書References
小林康隆編著『NDCの手引き:「日本十進分類法」新訂10版入門』(JLA図書館実践シリーズ;32)、日本図書館協会、2017
今まど子、小山憲司編著『図書館情報学基礎資料』第4版、樹村房、2022
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点20%、演習課題20%,実力問題60%として,以下の点を評価します。
1) 『日本十進分類法』(NDC)を使用して,各主題分野に応じた適切な分類記号を与えることができるか
2) 『基本件名標目表』(BSH)を使用して,各主題分野に応じた適切な件名を与えることができるか
3) 『日本目録規則』(NCR)に従って,各種情報資源に対する目録データを作成できるか
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
復習のポイントをわかりやすく示すようにします。
その他の重要事項Others
「情報資源組織論」を履修済みまたは履修中であることを前提として授業を進めます。
授業中に求められる学習活動
C,D,E,F,G