教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
情報サービス演習Seminar on Information Service
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C6806 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Course outline
In this course, you will learn the skills necessary for information services through exercises based on the knowledge you learned in information service theory.
1. Learn how to search information sources (databases).
2. Learn how to build website and database for outgoing information service.
Learning Objectives
(1) Understand the contents of questions from users in the library reference service. Then, you will be able to select appropriate information resources.
(2) You will be able to master information resources such as various databases.
(3) Acquire basic knowledge of ICT necessary for outgoing information services.
Learning activities outside of classroom
The class support system "HULiC" dedicated to the librarian course will be used for presenting class materials, contacting, and submitting assignments. http://lc.i.hosei.ac.jp/
This subject will proceed on the assumption that you are preparing for it. If you are absent, read the text carefully and review it based on the guidance in "Hulic" above.
The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
Your final grade will be calculated according
to the following process:
summer assignment 35%
winter assignment 35%
Usual performance score 30%
and a fraction of in-class contribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
情報サービス演習は「情報サービス論」と対を為す科目です。情報サービス論で学んだ知識をもとに、情報サービスに必要な技能を演習を通じて修得します。
次の2点が目的です。
1.情報資源(データベース)を検索し回答する方法を学ぶ
2.発信型情報サービスのためのウェブサイト・データベースを構築する方法を学ぶ
到達目標Goal
下記を到達目標とします。
①図書館のレファレンスサービスにおいて、質問の内容を理解し、適切な情報資源を選択できるようになる。
②様々なデータベースをはじめとする情報資源を使いこなせるようになる。
③発信型情報サービスのために必要なICTの基礎知識を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は演習形式で行います。実際の図書館におけるレファレンスサービスを模して行いますので、二人一組でのレファレンスインタビューの演習、グループでの演習もあります(秋学期)
また毎回、データベースの演習課題を課すことにより、情報資源としての事典、書誌などの資料や、データベース、インターネット情報などを使いこなせるように進めます。
さらに発信型情報サービスのためのウェブサイト作成やデータベース構築を、演習課題を通じて身につけます。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。リアクションペーパーは毎回配布予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
ガイダンス(履修登録に際して)
第2回[対面/face to face]:情報サービスの設計と評価
1.図書館における情報サービス
2.レファレンスサービスの体制づくり
3.情報サービスの評価
4.情報サービスの設計の見直しと改善方法
第3回[対面/face to face]:情報サービス演習の準備
1.情報資源とレファレンスコレクション
2.演習の目的と注意事項
3.プロセスの確認とレポートの作成
4.コンピュータ検索の基本
5.演習の具体例
第4回[対面/face to face]:情報資源の探し方
1.情報資源の特徴とそのアプローチ
2.検索エンジン
3.ウェブ情報資源のガイドと情報資源リンク集
4.レファレンスブックのガイド
5.書誌の書誌
6.図書館およびその他の情報資源
第5回[対面/face to face]:ウェブページ,ウェブサイトの探し方
1.ウェブページ,ウェブサイトの特徴とそのアプローチ
2.検索エンジン
3.アーカイブサイト
4.限定した範囲のウェブページやウェブサイトの検索
第6回[対面/face to face]:図書情報の探し方
1.図書情報の特徴とそのアプローチ
2.図書館サービスを利用する
3.出版情報を利用する
4.各種書誌を利用する
5.電子図書館サービスを利用する
第7回[対面/face to face]:雑誌および雑誌記事の探し方 ①
1.雑誌および雑誌記事の特徴とそのアプローチ
2.雑誌記事を探す
第8回[対面/face to face]:雑誌および雑誌記事の探し方②
3.逐次刊行物を探す
4.電子ジャーナルを利用する
第9回[対面/face to face]:歴史・日時の探し方
1.歴史・日時の特徴とそのアプローチ
2.歴史事典
3.歴史便覧
4.年表
5.事物起源事典・行事事典
6.歴史地図
第10回[対面/face to face]:新聞記事の探し方
1.新聞記事の特徴とそのアプローチ
2.オンライン・データベースを利用する
3.新聞社のウェブサイトを利用する
4.ニュースサイトを利用する
5.その他新聞記事関係書誌を利用する
第11回[対面/face to face]:言葉・事柄の探し方
1.言葉の特徴とそのアプローチ
2.国語辞典
3.漢和辞典
4.対訳辞典と英英辞典
5.特殊辞典
6.事柄・統計の特徴とそのアプローチ
7.百科事典
8.専門事典
9.複数辞典・事典のウェブサイト
第12回[対面/face to face]:統計情報の探し方
・統計
・年鑑・白書
・便覧
第13回[対面/face to face]:地理・地名・地図の探し方①
1.地理・地名・地図の特徴とそのアプローチ
2.地理学事典
3.地図帳・地図・地図サイト
第14回[対面/face to face]:地理・地名・地図の探し方②
4.地名事典
5.国や自治体のウェブサイト
6.旅行ガイドブックと観光協会のウェブサイト
7.地域事典・地域便覧
8.地域年鑑
第15回[対面/face to face]:人物・企業・団体の探し方
1.人物・企業・団体の特徴とそのアプローチ
2.人物を探す
3.企業を探す
4.団体・機関を探す
5.主な商用データベース
第16回[対面/face to face]:法律・判例・特許の探し方
1.法律・判例の特徴とそのアプローチ
2.特許の特徴とそのアプローチ
第17回[対面/face to face]:ファッション分野の探し方
服飾、ファッション分野の情報の探し方
第18回[対面/face to face]:音楽、映画分野の探し方
音楽や映画といった芸術分野の情報の探し方
第19回[対面/face to face]:レファレンスインタビュー①
レファレンスインタビューについて、2人組で模擬演習を行う。
第20回[対面/face to face]:レファレンスインタビュー②
レファレンスインタビューについて、2人組で模擬演習を行う。
第21回[対面/face to face]:理系論文検索(1)
シソーラスを用いた検索。科学技術系論文を探す。
第22回[対面/face to face]:理系論文検索(2)
PubMedをはじめとする医学系のDBの使い方。論文の探し方。
第23回[対面/face to face]:総合演習課題
分野を問わない演習課題をこなす。
第24回[対面/face to face]:発信型情報サービスの概要
これまでの情報サービスと発信型情報サービスの比較。
第25回[対面/face to face]:発信型情報サービスの構築と維持管理
1.インフォメーションファイルの作成と維持管理
2.パスファインダーの作成と維持管理
3.FAQとリンク集の作成と維持管理
4.レファレンス事例集およびレファレンス事例データベースの作成と維持管理
第26回[対面/face to face]:SNS演習(1)
図書館とソーシャルメディアについて
第27回[対面/face to face]:SNS演習(2)
SNSを用いた図書館からの情報発信について
第28回[対面/face to face]:冬季課題の発表
冬季課題について各自発表する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の資料提示・連絡・課題提出には、図書館司書課程専用の授業支援システム「HULiC」を用います。http://lc.i.hosei.ac.jp/
本科目は予習していることを前提に授業が進行します。欠席した場合は、テキストを熟読の上、上記の「Hulic」内の案内を元に復習します。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
原田 智子, 江草 由佳, 小山 憲司. 情報サービス演習. 3訂, 樹村房, 2021, xix, 221pp.
参考書References
検索スキルをみがく : 検索技術者検定3級公式テキスト / 原田智子編著 ; 吉井隆明, 森美由紀著. 樹村房 , 2020
その他の参考書は講義の中で随時指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
夏季課題 35%
冬季課題 35%
平常点 30%
レポート・発表の資料等はすべて「HULiC」を用います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新型コロナウイルスの影響により、特にありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
司書課程の授業支援システム「Hulic」を毎回使用します。
その他の重要事項Others
「実務経験のある教員による授業」に該当:サーチャー(1級)としての実務経験をもとに、実践的な図書館のレファレンスサービスの演習を行います。