教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
児童サービス論Library Services for Children
松田 ユリ子Yuriko MATSUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C6804 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】The goal of this course is to provide students with the knowledge required to plan, implement and evaluate a program of public library services for children.
【Learning Objectives】 By the end of the course, students should be able to understand library services for children in public libraries from a broad perspective, and to consider the role that library services for children should play in people's lifelong learning and enjoyment.
【Learning activities outside of classroom】 Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapters from the text, and submit a report on the assigned topic by the due date.
【Grading Criteria /Policy】 Final grade will be calculated according to the following process Mid-term report (70%), term-end report (30 %), and in-class contribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
公共図書館の専門職として司書が持つべき児童サービスについての知識の習得を目指す。公共図書館における子どものための図書館サービスについて広い視野から理解し、人々の生涯に渡る学習と楽しみのために子どものための図書館サービスが果たすべき役割について考える。
到達目標Goal
(1)図書館サービスの対象者である「子ども」について知る。
(2)「子ども」向けの図書館資料について知る。
(3)「子ども」と資料とを結びつける活動の企画や実施、評価方法について知る。
(4)地域や学校などとの協働活動について知る。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
教科書および関連する文献を読み、与えられたテーマで期日までにレポートを提出する。
翌週までに講師からのコメントを受け取り、指定された時間にやり取りの過程で生じた疑問点や考察したことをディスカッションする。提出物に対するフィードバックは学習支援システムを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
講義のすすめ方と概要
第2回[オンライン/online]:児童サービスの意義
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第3回[オンライン/online]:子どもの生活と読書
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第4回[オンライン/online]:児童サービスの資料
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第5回[オンライン/online]:児童コレクションの形成と管理
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第6回[オンライン/online]:児童サービスの諸活動
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第7回[対面/face to face]:児童サービスの運営
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第8回[対面/face to face]:子どものための図書館プログラム
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第9回[対面/face to face]:子どもと資料をつなぐ技術
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。また実際に技術を体験する。
第10回[対面/face to face]:乳幼児サービス/ヤングアダルトサービス/特別な支援
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第11回[対面/face to face]:子どもの読書活動推進とネットワーク/学習支援と学校図書館
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第12回[対面/face to face]:様々な児童サービスと連携
事前に教科書の指定箇所を読み、課題を提出し、それに基づいて議論を行う。
第13回[対面/face to face]:まとめ
まとめと最終課題の提示
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とする。その他に、児童図書館や公共図書館児童コーナーの体験調査を課す。(ただし、緊急事態宣言等で図書館が閉館している場合はこの限りではない)また、講義で取り上げられた資料を中心に、できるだけ多くの児童サービスのための資料を読むこと。
テキスト(教科書)Textbooks
堀川照代編著. 児童サービス論 新訂版(JLA図書館情報学テキストシリーズ Ⅲ-6). 日本図書館協会, 2020.
参考書References
汐崎順子著『児童サービスの歴史:戦後日本の公立図書館における児童サービスの歴 史』創元社, 2007東京子ども図書館編『ブックトークのきほん:21の事例つき』東京子ども図書館,2016.
日本図書館協会児童青少年委員会児童図書館サービス編集委員会『児童図書館サービス1:運営・サービス編』日本図書館協会, 2011.
日本図書館協会児童青少年委員会児童図書館サービス編集委員会『児童図書館サービ ス2:児童資料・資料組織編』日本図書館協会, 2011.
望月道浩, 平井歩実編著『児童サービス論』学文社, 2015.
成績評価の方法と基準Grading criteria
各レポート提出が最低条件である。レポート70%、最終レポート30%の比率で評価を行う。質問やディスカッションなど授業参加の状況なども加味する場合がある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年身近な公共図書館の児童サービスをできる限り現地で見聞きすることを課してきたが、施設によって担当者へのインタヴュー等が難しい場合があった。そこで、学生としてではなく、児童資料を利用する一利用者としての体験を課し、そこから分かったことを持ち寄って議論する方法を取ることとしたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコンが必要だが、用意できない場合は相談すること
その他の重要事項Others
教科書だけでなく、示された参考文献その他の情報も可能な限り参照すること。また、参照した文献は全て必ずレポート末尾に示すこと。