教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
図書館サービス概論Library Services
有山 裕美子Yumiko ARIYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C6803 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土4/Sat.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Even when the same term of library services are in use, those services differ depending on the areas or the library types. In this class, you will learn about library types and outlines, taking examples from actual services, mainly at public libraries. You will also study the way individual services will unfold. Also, by linking theory and practice and setting up prospective service plans, you will look into ideal services in the field of libraries as well as feasible measures to solve outstanding issues.
【Learning activities outside of classroom】
In the latter part of the lecture, you will be planning the actual service plan, so you should take the class with this in mind and actively use the public libraries in your neighborhood on your days off. During the lecture period, students will be required to complete assignments related to public libraries they have actually used (or visited). Students are also expected to read through the content of each lecture. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
A mid-term report, a final report, and a presentation based on the reports will be assigned in the lecture. In these reports, students will be evaluated on their ability to analyze, evaluate, and raise issues based on a solid grasp of the issues. In addition, students will be evaluated comprehensively on their participation in class, whether or not they actively participate in presentations and discussions, whether or not they are well prepared for the assignments, whether or not they have a solid awareness of the issues, and whether or not they are willing to tackle the assignments on their own initiative. Ordinary points (including assignment presentations, etc.): 60 points, Assignments and reports: 40 points.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
一口に図書館サービスといっても、地域や館種によって様々な違いがある。本授業では、公共図書館を中心に、実際の図書館におけるサービスを例に挙げながら、図書館サービスの種類及び概略について知るとともに、それぞれのサービスのあり方について学ぶ。また、理論と実践を結びつけ、実際にサービス計画を立てることで、図書館というフィールドにおけるサービスのあり方、および課題解決に向けての方策について考察する。
到達目標Goal
公共図書館を中心に、そのサービス概要について知るとともに、自身が図書館員となった時に、様々な角度から図書館サービスをとらえるための視点を持つ。また、図書館サービスの現状を評価分析し、課題を把握し、改善を提案していくことが出来ることを目標とする。さらに講義の中では、自身が描くサービス内容およびその評価を具体化し、それらをわかりやすい形でまとめ、プレゼン等で他者に的確に伝えることを目指す。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
随時、ワークショップやディスカッションを取り入れるので、各自興味関心を持って積極的に取り組んでほしい。また、近所の公共図書館など、様々な図書館を積極的に利用・見学しておくこと。また、提出物に対するフィードバックは、授業内および学習支援システム等を通じて行い、リアクションペーパーにおける質問やコメントは授業で紹介するなど、随時フィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
本講義の概要、進め方などについての説明を行う。
第2回[オンライン/online]:図書館サービスの意義と役割
図書館の種類や、それぞれの館種における図書館サービスの概略を知るとともに、その意義と役割について考える。
第3回[オンライン/online]:図書館サービス計画の立案と工夫/公共図書館における情報ネットワーク
図書館サービス計画を立案する上での留意点や、工夫することなどについて考える。
公共図書館における役割分担や、情報ネットワーク、広域利用のあり方など、具体的な図書館の例を挙げながら学ぶ。
第4回[未定/undecided]:資料や情報を提供するための準備/排架の工夫と館内サイン/ディスプレイ
資料や情報提供する上での、資料の分類や目録、デジタル化などについて学ぶ。
図書館のレイアウトや排架の工夫、館内サインやディスプレイについて考える。
第5回[未定/undecided]:資料提供に関するサービス
貸出サービスや利用者登録、返却や督促、リクエストサービスなど、資料提供の意義と種類を知る。
第6回[未定/undecided]:情報提供サービス
レファレンスサービスやカレントアウェアネスサービス、オンライン・データベースを利用した情報検索など、情報サービスの意義と種類を知る。
利用者からの相談や質問回答サービス、インターネット活用等について考える。
第7回[未定/undecided]:広報活動と利用者サービスの展開・コミュニケーション/図書館利用教育と情報活用能力の育成
広報活動の意義と方法、種類などを知る。
利用者に対する接遇とコミュニケーションについて知る。
図書館利用教育の種類と方法、情報活用能力の育成について考える。
第8回[未定/undecided]:利用対象者別の図書館サービス①/児童サービス/YAサービス
児童サービスやYAサービスについて考える。また、児童サービスの実演や、お話会のプログラム作成などを行う。
第9回[未定/undecided]:利用対象者別の図書館サービス②/高齢者サービス/障害者サービス
高齢者や障害者に対するサービスのあり方について考える。
第10回[未定/undecided]:利用対象者別の図書館サービス③/多文化サービス/外部機関との連携
多文化サービスや、学校図書館支援を始めとした外部機関との連携について考える。
第11回[未定/undecided]:図書館サービスをめぐる著作権問題/利用者とモラル
著作権制度について知るとともに、図書館における著作権の種類と概要について知る。
電子書籍など電子メディアに関する著作権について知る。
第12回[対面/face to face]:図書館サービス計画立案
今までの学びを通して、自分が興味を持った分野について実際に図書館サービスの立案を試みる。
第13回[対面/face to face]:図書館サービス計画立案プレゼンテーション
それぞれが作成した図書館サービスについての発表を行う。発表方法は、受講者数に応じて検討する。
第14回[対面/face to face]:試験・まとめと解説
学習のまとめと振り返りを行うとともに、図書館サービスにおける課題に答える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の後半部分で、実際のサービス計画を立案するので、そのことを意識しながら受講するとともに、休みの日を利用して近所の公共図書館等を積極的に活用すること。講義期間中に、実際に利用(見学)した公共図書館に関わる課題を課す。各回の講義内容についても目を通しておくこと。なお、本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
参考書References
『図書館サービス概論 改訂第2版』現代図書館情報学シリーズ・・・4 高山正也・植松貞夫 監修 樹村房 2020年 2160円 978-4-88367-294-3
『図書館サービス概論 第2版 』金沢みどり ほか 学文社 2016年 2160円 978-4762025822
ほか、講義内で、適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間レポートと期末レポート、レポートを元にしたプレゼンテーションを講義内で課す。これらにおいては、論点をしっかりと押さえた上で、自分なりの分析、および評価、課題提起ができているかどうかを評価する。また、授業内における参加態度、プレゼンテーションやディスカッションに積極的に参加しているか、また、課題に向けての準備がしっかりとできているか、問題意識がしっかりしているか、自ら進んで課題に取り組む姿勢があるか等、総合的に評価する。平常点(課題発表等を含む)60点、課題・レポート40点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義毎にリアクションペーパーを回収、生徒からの疑問や要望に応える。疑問点や、さらに深く学びたいことなど、是非積極的に発信して欲しい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業もあるので、可能であれば自身のパソコンを用意することが望ましい。資料配布や課題提出に授業支援システムを使用する。
その他の重要事項Others
本講義は、司書資格取得を目指すための科目である。