教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
教職実践演習(中・高)Seminar of Practice in Education
小嶋 常喜Nobuyoshi KOJIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | L3128 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
The aim of this course is to help students acquire proper knowledge and skills needed for educational professionals. By the end of this course, students should complete their final report of teacher training course.
【Learning Objectives】
1 To enhance class planning and practical teaching skills in school.
2 To enhance skills of conducting research and preparing teaching materials in the subject areas.
3 To understand students and their classes and schools.
4 To enhance their own motivation and to set their own targets to be educational professionals.
5 To enhance skills of communication with students and of presentation by using new information and communication technologies.
【Learning Activities outside of classroom】
You will be expected to provide necessary information and advices based on your experiences with 3rd year students so that the 3rd year students can conduct their mock classes successfully. You also will be expected to complete and submit a final report of teacher training course.
【Grading Criteria】
Your overall grade in the class will be decided on the following
Short Report expected to submit just after your teaching practice in school: 20%
Contribution in the class: 40%
Final report: 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、以下のいくつかの観点から、将来教職を担うに相応しい知識、技能、姿勢の理解を深め、4年間の大学における教職課程履修の総仕上げをおこなう科目です。
到達目標Goal
①学校現場における授業計画・実践力量(授業指導案の作成を含む)の深化、
②専門教科領域における教育研究と教材作成力量の深化、
③子ども理解及び学級・学校の実際の理解、
④教育職に向けた意欲と各自の目標の設定、
⑤コミュニケーションと発表・プレゼンテーションの技能(ICTの活用を含む)向上、
の五点を学習の到達目標とします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は演習形式でおこない、グループ学習、次年度教育実習予定者との共同討論、模擬授業づくりのサポートを通した経験報告やアドバイス、最終報告(プレゼンテーションや報告)の発表会などによって構成されます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:本講義の目標と性格について
本講義の性格、課題、到達すべき目標の確認。「履修カルテ」および「教職課程のふりかえり~自己評価と課題」レポート(1500字程度)の提出(あるいはその指示)。
②本「演習」の期末課題に関する説明。課題は「教育関係者のヒアリング報告・後輩に残す教科教材の作成・教職に関する研究レポート」から学生が選択し決定する。
2[対面/face to face]:①各自のふりかえり交流(1回目)
②期末課題のテーマ登録
提出された「自己評価と課題」を素材に、これからの時代・社会における教職にはどのような力量・専門性が求められるのか、学生の報告と討論を行う。
3[対面/face to face]:各自のふりかえり交流(2回目)
前回に引き続き、提出された「自己評価と課題」を素材に、これからの時代・社会における教職にはどのような力量・専門性が求められるのか、学生の報告と討論を行い、そのまとめを踏まえて、次年度教育実習予定者へのメッセージを作成する
4[対面/face to face]:次年度実習予定者へのプレゼンテーション
教育実習に向けて準備をしている3年生に対して、教育実習への準備の在り方、指導案の書き方、実習授業の進め方などを伝え、3年生との応答をおこなう。(グループ分けによって多くの学生の報告を可能にする)
5[対面/face to face]:①「これからの時代・社会の教職に求められる専門職性」をめぐる講義ならびにグループディスカッションのテーマの起案
② 期末課題の計画書提出
テーマ設定にあたっては、「教科教育・生徒指導・学校・学級運営」についてそれぞれ起案する。今日の教育労働がおかれている実態や法的仕組みなども踏まえつつ、その専門職性の高度化について考える。
6[対面/face to face]:グループディスカッション①
グループディスカッションに向けた準備作業。
7[対面/face to face]:グループディスカッション②
「教科教育」を通した、これからの時代・社会の教職に求められる専門職性をめぐるシンポジウムもしくはディベート形式の討論
8[対面/face to face]:グループディスカッション③
「生徒指導・学校・学級運営」を通した、これからの時代・社会の教職に求められる専門職性をめぐるシンポジウムもしくはディベート形式の討論
9[対面/face to face]:期末課題製作作業①
第12回の発表予定者は教員に対して中間報告をおこない、コメントを受ける。
10[対面/face to face]:期末課題製作作業②
第13回の発表予定者は教員に対して中間報告をおこない、コメントを受ける。
11[対面/face to face]:期末課題製作作業③
第14回の発表予定者は教員に対して中間報告をおこない、コメントを受ける。
12[対面/face to face]:期末課題発表会①
成させた期末課題の発表会をおこなう。ここには次年度教育実習予定者はじめ、1,2,3年生の教職課程履修学生にも参加を呼びかけ、その評価を受ける場合もある。以下第13回、14回も同様。
13[対面/face to face]:期末課題発表会②
期末課題発表会②
14[対面/face to face]:期末課題発表会③
期末課題発表会③
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オリエンテーション時に提示した課題への取り組み
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のものは使用しない
参考書References
必要に応じて提示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
教職実践演習は通常の評価をおこないます。実習教科ですので、評価にあたっては、出席、授業への積極的参加・発言、課題の提出・実施・取り組みの水準などが厳しく問われます。評価の割合と基準は以下の通りです。
(1)教育実習後レポート(20%):教育実習を基本的な振り返りができたか。
(2)授業内での発表・取り組み(40%):自らの実習体験を3年生に有用な形で伝えることができたか。
(3)修了作品(40%):教育実習の成果と課題をまとめることができたか。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
模擬授業への相互の講評を今後も大事にしたい。動画撮影した3年生のすべての模擬授業について、オンラインで講評・アドヴァイスできる環境を整備する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面での授業参加が基本となるが、課題提出のために学習支援システムを利用する。また、様々な状況に対応しかつより充実した授業にするために、会議システム(Zoom)やGoogle Classroomを使っての取り組みに対応できる環境があることが望ましい。