教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
特別活動論Extra-curricular Activities
桐島 次郎Jiro KIRISHIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | L3118 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
This course introduces extra-curricular activities at school. In the field of extra-curricular activities, there are home room activities, student council activities, school events, etc. This course explains how the teacher guides students in these activities, and how to cooperate with students’ families and related organizations in the regional community. In this lesson, discussions, group work and other active learning methods will be carried out.Extra-curricular activities are carried out in various groups, to discover and solve problems, and to build a better group and school life. The aim of this class is to understand the significance of extra-curricular activities in school education, and to acquire the knowledge and background necessary for guiding such activities. For that purpose students have to learn the perspectives of "human relations" "social participation" and "self-realization" in pupils’ developmental process, and also the perspective of "school staff as a team" in teachers’ systematic and collaborative guidance process. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.Your overall grade in the class will be decided based on the following
Short reports:60%、Term-end report:40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学生が将来、学級担任、教科担任、分掌担当、部活顧問として、特別活動の各分野、即ち学級活動(ホームルーム活動)、生徒会活動、学校行事、部活動において、見通しをもって取り組む上で必要な視点、更には、家庭、地域住民や関係諸機関との連携の在り方も含めて必要となる知識や視点、特質についても理解する。また、その目標を達成するための指導法、企画力を、討議、グループワーク等を通して高める。
到達目標Goal
特別活動は、学校における様々な構成の集団での活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活を目指して様々に行われる活動の総体である。学校教育全体における特別活動の意義を理解し、「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点や「チームとしての学校」の視点を持つとともに、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業では、これからの特別活動のあり方を考える上で必要となる文献、実践等を紹介し、検討していく。毎回授業の最後に、各自の意見、論点をコメントペーパーにまとめ提出してもらう。授業の初めに、前回の授業で提出されたコメントペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション
講義の進め方、評価の仕方等の説明
2[対面/face to face]:教育課程の中の特別活動
特別活動の教育課程における位置づけ、およびその指導の特徴について考える。
3[対面/face to face]:特別活動の歴史
特別活動の変遷をたどり、今日の特別活動へと引き継がれている内容について考える。
4[対面/face to face]:学習指導要領と特別活動
特別活動に求められる新たな視点、および各教科等との関連性について考える。
5[対面/face to face]:特別活動の目標と展開
特別活動の目標についての理解を深め、実践を展開する上で必要な観点について考える。
6[対面/face to face]:特別活動の評価と改善
特別活動にふさわしい評価のあり方、また改善のすすめ方について考える。
7[対面/face to face]:話合い活動とその指導
対話と討論を通じた相互理解と合意形成にむけて、指導の課題を考える。
8[対面/face to face]:学級・ホームルーム活動
信頼関係に基づく学級づくり、仲間づくりの意義と方法について考える。
9[対面/face to face]:児童会・生徒会活動
参画と自治、協同性によって学校生活をより良いものへとつくり変えていくために必要な能力について考える。
10[対面/face to face]:学校行事
発見と共感、創造性によって運営される学校行事固有の魅力、特性について考える。
11[対面/face to face]:部活動
「文化」の共有をとおして仲間とつながり、その成果を地域社会へとひろげていく部活動の可能性について考える。
12[対面/face to face]:家庭・地域・関連機関と連携した特別活動(シティズンシップ教育)
ボランティア学習、社会への貢献的活動等を通じて育まれていく「市民性」の意味について考える。
13[対面/face to face]:家庭・地域・関係機関と連携した特別活動(キャリア教育)
学習の成果を社会の課題とつなぎ、自己の実現とよりよい集団の形成を達成していくための方法を考える。
14[対面/face to face]:まとめ:特別活動の課題と可能性
講義全体を振り返り、特別活動の展望と課題について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業において配付する関連資料を次回までに読了する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教員が適宜指定する。
参考書References
中学校学習指導要領/特別活動編、高等学校学習指導要領/特別活動編
(最新版 文部科学省)
成績評価の方法と基準Grading criteria
コメントペーパーと参加姿勢(60%)、課題レポートの内容(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業後に提出してもらうコメントペーパーのいくつかを毎回授業のはじめに紹介し、前回の授業の内容等に関する「気づき」について述べる。