教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
教育相談School Counseling
沼田 あや子Ayako NUMATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | L3109 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
【Course Outline】 The aim of this course is to help students acquire an understanding of the basic knowledge on educational counseling and organizational approach.
【Learning Objectives】 At the end of the course, students are expected to understand the significance of educational consultation in schools and acquire the knowledge necessary to proceed with school counseling.
【Learning activities outside of classroom】 Before/after class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
【Grading Criteria/Policy】 Grading will be decided based on term-end repot:60%, in class contribution:40 %
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育相談活動の基礎知識、方法、対人援助のための姿勢を学ぶ
到達目標Goal
教育相談を進めるにあたり、幼児、児童及び生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切にとらえ、支援するために必要な基礎的知識を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義中心となります。ただし、教育相談においては意見の多様性が大切ですので、ディスカッションもおこないます。学校現場の具体的な事例をもとに、子どもの理解と対処方法を一緒に考えていきましょう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
授業概要と成績評価方法についての説明。教師がカウンセリングについて学ぶ意味を考える。
2[対面/face to face]:スクールカウンセリングの実際:問題の見方、対策の立て方
具体的な相談事例をもとに、学校内外との連携について学ぶ。
3[対面/face to face]:幼児期、児童期の発達
身体、思考、対人関係の発達など、人間の発達の基礎知識について学ぶ。
4[対面/face to face]:思春期、青年期の発達
思春期、青年期の心理発達の諸理論を学び、現代の若者理解について考える。
5[対面/face to face]:発達障害とは
発達障害(自閉症スペクトラム、学習障害、ADHD)の基礎知識について学ぶ。
6[対面/face to face]:発達障害をもつ子への支援
発達障害をもつ児童生徒に対して、学校現場での具体的な支援について学ぶ。
7[対面/face to face]:精神障害と虐待
気分障害、身体表現性障害、統合失調症について学ぶ。また、PTSDの背景にある児童虐待について学ぶ。
8[対面/face to face]:カウンセリングの諸技法
カウンセリングの理論と技法を知り、話を聴くこと、語ることを体験してみる。
9[対面/face to face]:不登校
現在の不登校事情とその支援について考える。
10[対面/face to face]:いじめ
いじめのメカニズムと介入方法について考える。
11[対面/face to face]:非行・問題行動
非行・少年犯罪とはなにか、その背景、支援について考える。
12[対面/face to face]:保護者対応
保護者との実際のトラブルを想定して、対応の仕方を学ぶ。
13[対面/face to face]:教師のストレスと対処方法
教師自身のストレスマネジメントについて学ぶ。
14[対面/face to face]:まとめ
自分が教師になったとき、どのような教師でいたいか、児童生徒とどう向き合うかを考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で紹介する文献、自分の興味のあるトピックに関するニュースや本を積極的に読みましょう。そしてどんなテーマのものでも、自分の感想、自分の考えをもつよう心がけましょう。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
毎回、レジュメを配布します。
参考書References
都築学(編)『やさしい心理学』ナカニシヤ出版
文部科学省『学習指導要領』
※その他、授業のなかで紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中毎回コメントの提出を求めます。成績評価は学期末1回のレポート(60%)、授業時のコメント(40%)によりおこないます。コメントやレポートは、正解はあるような出題内容ではありません。自分で考えて自分の言葉で書けているかどうかを重視します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スクールカウンセリングの現場の話題を取り入れます。
その他の重要事項Others
・「教育相談」は後期にも同じ内容で開講されます。ほかの授業とのバランスを考慮して、前期後期どちらで履修するかを決めてください。
・履修状況によっては、授業スケジュールが前後する可能性があります。