教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
教育原理Principles of Education
御園生 純Jun MISONOU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | L3103 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
Educational and learning situations are not limited to schools. In this lecture, we will introduce learning opportunities in various situations that live in society, and by discussing the situation as a common subject among those who aim to become teachers, "learning in a relationship". I want to deepen my understanding of. It also aims to understand the concept of past educational theory through re-examining the schools and education that the students have experienced from various angles.
【Learning Objectives】
In this class, you will accurately acquire the basic concepts of education and understand the essence and ideals of education in relation to historical, social, and ideological changes. Through this work, you will develop your ability to delve deeply into actual education and school activities.
【Learning activities outside of classroom】
The prints distributed during class are important, but they cannot be understood by themselves. The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
Tasks for each lecture 30%
Report 70%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育や学びの場面は学校の中に限られたものではありません。この講義では社会に息づく様々な場面での学びの機会を紹介し、そのありようを教員を目指す人たち同士の共通の題材として討議していくことを通じて、「関係性の中で学ぶ」ということへの理解を深めていきたい。また受講者が体験してきた学校や教育というものを様々な角度から捉えなおすことをつうじて過去の教育理論の概念を理解することをねらいとしています。
到達目標Goal
この授業では、教育の基本的諸概念を正確に修得し、教育の本質や理念を歴史的・社会的・思想的変化と関連づけながら理解します。この作業をとおして、現実の教育や学校の営みを、その変遷をも踏まえつつ、深く掘り下げて考察する力を磨きます。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学校・教育にかかわる時節的なテーマを取り上げ、それらについてのさまざまな主張や意見の紹介を骨子にした講義形式の授業スタイルです。 また、受講者からの意見もその都度メールなどを利用して集約し、授業中に紹介していきます。この講義では社会に息づく様々な場面での学びの機会を歴史・現在あわせて紹介し,そのありようを教員を目指す人たち同士の共通の題材として討議していきます。その際,とりわけ近年注目されている学習理論や教育関係理論、また学校を取り巻く新しい課題「情報化・国際化・人権・環境」といった時節的なテーマを題材にし、それらの現象の理解を深めていきます。また受講者が体験してきた学校や教育というものを様々な角度から捉えなおすことをつうじて過去の教育理論の概念を理解することもねらいとします。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行います。各課題について受講生毎に講評します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:教育とはなにか? その起源と学校~近代以前
学校の始まり~ヒマ人の集うところ?
2[オンライン/online]:教育とはなにか? その起源と学校~近代以降
なぜ学校が必要だったのか?
3[対面/face to face]:人間の誕生の特質と発達観
子どもとはなにか?
おとなになるということ
4[対面/face to face]:発達の多様性と教育の課題
発達を保証するための教育の役割
5[対面/face to face]:教育思想の源流と現在(西洋)古代から中世~近代そして現代
子どもの発見
6[対面/face to face]:教育思想の源流と現在(日本)近世から近代そして現代
日本の教育の始まりと発展
7[対面/face to face]:発達の保障と共生の課題(1)
発達保障論の系譜
8[対面/face to face]:発達の保障と共生の課題(2)
発達保障と共生理論
9[対面/face to face]:学習理論の歴史と現段階―関係性のなかで学ぶ(1)
なぜ初歩から学ぶのか?
10[対面/face to face]:学習理論の歴史と現段階―関係性のなかで学ぶ(2)
分かち持たれる知性
11[対面/face to face]:教育関係論の過去と現在―おとなと子どもの関係論
おとなと子どもの境界線
12[対面/face to face]:教育関係論の過去と現在―発達段階と教育保障
発達論から関係論へ
13[対面/face to face]:学校教育の機能と役割を問う(1)
学校の相対化
14[対面/face to face]:学校教育の機能と役割を問う(2)
IT技術と教育
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
とくにありません。授業中に配布するプリント類は重要かもしれませんが、プリントさえ手に入れば授業を受けなくても何とかなる、というものでもありません。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
授業中に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業毎の課題 30%
レポート 70%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
双方向性を重視し、問題提起型の授業により受講者に考察可能な実際の学校で起こっている教育にかかわる諸問題の解決方法を討議の対象とする。また、講義と同期したtwitterのハッシュタグ等を利用したリアルタイムポストなども実施していきたい。