教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
美術史(西洋)AHistory of European Arts A
安藤 智子Tomoko ANDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3853 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Based on the modern art and contemporary art, we will study art works from multiple points of view and learn how to understand them in the context of the art history.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
近代から現代までの美術史の文脈において、芸術作品を様々な視点から考察するとともに、その鑑賞方法を習得する。
到達目標Goal
芸術作品の主題、様式、技法等に関する美術史の基礎知識の習得に加え、同時代の政治や社会状況の考察を踏まえた上で、作品を多角的・重層的に捉える視点を獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面授業の場合は、パワーポイントで画像を映写し、レジュメ(資料・参考文献)を配布した上で講義を行う。
オンラインの授業では、Youtubeにアップされた動画教材を視聴する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の概要と展覧会情報
美術史の学習方法・参考文献
第2回:美術史の基礎概念と美術史の基礎用語
美術におけるジャンルとは?
絵画様式や絵画を叙述する上で必要となる基本的な美術用語を確認
第3回:絵画のジャンル①
絵画のジャンルの確認
宗教画・神話画〜ギリシア神話や聖書に典拠した絵画とは?
第4回:絵画のジャンル②
寓意画とは何か?物語における抽象的な概念をいかに表象するか?
第5回:絵画のジャンル③
肖像画、静物画、風景画
第6回:絵画のジャンル④
風俗画〜時代の風俗を映した絵画
第7回:主題から作品へ①〜身ぶりからの読解
聖書の「受胎告知」という主題とした作品を取り上げて、テキストを典拠として描かれた身ぶりを検証
第8回:主題から作品へ②〜イコノロジーとは?
フェルメールの寓意画を考察する
第9回:主題から作品へ③
物語を視覚的に叙述する
異時同図
第10回:瞬間を捉える
19世紀フランス絵画において、瞬間を捉えた作品に焦点を当てる
第11回:都市と自然①
19世紀フランス第二帝政期の都市改造計画によって生まれ変わった都市パリを表象した絵画を検証
第12回:都市と自然②
パリで生活している人々を描いた絵画を見る
第13回:都市と自然③
19世紀フランスの地方を表象した絵画を考察する
第14回:まとめと質疑応答
これまでの考察をもとに、芸術作品への見方の多様性を確認する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
美術館に積極的に出向き、常設のコレクションや企画展において、実際に美術作品を見てほしい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
対面授業では、教科書は使用せず、毎回プリントを配布する。各回の参考文献は授業中に紹介する。
参考書References
『世界美術大全集 西洋編』、小学館、19-24巻、1993-96年
高階秀爾・三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』、新書館、1997年
三浦篤『まなざしのレッスン1―西洋伝統絵画』、東京大学出版会、2001年
三浦篤『まなざしのレッスン2-西洋近現代絵画』、東京大学出版会、2015年
成績評価の方法と基準Grading criteria
対面授業の場合は、学期末レポート(80%)と、平常点(20%)を参考に成績評価を決定する。
また、オンライン授業となった場合は、小レポートを3回(60%)、最終レポート(40%)で評価する予定。
芸術作品に関する基礎知識を身に付けた上で、分析と論証の手続きが一定のレベルに達しているかを評価基準とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内容の理解度を確認するために、小レポートを提出してもらい、そのレポートに対してコメントをつけて返却する