教職・資格(小金井)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei)
SEE400LC(科学教育・(教育工学) / Science education/ Educational technology 400)教職実践演習(中・高)Seminar of Practice in Education
辻本 昭彦Akihiko TSUJIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(小金井)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | H1860 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土4/Sat.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 小西館‐W303 |
配当年次Grade | 4 |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
Through this lesson, students confirm whether they have acquired the necessary knowledge skills as teachers obtained through the teacher training course as a whole. If necessary, supplement missing knowledge and skills, and aim for further improvement of qualities.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業を通して,教職課程全体で得た教員として必要な知識技能を習得できたか否かを確認する。必要なら不足している知識や技能等を補うとともに、更なる資質向上を目指す。
到達目標Goal
教員に相応しい知識・技能及び教職を目指す姿勢の向上を目標とする。具体的には、①学習指導案作成や生徒への指導等,授業に関する実践的指導力が身につく②理科における教育内容・方法についての研究及び教材作成能力が身につく③生徒理解及び学級経営の在り方に関する知見習得ができる④将来の教育職に向けた意志の確認と各自の目標の設定ができる⑤教員として必要なミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力が身につく
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・授業は講義だけでなく,グループワーク、ディベート、ロールプレイングなどのワークショップ形式で実施する。
・教職履修の3年生への教育実習報告及び質疑応答を通して教育実習を含め教職課程全体を振り替える。
・OPPA(一枚ポートフォリオ評価)で毎回自己評価を行う。
・教育DX(デジタルトランスフォーメンション)の視点からICT機器(JamBoardの活用、AIテキストマイニングによる分析、ChatGPTの利用など)の積極的に活用する。
・学習支援システムを通じて、毎回の提出課題とOPPAで授業のふりかえりを行い、受
講者の考えを整理し、コメントを行い、必要に応じて授業でフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:◎本講義の目標と性格について
○本講義の性格、課題、到達すべき目標の確認。○学習指導要領に関する講義・演習
第2回[対面/face to face]:◎教職について及び教員としての意識のもち方等の再確認
○グループワークを通した教職や教師の意識等に関する知見収集
第3回[対面/face to face]:◎教育実習報告を通した実習のまとめと3年生への助言(1)中学校
○中学校における教育実習の留意点等についての報告と後輩へのアドバイス
第4回[対面/face to face]:◎教育実習報告を通した実習のまとめと3年生への助言(2)高等学校
○高等学校における教育実習の留意点等についての報告と後輩へのアドバイス
第5回[対面/face to face]:◎教育実習報告を通した3年生への教育実習アドバイス及び検討(3)私立学校
○私立学校における教育実習の留意点等についての報告と後輩へのアドバイス
第6回[対面/face to face]:◎教育実習報告を通した3年生への教育実習アドバイス及び検討(4)理科教育
○理科の教育実習における成果と課題の報告と後輩へのアドバイス
第7回[対面/face to face]:◎教育実習報告を通した3年生への教育実習アドバイス及び検討(5)中高一貫教育
○中高一貫教育校における教育実習の留意点等についての報告と後輩へのアドバイス
第8回[対面/face to face]:◎教育実習報告を通した3年生への教育実習アドバイス及び検討(6)学校運営
○中学校・高等学校における校務分掌等の業務についての報告と後輩へのアドバイス
第9回[対面/face to face]:◎教育時事について
○教育時事の話題(GIGAスクール構想・いじめ不登校・働き方改革)等について,グループワークを通じた理解
第10回[対面/face to face]:◎生徒指導について
○校務分掌,基本的な生活習慣等生徒指導に関する講義○いじめ,校則に関する演習
第11回[対面/face to face]:◎教員採用選考合格者による後輩へのアドバイス◎教育実習体験報告(秋季実施分)
○教員採用選考に関する体験報告を通した振り返りと後輩へのアドバイス○秋季実施の教育実習報告による振り返りと後輩へのアドバイス
第12回[対面/face to face]:◎学級経営について
○事例による演習を通した担任としての指導力向上○自己肯定感の向上を図る学級経営の在り方
第13回[対面/face to face]:◎キャリアk教育について◎進路指導について
○講義を通したキャリア教育に関する理解○事例に基づくグループ協議を通した進路指導についての理解
第14回[対面/face to face]:◎教育DXやSDGs等の今日的教育課題の確認
◎教育実習体験等のまとめ及び教職課程の総括
○グループワークによる今日的教育の理解○半年間のまとめと教職への意識高揚
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】○教育実習の体験をまとめ,プレゼンテーションの準備をする。○教科指導や生徒指導等について,教育実習の体験を踏まえて再確認する。○社会的に話題になった教育問題等の教育時事について把握し,自分の考えをもつ。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。必要に応じて資料を配布、あるいは指定する。
参考書References
○学習指導要領中学校理科(平成29年3月文部科学省)○学習指導要領高等学校理科編理数編(平成30年3月文部科学省)○中学校キャリア教育の手引き(平成23年5月文部科学省)○高等学校キャリア教育の手引き(平成24年2月文部科学省)○生徒指導提要(平成22年3月文部科学省)○授業中の配布資料
成績評価の方法と基準Grading criteria
○授業中の取り組み学習状況:一枚ポートフォリオ評価OPPA(50%)○毎授業後の提出された課題の学習内容と状況:提出課題(50%)により評価する。○期末試験は実施しない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年の授業改善アンケート結果によれば,アクティブ・ラーニングを意識した学生参加型の演習やワークショップを行ったことが極めて好評であった。また、OPPAによる学びのキャッチボールで、受講者の自己肯定感を意識したコメントも学びを促進する効果が大きかった。さらに、教育実習の報告会のプレゼンや一昨年はじめて実施した3年生とのグループ交流授業も好評であった。そのため,本年度も参加型授業に向けて更なる工夫やOPPAによる評価を継続的に実施する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎授業のパソコンは必須(スマホは不可)
その他の重要事項Others
・教育実習の報告会を実施する
・数学教育法の受講生や3年生との交流授業を実施する