通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LIT100TC(文学 / Literature 100)日本文芸研究特講・上代Special Study of Japanese Literary Arts(Ancient)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:坂本 勝Masaru SAKAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 萩野 了子 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 日本文学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
The goals of this class are to
(1)acquire the basic knowledge about Early Japanese Literature
(2)understand the social situation and people's way of thinking at that time.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
上代文学作品の成立の背景や表現方法などといった基本的知識を学び、当時の社会状況、人々の考え方などに対する理解を深めることを目指す。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
上代文学作品の成立の背景や表現方法などといった基本的知識を学び、当時の社会状況、人々の考え方などに対する理解を深めることを目指す。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
『古事記』では、神話に登場する神々について学び、神話の構造について理解を深める。また歌謡の表現について学び、その特質を理解する。『日本書紀』、『風土記』では、歴史や民間伝承の表現について学びつつ、『古事記』神話との違いを考察する。『万葉集』においては、口誦から書誦の歌へ、共同体から個別の歌へと変遷していく和歌の歴史を概観しながら、各歌の表現の特徴を掴んでいく。
【成績評価基準】Grading criteria
リポート試験を元に、最終的には単位習得試験によって判断する。
リポート試験・単位修得試験共に、指定のテキストを熟読することを前提とし、与えられた課題が的確に論じられているかどうかを評価基準とする。その際、参考となる文献を積極的に探し、よく調べるようにすること。参考文献の書名、引用の出典などはそれを明記し、自説と混同させないよう注意すること。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『日本文芸研究特講・上代』第1版、西郷信綱、1968年
【参考文献】『古事記』『日本書紀』『風土記』『万葉集』の本文は、新編日本古典文学全集(小学館)、新日本古典文学大系(岩波書店)、新潮日本古典文学集成(新潮社)などのテキストを適宜用いること。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。上記テキストの熟読と、文学史を通覧すること。
リポート作成においては、設題に即し、作品本文及び現代語訳を必ず読むこと(その際、どのテキストを用いたか必ず明示する)。関連の雑誌や論文を検索し、考察を深めること(国文学研究資料館やCiNiiなどの論文データベースを使用する)。参考文献を引用する際には、その旨を必ず明示し、読み手が引用元を確認出来るようにすること。