通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
教育相談School Counseling
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:田澤 実Minoru TAZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 池田 華子 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2023年4月よりテキスト(指定市販本)変更 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 教職に関する科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the basic knowledge on educational counseling and development and psychological characteristics of children to students taking this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
教育相談を進めるにあたり幼児児童及び生徒の発達の状況に即しつつ個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎知識を身につける。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
心理学の観点から見た教育の基礎理論を学んだうえで、教育相談に関し以下の3つの内容を中心に学ぶ。
①教育相談の意義及び理論
・学校における教育相談の意義及び課題、教育相談に関わる心理学の基礎的な理論及び概念
②教育相談の方法
・学校教育におけるカウンセリングマインドの必要性、教育相談を進める際に必要な基礎知識
③教育相談の展開
・幼児、児童及び生徒の不適応や問題行動の意味
・教育相談の具体的な進め方やそのポイント及び組織的な取り組み並びに連携
【成績評価基準】Grading criteria
提出のリポートと、単位修得試験によって評価する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
【テキスト】
渡辺弥生・西山久子『必携:生徒指導と教育相談(生徒理解、キャリア教育、そして学校危機予防まで)』北樹出版、2018年、¥2,100+税
【参考書、参考資料等】
内田照彦・増田公男(編)『要説 発達・学習・教育臨床の心理学』北大路書房、2000年、¥2,500+税
竹尾和子・井藤元(編)『ワークで学ぶ学校カウンセリング』ナカニシヤ出版、2019年、¥2,600+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第1回:学校における教育相談の意義と課題(1):教育相談の意義、教師のカウンセリングマインド(テキスト:第1章第1~3節)
第2回:学校における教育相談の意義と課題(2):学校心理学の視点(テキスト:第1章第5節)
第3回:教育相談に関わる心理学の基礎理論(1):自意識の発達と考える力の発達(テキスト:第2章第1~2節)
第4回:教育相談に関わる心理学の基礎理論(2):身体運動の発達と対人関係の発達(テキスト:第2章第3~4節)
第5回:教育相談に関わる心理学の基礎理論(3):感情の発達と道徳性の発達(テキスト:第2章第5~6節)
第6回:子どもの問題と対応(1):不登校、いじめ(テキスト:第3章第1~2節)
第7回:子どもの問題と対応(2):非行、無気力(テキスト:第3章第3~4節)
第8回:子どもの問題と対応(3):自殺、発達障害(テキスト:第3章第5~6節)
第9回:教育相談で求められる姿勢・技法(1):アセスメントとその方法(テキスト:第4章第1節~2節)
第10回:教育相談で求められる姿勢・技法(2):ピア・サポート、ストレスマネジメント(テキスト:第4章第3節~4節)
第11回:教育相談で求められる姿勢・技法(3):ソーシャル・スキル・トレーニング、マインドフルネス(テキスト:第4章第5節~6節)
第12回:適応障害発現の要因とその対応:適応障害発現の要因、予防的対応、指導・治療的対応(テキスト:第14章第3節)
第13回:組織的な取組みの必要性(1):チーム学校(テキスト:第1章第6節)
第14回:組織的な取組みの必要性(2):学校危機を想定した組織づくり(テキスト:第5章)
第15回:教育相談に関わるカリキュラム・マネジメントと他教科との連携(テキスト:第6章)
単位修得試験