通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)東洋史特講(中国経済史)Lecture on Oriental History (Chinese Economic History)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:塩沢 裕仁Hirohito SHIOZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 江川 式部 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course deepens your understanding from society and a financial face in particular about the Chinese Tang-Song era where a foundation in East Asia was built.
The goals of this course are to
①Understand the former study outline and recent years' research trends.
②Understand the historical research method.
③Be able to set your own specific research issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
東アジア世界の基盤を築いた中国唐~宋時代について、とくに社会・経済の面から理解を深める。
①これまでの研究概要や近年の研究動向を把握・理解すること、②歴史研究の方法を習得すること、③当該時代史における具体的な研究課題を、自身の関心と先行研究から得た知識に基づき、自ら導き出せること、の3つを到達目標とする。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
東アジア世界の基盤を築いた中国唐~宋時代について、とくに社会・経済の面から理解を深める。
①これまでの研究概要や近年の研究動向を把握・理解すること、②歴史研究の方法を習得すること、③当該時代史における具体的な研究課題を、自身の関心と先行研究から得た知識に基づき、自ら導き出せること、の3つを到達目標とする。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
唐宋時代をひとつの画期とする中国経済史に関する諸問題について学習する。基本的な研究概要と研究動向を把握し、それに基づく個別の課題についてリポートを提出、単位修得試験を受験する。
はじめにテキスト及び当該時代史の概説書を読み、唐宋時代の基本事項を押さえる。次に『中国史研究入門 上』(山川出版社)・『中国歴史研究入門』(名古屋大学出版会)・『中国経済史』(名古屋大学出版会)・『史学雑誌』の回顧と展望を通読し、先行研究のなかでこれまで何が問題とされてきたのかを把握・整理する。
リポート執筆に際しては、参考文献の内容を抜き書きするのではなく、自分の言葉で文章を組み立てること。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する。もちろん、リポート学習もしっかり行うこと。
・リポート評価
先行研究ならびに近年の情報については、単に論文名を列記するのではなく、取り上げた論文・文献に目を通すこと。評価にあたっては構成・内容も重視するが、学術リポートとしての体裁や、末尾に参考文献が列記されているかなど、基本的な点にも比重をおく。
・単位修得試験
教科書の内容に基づいて筆記試験を実施するので、十分な準備をして臨むこと。特に設題に関連した問題点には注意を払っておくとよい。リポートの執筆がしっかりとできていれば、それは当然試験の答案にも反映されることになる。問題の本質を理解し歴史的な意義が論述されているかに比重をおいて評価する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『東洋史特講(中国経済史)』第1版、河上光一、1978年
※【申告制】テキスト
(※前・通教テキスト『中国経済史』)
【参考文献】「設題総覧」に記載するので参考のこと。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックします。 漢字の表記、国語文法には特に注意を払うこと。主語・述語が不明確なために、文意が理解できないものもあります。リポートは他者に自分の見解を説明するものであることを心にとめて執筆するようにしてください。なおリポートに、用語・漢字の変換ミスが5か所以上あった場合は、内容の如何にかかわらず再提出とします。