通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)東洋史特講(中国現代史)Lecture on Oriental History (Chinese Contemporary History)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:塩沢 裕仁Hirohito SHIOZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 竹茂 敦 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the history of modern China, a period between the outbreak of the 1911 Revolution (also called Xinhai Revolution) and the establishment of the People's Republic of China.
The main aims of this course are: (1) to help students acquire knowledge about China's modern era; (2) to help students learn methods of historical research, such as evaluating major previous studies, critical analysis of historical materials, etc.
Grading will be based on reports and examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
(1)辛亥革命から中華人民共和国成立にかけての時期の中国への理解を深めること、(2)中国近現代史に関する先行研究や史料を収集・読解・整理するために必要な能力を養うこと。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
(1)辛亥革命から中華人民共和国成立にかけての時期の中国への理解を深めること、(2)中国近現代史に関する先行研究や史料を収集・読解・整理するために必要な能力を養うこと。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
辛亥革命から中華人民共和国成立にかけての時期を対象とする。受講者には導入としてテキストを熟読してもらった上で、「設題総覧」の課題に従ってリポートを作成し、単位修得試験を受験してもらう。リポートについては、自らテーマを設定し、そのテーマに関する先行研究(書籍、論文等)や史料を収集・整理し検討を加えて執筆してもらう。単位修得試験については、テキストで扱っているテーマから出題する。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価するが、評価の際は先に提出されたリポートの内容も考慮する。
〔リポート〕主に以下の点を総合的に勘案して評価する:①テーマ=2,000~3,000字という限られた紙幅に適当で、独自性のあるテーマを設定できているか、②参考文献・史料=自ら定めたテーマに適した先行研究(書籍、論文等)や史料を探し出すことができているか、③記述内容=歴史展開がきちんと整理できているか▽参考文献や史料に基づいた実証的な考察(根拠を示した論証)ができているか▽テキスト・参考文献からの抜き書きではなく、自らの言葉で叙述できているか、④体裁・構成=大学生のリポートとしての体裁や構成が整っているか▽とりわけ、「はじめに」でリポートのテーマについての説明(目的、意義など)が、「おわりに」で結論がそれぞれ提示され、「参考文献一覧」「注」が付いているか。
〔単位修得試験〕歴史的な事項・人物について、時系列的な展開、時代的な背景や歴史的な意義などを理解した上で、整理した記述ができているかを評価基準とする。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『東洋史特講(中国現代史)』第1版、栃木利夫、1982年(※前・通教テキスト『中国現代史』)
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
〔リポート〕2,000字から3,000字という字数制限を考慮して、リポートのテーマは焦点をよく絞り込むこと。図書館の蔵書目録(OPAC)や各文献の「参考文献一覧」などを活用して、テーマについてできるだけ詳しく言及している書籍・論文や関連する史料を探し出し(概説書ばかりに頼らないよう注意されたい)、それらをよく読み比べること。執筆に際しては、先行研究や史料に基づいた考察に重点をおくこと(テキスト・参考文献の文章の継ぎ接ぎや、歴史的な事件・人物に対する概説的なまとめや漠然とした指摘にならないように注意されたい)。
〔単位修得試験〕テキストで扱っているテーマから出題する。テキストを熟読し、「設題総覧」で挙げている参考文献なども適宜参照して、基本事項の理解を深めておくこと。