通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HUG300TE(人文地理学 / Human geography 300)人文地理学(都市)Human Geography (City)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:小原 丈明Takeaki KOHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 小原 丈明 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the urban geography to students taking this course.Especially, this course deals with the concepts and the phenomena of urbanization, urban structures, urban industries, creative cities, compact cities, multicultural symbiosis, urban disasters and urban problems.
The goals of this course are to be able to understand the basic geographical concepts and points of view, to consider the causes and influences of various phenomena in urban areas, and to acquire the ability to generally consider geographical phenomena.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
この科目では,地理学,とりわけ都市地理学の観点から,都市における諸現象を理解することを目標とします。具体的には,都市に関わるさまざまな理論を踏まえつつ,都市における経済,社会,政治,文化などの諸現象について,その要因や影響などを理解できるようになることを目指します。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
この科目では,地理学,とりわけ都市地理学の観点から,都市における諸現象を理解することを目標とします。具体的には,都市に関わるさまざまな理論を踏まえつつ,都市における経済,社会,政治,文化などの諸現象について,その要因や影響などを理解できるようになることを目指します。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
この科目は人文地理学のうち,特に「都市」に関わる地理学を学ぶものです。都市を「点」(研究対象・単位)として,あるいは「面」(研究フィールド)として捉え,それぞれの観点に基づく事象について学んでいきます。具体的には,「点」としての観点では都市システムや都市分類などについて,「面」としての観点では都市化や都市構造,都市圏構造,都市における産業などについて学びます。また,創造都市やコンパクトシティ,多文化共生,都市災害,都市問題など現代に関わる事象についても考えていきます。
【成績評価基準】Grading criteria
主として単位修得試験の結果を成績評価に反映させます。ただし,2回のリポートの評価も成績評価に加味するので留意してください。
単位修得試験およびリポートの評価は,都市地理学の原理・理論が正しく把握できているのか,都市に関わる諸現象の要因・プロセス・影響などを理解できているのか、空間に則した分析・考察ができているのか,そしてアカデミックな文章作成のルールが守られているのか,などのポイントを総合的にみて判断します。
【テキスト名および詳細】Textbooks
<指定市販本>
藤井 正・神谷浩夫編著(2014)『よくわかる都市地理学』ミネルヴァ書房,¥2,600+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
この科目では地理学の観点から都市を理解し,分析・考察する力を修得することを目指しますが,都市におけるさまざまな事象を扱う授業の性質上,地理学のみならず,社会学や経済学,行政学,都市計画学など隣接分野の関連文献にも注意を払うことが求められます。
また,リポート作成の際には以下の点に留意してください。
・文献を引用・参照する場合は,必ずルールにしたがって,引用元・参照元を明示するようにし,自身の意見であるのか,あるいは既往文献の見解であるのかの区別がつくように気を付けてください。
・統計など具体的なデータを基に分析し,議論を展開するようにしてください。
・リポートには表題(タイトル)を付けてください。
<参考文献>
北川建次編(2004)『現代都市地理学』古今書院,2,600円+税
高橋伸夫・村山祐司・菅野峰明・伊藤 悟(1997)『新しい都市地理学』東洋書林,2,500円+税
林 上(2012)『現代都市地理学』原書房,3,800円+税