通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
GEO200TE(地理学 / Geography 200)地誌学概論Introduction to Regional Geography
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:米家 志乃布Shinobu KOMEIE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 川元 豊和 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course is to study geographical issues in the world. Hear say that"Different places have different customs", each place proves various way of life (genre de vie) under geographic interrelationships between physical and human environments. Regional Geography means "description on the land (earth)". This course introduces some viewpoints and methods on the land to students taking this course. Hope that students read about Viewpoint and Method of Regional Geography in Chapter 1 on the textbook.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
「所かわれば品かわる」といわれるように、各地域で見られる生活様式も多様な様相を呈しています。これらの生活様式の多様性を地理的現象(自然的現象や人文的現象など)の諸要素のかかわりあいから捉える視点を養うことを目標とします。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
「所かわれば品かわる」といわれるように、各地域で見られる生活様式も多様な様相を呈しています。これらの生活様式の多様性を地理的現象(自然的現象や人文的現象など)の諸要素のかかわりあいから捉える視点を養うことを目標とします。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
地誌とは、「土地の記述」という意味です。その記述の視点と方法を学ぶのが本科目の主要な目的の1つです。まず、どのような空間スケールで地域を設定するのか、そして、設定された地域の特色(個性)は、どのような地理的現象によって表現されるのか、その際、地域の特色を醸し出す地理的現象を構成するいくつかの「意味ある事象」を見出すことが重要です。それらの事象の関連から地域の特色について記述を加えてほしいところです。なお、現在見られる地域的諸現象は歴史的重層性の上に成立し、変化してきたことも考慮してほしいところです。特に、テキストの「1.地誌学の視点と方法」を熟読して下さい。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価します。(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと。)リポートおよび単位修得試験の評価は、地誌学的な視点が正しく把握されているのか、対象地域の空間的スケールに即した考察がなされているのか、そして設題内容を正しく理解し、記述されているのか、などです。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『地誌学概論(第2版)』(地理学基礎シリーズ3)、朝倉書店、矢ケ﨑典隆・加賀美雅弘・牛垣雄矢編著、2020年、¥3,400+税
※初版(2007年)も使用可
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。 リポート作成の際、テキストや参考文献からのそのままの引用(丸写し)は避けて下さい。リポートの文章のなかで引用部分はカッコで区切り、誰の見解なのかを明確に示して下さい。参考文献からの引用があるときは、必ずその出典(著者名・発行年・文献名・発行所・参考または引用頁など)を明記して下さい。また、具体的な統計資料が必要な場合は、出来るだけ最新のものを示して下さい。多くの国々の統計局が、インターネット上に統計資料を公開しています。インターネットにアクセスできない人は、矢野恒太郎記念会編『世界国勢図会』国勢社や二宮書店編集部編『データブック・オブ・ザ・ワールド』二宮書店などを参考にして下さい。なお、地図帳で対象地域の位置を確認しながら、学習を進めてほしいと思います。
<参考文献>
長谷川典夫『地誌学研究―地誌作成法とその実例―』、大明堂、1994年
矢ケ崎典隆・椿真知子編『世界の国々を調べる―改訂版―』(東京学芸大学地理学会シリーズ4)、古今書院、2012年