通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TE(史学 / History 300)東洋史概説Oriental History
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:塩沢 裕仁Hirohito SHIOZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 宇都宮 美生 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces an understanding of Chinese history in respect to international relations with other countries. The aim of this course is to help students acquire historical changes in politics, economy, organization, military affairs, agriculture, culture and diplomacy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
東洋史の中軸をなす中国史について、時代の特徴、時代の流れ、史実について学習し、史料、学説に基づいて説明できるようにする。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
東洋史の中軸をなす中国史について、時代の特徴、時代の流れ、史実について学習し、史料、学説に基づいて説明できるようにする。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
通教テキストに基づき、各王朝の特徴と史実を理解する。テキストにより歴史学の方法を学び、関連する論文などを自ら探して通読し、テキスト以外の参考図書などを参照してリポートを提出する。単位修得試験は指定テキストの内容に準じているため、充分に準備して試験に臨む。
【成績評価基準】Grading criteria
リポートについては設題の意図を理解し、テキストおよび参考図書を参照して内容を理解した上で論述し、構成・引用・参考文献などリポートの体裁を整える(2000字程度:40字×50行前後、もしくは20字×100行前後、パソコンの文字カウント不可)。百科事典的な概説は不可とし、論理の展開を重視する。筆記試験では、テキストの内容に基づき、経緯と背景、発生の条件、内容、結果や影響などについての包括的な説明を求める。
【テキスト名および詳細】Textbooks
冨谷至・森田憲司編『概説中国史(上)』昭和堂、2016年、¥2,300+税
冨谷至・森田憲司編『概説中国史(下)』昭和堂、2016年、¥2,300+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。学習にあたり、各時代の特徴として、政治、法制、軍制、財政(税・貨幣)、農業、文化、対外政策に分けて考察するとわかりやすい。まず、経緯、社会情勢、発生の条件、内容、結果、影響などに着目して史実をみていく。さらに、前王朝の特徴が次王朝へどのように継承されているか、どのような影響を与えているか、あるいは何が否定されているか、理解しながら中国史をみていくと全体の流れが把握できる。テキストに線を引くだけでなく、自分なりのノートを作成することを勧める。また、年表や地図を自分で作成すると、複雑な事象も比較的理解しやすくなる。リポートの提出および筆記試験は手引きの諸注意を理解したうえで臨み、「とりあえず書く」という態度では取り組まないで欲しい。学術的文章の書き方については、『法政史学』『史学雑誌』『東洋史研究』等の雑誌に掲載されている論文を参照する。
【参考文献】(リポートに記載する参考文献の書き方は以下を参照すること)
平㔟隆郎他『中国の歴史』全12巻、講談社、1974年~1975年、2004年~2005年
愛宕元・冨谷至・森田憲司編『中国の歴史』上下、昭和堂、2005年
譚其驤主編『中国歴史地図集』全8巻、中国地図出版社、1982年
【論文検索】
CiNii Articles(http://ci.nii.ac.jp/)