通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HUG300TD(人文地理学 / Human geography 300)文化地理学Cultural Geography
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:中俣 均Hitoshi NAKAMATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 中俣 均 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | ※リポート(第1回・第2回)一括提出不可 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of classic and contemporary Cultural Geography
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
文化地理学は、幅広い内容を有するがゆえに、アメリカなどでは時に「人文地理学」とほぼ同内容の学問分野であると考えられているほどである。したがって、本科目の履修後は、単に「文化地理学」とくにアメリカで C. Sauerによって構想されたものの基本的な考え方を了解し、同時に「人文地理学」全般に通底する思想・考え方を学ぶことを目標とする。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
文化地理学は、幅広い内容を有するがゆえに、アメリカなどでは時に「人文地理学」とほぼ同内容の学問分野であると考えられているほどである。したがって、本科目の履修後は、単に「文化地理学」とくにアメリカで C. Sauerによって構想されたものの基本的な考え方を了解し、同時に「人文地理学」全般に通底する思想・考え方を学ぶことを目標とする。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
20世紀に確立された古典的な「文化地理学」、すなわちアメリカの地理学者・C. Sauer とその衣鉢を継ぐ Berkeley学派の文化地理学の基本について、その精神を理解しながら学ぶ。キーワードは、「文化景観」。それを通じて地理学的なものの見方・考え方を身に着けることを目指す。
【成績評価基準】Grading criteria
・リポート評価
設題をしっかり読んで、その狙いがどこにあるかを確かめることがまず大切。自分勝手な自己流の解釈ではいけない。また、長々と書かれたリポートは、えてして出来のよくないものになることが多い。必然性のない部分は思い切って削る勇気をもつこと。テキストや参考文献からの引用に際しては、総量をリポート全体の2割以下とし、引用部分はカッコでくくってその出典を明示すること。
・単位修得試験
テキストの内容から出題されるので、人名や概念的事項などポイントを押さえた学習を心がけること
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本 高橋伸夫・田林明・小野寺淳・中川正著『文化地理学入門』、1995年、東洋書林、¥2,500+税
※【スタディガイド(学習指導書)】あり。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
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本テキストは本来、教室で教員が中身について詳しく解説しながら理解を進めていくように作られている。したがって学習者は、テキストの中身をザッと読んだだけでは理解が十分には出来ない恐れがある。それを克服するには、各章末にある具体的な参考文献をできるだけ数多く読みながら、自分でテキストに示された骨格に肉付けしてゆく努力が必要である。具体的にはまず、第1章を読んでこの学問分野の概要をつかむこと。次に、第2章は飛ばして第3章から読み進め、第9章まで読み終わったら、最後に第2章に戻ってこの分野の学説史を頭の中で整理するとよい。『スタディガイド(学習指導書)』をよく参照することが大切である。