教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
英語科教育法(1)Teaching Method of English(1)
石原 紀子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6096 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y701 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
2019年度以降入学生用科目 英語科教育法(1)(2)は必ずセットで履修してください (国際文化用) |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
In this course you will acquire basic knowledge and skills related to English teaching methodology and second language acquisition. While learning about the qualifications required of English teachers at junior and senior high schools, you will cultivate communicative competence in English necessary for effective instruction in the near future. The course also has as its goal to develop the ability to think and act on your own initiative to grasp the current situation and solve problems by observing the instructional context and individual learners. We will primarily review the theoretical foundations of English language teaching and deals with topics such as the history of English language education, language teaching methodologies, language learning styles and strategies, second language acquisition, the teaching of English as an international language, intercultural understanding, the Course of Study, lesson plans, and the use of ICT. Your work will be graded based primarily on your participation in all group work and discussions as well as reflective papers. According to the university guidelines, the preparation and review time of approximately four hours a week is recommended for this course. This course must be taken in combination with English Teaching Methodology (2).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
主に英語教育の理論的側面の基礎を概観し、英語教育や教授法の歴史、学習者論、第二言語習得、国際語としての英語教育、多文化理解教育、学習指導要領、指導案などを扱います。
到達目標Goal
英語科教育法や第二言語習得に関する基本的な知識や技能、また中学校・高等学校などの英語教員に必要とされる資質について学ぶと同時に、近い将来英語教員として効果的な指導をするために必要な英語運用能力を培う。英語教育の現場や個々の学習者を観察し、現状把握や問題解決に向けて自発的に考え行動できる能力の養成も目標とする。この授業では主に英語教育の理論的側面の基礎を概観し、英語教育や教授法の歴史、学習者論、第二言語習得、国際語としての英語教育、多文化理解教育、学習指導要領、指導案、ICTの活用などを扱う。なお、英語科教育法(2)とセットで履修する必要がある。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
主に理論的側面を扱うので、教科書の内容を補う講義やグループでの議論、ディベートなどを通して理論的知識を身につけ、それに対する批判的思考を涵養する。個々のレポートに対する評価とフィードバックは、Google Classroom を通して一週間以内に行う予定。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
コース概要、英語力と英語教育、英語教育の略歴
第2回[オンライン/online]:学習指導要領
学習指導要領の変遷と内容、英語運用能力の概念と指導
第3回[対面/face to face]:英語教授法
英語教授法の歴史と特徴
第4回[オンライン/online]:授業準備
授業準備と授業計画
第5回[対面/face to face]:言語習得
第一・第二言語習得のメカニズム・英語運用能力とインタラクション
第6回[オンライン/online]:学習者論
学習スタイルと学習方略
第7回[対面/face to face]:ことばと文化
ことばと文化、異文化理解・語用論的指導
第8回[オンライン/online]:多文化理解教育
多文化理解と英語教育
第9回[対面/face to face]:指導案
指導案の構成・内容
第10回[オンライン/online]:教材研究、格差
教材の特徴と評価、ICTの活用、格差と(英語)教育
第11回[対面/face to face]:教室の使用言語
教室英語の導入と指導法
第12回[オンライン/online]:早期外国語教育
早期外国語教育・イマージョン教育の仕組みと効果
第13回[対面/face to face]:評価活動
観点別評価・パフォーマンス評価の理念と方法
第14回[対面/face to face]:教育実習と授業の形態
教育実習の意義と内容・効果的なティーム・ティーチング・まとめと考察
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業開始前に、必ずその週のリーディング課題を終え、その内容を発展させた講義内容に備えてください。授業内や授業支援システムなどで、多くの資料が提供されるので、その管理を徹底し、丁寧な予習・復習を心がけましょう。本授業の準備・復習時間は、各週計4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
行動志向の英語科教育の基礎と実践 (2017, JACET教育問題研究会編・三修社)
参考書References
新・英語教育学概論(改訂第2版)(高梨庸雄・高橋正夫、他・金星堂)
中学校学習指導要領・高等学校学習指導要領(最新版 文部科学省)
第二言語習得と英語科教育法(JACET教育問題研究会編著・開拓社)英語教育指導法事典(米山朝二著・研究社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加貢献度 (30%)*
省察レポート (2) (60%)
その他の課題 (10%)
*授業への参加を重視するため、授業3コマ相当の欠席をすると単位の履修が不可能となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
英語教員として効果的な指導をするためには英語運用能力を十分に伸ばしておく必要がありますが、ほとんどの受講生は授業以外で英語でのコミュニケーションをする場が非常に少ないようです。少しでも生の英語に触れ、英語でも指導ができるようにするため、この授業では適所に英語を用います。課題のリーディングや毎週の復習を丁寧にこなし、テーマについて自分なりの見解を持って授業に臨むようにすれば英語が苦手の方でも乗り切れます。英語でのコミュニケーションや間違いを恐れずに積極的に参加してください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システム、Google Classroom、Zoom等を使用して授業を行うため、大学のアカウントでログインし、大学の電子メールを毎日確認すること。Zoom授業を大学の教室で受ける際にはマイク付きのヘッドセットが必要。
その他の重要事項Others
この授業は中学校・高等学校などの英語教員をめざす学生を主な対象とし、授業への出席はもちろんのこと、授業前の準備、個人やグループでの作業や模擬授業、ディスカッションなどへの積極的な貢献が求められます。参加型の授業のため、自らの英語学習の経験談や分析、新しいアイディア、疑問、意見交換などを歓迎します。
受講生同士のインタラクションが非常に多い授業となりますので、2023年度は、感染状況など社会情勢により授業形態を柔軟に変更する可能性があります。詳細は授業開始前に授業支援システムにより周知します。