教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
社会・公民科教育法(1)Teaching Method of Civics and Social Studies(1)
吉田 俊弘
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6078 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y803 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
2019年度以降入学生用科目 (哲学科用) |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)
This class aims to gain basic understanding of the history of social studies and civic education, the goals and contents in the National Courses of Study, and teaching materials research and learning methods. Also, based on this knowledge and skills, the class further discusses how to develop lesson plans and actually design them.
(Learning Objectives)
Aiming to develop the qualities and abilities required as teachers of junior high school social studies (civilian field) and high school civilian studies, understand the goals and contents of education, and be able to create learning guidance plans based on learning guidance theory.
(Learning activities outside of classroom)
The method of preparation and review will be instructed at the time of class. In particular, be sure to prepare for the relevant parts of the distributed prints, textbooks, and junior high and high school "Course of Study" related to the lessons.
According to the lesson theme of your choice, make use of the summer vacation to create a lesson plan and submit it at the first class of the fall semester. * This is mandatory.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
(Grading Criteria /Policy)
Comprehensive evaluation based on in-class contribution (40%), learning tasks (30%), reports (30%), etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
中学社会科(公民分野)に軸をおきながら、高校公民科の動向もふまえ、公民教育の歴史、学習指導要領に示された目標や内容、教材研究や学習指導の方法などについての基本的な事項を理解するとともに、それらの知識・技能に基づいて、教材と学習指導案の作成を行う。
到達目標Goal
中学社会科(公民分野)及び高校公民科の教員として要求される資質・能力の育成をめざし、教育の目標や内容を理解し、学習指導理論を踏まえて学習指導案・教材を作成することができる。その際、ICTを活用した授業案を作ることができる力を身につけることができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的な知識の習得と学生の主体的な学習への取り組みによって授業をすすめる。講義やICT教育を配慮した視覚教材などによる学習、授業内の発表、討議などが中心となり、毎回提出物(リフレクションシート)がある。提出物や発表などについては適宜授業で講評・解説を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
1年間の授業計画の提示・受講者の中高生時代の社会科・公民科体験のアンケート調査など。
第2回[対面/face to face]:公民教育の歴史(1)
欧米の公民教育を取り上げ、その内容を検討する。
第3回[対面/face to face]:公民教育の歴史(2)
戦前日本の公民教育と戦後の初期社会科を検討する。
第4回[対面/face to face]:公民教育と学習指導要領の変遷
中学校学習指導要領を中心にその内容を分析する。
第5回[対面/face to face]:社会科(公民分野)の目標と授業
新学習指導要領の内容をふまえ、授業の意義を考察する。
第6回[対面/face to face]:公民教育の論点① 人権教育
人権教育の実例をもとに教材の役割を考察する。
第7回[対面/face to face]:公民教育の論点② 法教育
法教育の実例をもとに教材作成法と評価について学ぶ。
第8回[対面/face to face]:公民教育の論点③ 経済教育
経済教育の実例をもとに教材作成のほか、情報機器・データの活用を学ぶ。
第9回[対面/face to face]:教材発表(1) 憲法
受講生による憲法教材の発表とその検討を行う。
第10回[対面/face to face]:教材発表(2) 政治
受講生による政治教材の発表とその検討を行う。
第11回[対面/face to face]:教材発表(3) 国際・平和
受講生による国際・平和教材の発表とその検討を行う。
第12回[対面/face to face]:教材発表(4) 労働・社会保障
受講生による労働・社会保障教材の発表とその検討を行う。
第13回[対面/face to face]:教材発表(5) 環境
受講生による環境教材の発表とその検討を行う。
第14回[対面/face to face]:公民教育の振り返り
春学期の学修内容をふまえ小論文を作成する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・予習や復習の方法は授業時に適宜指示する。特に授業に関わる配布されたプリント、教科書、中学校・高等学校『学習指導要領』については、該当部分を必ず予習してくること。
・社会・公民科教育法(2)において学習指導案に基づく模擬授業を行うので、テーマの選定と準備に取り組むこと。
・本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定せず、資料プリントの配布を行う。
なお、テキストではないが、文部科学省「中学校学習指導要領」「高等学校学習指導要領」(最新版)を参照することが多い。
参考書References
二谷貞夫・小林汎・大野一夫・和井田清司・吉田俊弘編『中等社会科ハンドブック〈社会・地歴・公民〉授業づくりの手引き』学文社(2013年)
横大道聡・吉田俊弘著『憲法のリテラシー』有斐閣(2022年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加(平常点)-リフレクションシートの内容(40点)、課題(教材作成)に対する発表内容(30点)、テスト=小論文の内容(30点)をもとに総合的に評価する。授業形態によって変更もありうる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現代的な視点に立った実際に役にたつ授業を工夫する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
授業計画は受講者の人数や問題意識などを勘案して適宜変更することがある。