教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
社会・地歴科教育法(1)Teaching Method of History,Geography and Social Studies(1)
宮嶋 祐一
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6072 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | F502 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
2019年度以降入学生用科目 (哲・史・地理学科用) |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline and Learning Objectives/Learn the history of social studies and understand the goals and content of the Course of Study. Students will learn how to teach and evaluate geohistory classes, create learning guidance plans, and conduct mock classes. Based on the review, students will understand the points for proceeding with the class.
Learning activities outside of classroom/ Read middle school and high school textbooks and think about the structure of the class.
Grading Criteria /Policy/Judging by attendance status and reports, learning guidance plans and mock lessons.
Learning outside of class/The standard time for preparation and review of this class is 2 hours each, totaling 4 hours.
Grading methods and standards/20% of attendance, 10% of reaction papers submitted every hour, 70% of lesson plans, mock classes, reports, and confirmation tests are comprehensively considered and evaluated.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会科の歴史を学び、学習指導要領の目標や内容を理解する。地歴分野の授業の方法や評価の仕方を学び、学習指導案を作成して模擬授業を実施する。その振り返りをもとに授業を進める上でのポイントを理解する。
到達目標Goal
中学校と高等学校における地理・歴史分野の学習指導要領の目標や内容を理解するとともに、教育実習や実際の授業に役立つ教科指導と授業計画を立てるために必要な知識や技能を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
社会・地歴科教育について歴史と現状を理解し、さらに具体的な授業テーマ(歴史と地理)を取り上げ、実際の教科書を使って授業方法を具体的に学ぶ。授業は講義、模擬授業、課題と発表、質疑となり、毎回授業の振り返りシートを提出してもらう。レポートや模擬授業、質問等については適宜授業で講評・解説を行う。状況により授業形態・計画の変更もあり。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション(授業の狙いや進め方)
授業のオリエンテーションと、学校教育における社会科教育の目的を理解する。
第2回[対面/face to face]:社会科教育の現在(地歴分野の学習指導要領)
中学・高校の学習指導要領の内容の重要なポイントを理解する。
第3回[対面/face to face]:社会科の前史(戦前の社会科系科目)
戦前の社会科教育の特徴について理解する。
第4回[対面/face to face]:社会科の戦後史と教科書
戦後の社会科教育の特徴について理解する。
第5回[対面/face to face]:社会科における資質・能力
社会科教員に求められる資質や能力について理解する。
第6回[対面/face to face]:社会・地歴科の教材(視聴覚・ICT教材の活用を含む)
授業で使えるソフトウェアなどの活用を理解する。
第7回[対面/face to face]:社会・地歴科の学習方法(調査、発表、討論)
地域調査の方法や発表の仕方、討論などを体験し、理解する。
第8回[対面/face to face]:社会・地歴科の評価
社会科・地歴科の評価方法について理解する。
第9回[対面/face to face]:教育実践研究(中学地理)
中学地理的分野の教科書を実際に利用して授業計画を立てる。
第10回[対面/face to face]:教育実践研究(高校地理)
高校地理的分野の教科書を実際に利用して授業計画を立てる。
第11回[対面/face to face]:教育実践研究(中学歴史)
中学歴史的分野の教科書を実際に利用して授業計画を立てる。
第12回[対面/face to face]:教育実践研究(高校歴史)
高校歴史的分野の教科書を実際に利用して授業計画を立てる。
第13回[対面/face to face]:社会・地歴科の課題(主体的・対話的で深い学び)
授業における「主体的・対話的で深い学び」について考える。
第14回[対面/face to face]:まとめ(授業内確認テストも含む)
授業のまとめと確認テストを行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
社会科、地歴科の教員には社会に関する高い関心と豊富な知識が必要である。社会の出来事に関心を持ち、読書や新聞、テレビのニュースなどを積極的に見て欲しい。さらにNHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組も見て欲しい。授業中に紹介した文献等も積極的に読んで欲しい。毎回提出の振り返りシートや課題レポートが不十分な場合は、再提出を求める場合もある。本授業の準備・復習時間は各2時間、計4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。適宜授業プリントを使用する。
参考書References
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領・社会科(最新版)、文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領解説・社会科(最新版)
中学校歴史、地理、公民各分野教科書(出版社は指定しない)
高等学校 歴史総合、地理総合教科書(出版社は指定しない)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加姿勢(出席状況20%)、毎時間提出の振り返りシート(10%)、学習指導案と模擬授業、レポートと確認テスト(70%)を総合的に勘案して評価する。授業形態によって変更もありうる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
教育実習や実際に教員になった場合を考慮して、授業実践に役立つ授業を念頭に進める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。ただし、内容によりタブレットやノートパソコンを所有している場合には持参してもらう場合もある。
その他の重要事項Others
授業は受講生の数や受講生の問題意識等によって、逐次変更する場合もある。