教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
社会・地歴科教育法(1)Teaching Method of History,Geography and Social Studies(1)
本山 明
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6066 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y803 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes |
2019年度以降入学生用科目 (哲・史・地理学科用) |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
This class aims to understand the goals and contents of geography and history in the National Courses of Study by learning the historical evolution of social studies. Also, based on this knowledge and skills, the class further practices simulated lessons by developing lesson plans students are able to understand the goals and contents of junior and high school geography and history in the National Courses of Study, and students are further able to develop
knowledge and skills required for teaching and planning lessons review them for the better.
Grading Criteria [ 14times short report and in-class contribution 50%][Last long report 50%]
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会科の歴史を学び、学習指導要領の目標や内容を理解しながら、地歴分野の教材や学習方法、評価の仕方の基本を学ぶ。その上で、学習指導案を作成して模擬授業(教育実践研究)を実施し、その振り返りを通して授業改善の視点を身に着ける。ITC機器の活用を学ぶ。
到達目標Goal
中学校と高等学校における地理・歴史分野の学習指導要領の目標や内容を考え理解するとともに、教科指導と授業設計をするに当たって必要な知識や資質・能力を身に着ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面授業で行う。対面授業に出れない学生へのオンラインによる補講はしない。
対面授業に出ないと欠席となる。
授業内のグループワーク、発表あり。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション(授業の狙いや進め方)
前期の授業計画と小・中・高の授業体験
第2回[対面/face to face]:社会科教育の現在(地歴分野の学習指導要領)
学習指導要領を通して、全体の構成とその内容、指導上の留意点などを確認していく
第3回[対面/face to face]:社会科の前史(戦前の社会科系科目)
近代教育の出発と戦時下の教育
第4回[対面/face to face]:社会科の戦後史と教科書
戦後教育の出発と社会科
教育改革と社会科の成立
第5回[対面/face to face]:社会科における資質・能力
社会科における資質・能力と学習指導要領の変遷
第6回[対面/face to face]:社会・地歴科の教材(視聴覚・ICT教材の活用を含む)
社会・地歴科で視聴覚・ICT教材の活用方法を現場での実態をもとに以下の内容のスキルを身に着ける。
地域で取材、博物館にアクセスし早く効果的に情報収集できること。社会事象について主体的に課題を設定し調べまとめる技能を高める。事実と事実を関連付けたり、「重ね合わせ機能」で多面的に考察することができる。
第7回[対面/face to face]:社会・地歴科の学習方法(調査、発表、討論)
調査、発表学習はどのようにしたらよいのか。ICT を利用した発表学習
第8回[対面/face to face]:社会・地歴科の評価
学習評価について、評価の観点、評価方法について理解を深める
第9回[対面/face to face]:教育実践研究(中学地理)
中学校の地理の優れた授業実践の紹介と省察
SDGsの授業について
第10回[対面/face to face]:教育実践研究(高校地理)
高等学校の地理の優れた授業実践の紹介と省察
SDGsの授業について
第11回[対面/face to face]:教育実践研究(中学歴史)
中学校の歴史の優れた授業実践の紹介と省察
第12回[対面/face to face]:教育実践研究(高校歴史)
高等学校の歴史の優れた授業実践の紹介と省察
第13回[対面/face to face]:社会・地歴科の課題(主体的・対話的・深い学び)
主体的・対話的・深い学びの授業設計
第14回[対面/face to face]:まとめ 自分の教育実践を語る
「社会科教師と育つ」そのポイントとは何か
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
宿題・レポートは必ず提出のこと。未提出の場合は単位修得はできない。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特にテキストは使用しない。毎回資料を配布します。
参考書References
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領・社会科(最新版)
文部科学省 中学校、高等学校学習指導要領解説・社会科(最新版)
中学地理歴史教科書・高校地理歴史教科書
成績評価の方法と基準Grading criteria
宿題・レポートは必ず提出のこと。未提出の場合は単位修得はできない。
毎回の授業後にレポートを提出する。その授業内レポートから成績評価に入れる授業内レポートを授業者が選択し評価する。
平常点・授業内レポート 50%
最終レポート 50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の授業についての建設的な要望は取り入れていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に必要なことがあれば事前に連絡する。
その他の重要事項Others
質問、相談は授業支援システムを通じて受け付ける。
実務経験としては中学校社会科の教員としての経験がある。現場の感覚に近い授業方法が修得できる。
時事問題については社会科教師としての必修事項として授業でも扱う。
授業に求められる学習活動
毎授業時の講義は教員と学生との双方の対話が大切であるので、積極的な授業参加を期待します。
授業に求められる学習活動
授業時の視聴覚学習やレポートには意欲的にとりくむ姿勢が求められます。