教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
生徒・進路指導論Student Guidance and Counseling
渡部 忠治
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6044 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y504 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the significance and principles of student guidance and career guidance & education. The former includes how to guide the whole student group and individual students with special educational needs. The latter includes how to provide career guidance & education for the whole student group, and career counseling for individual students.
The goal of this course is to understand the theory and practical method of student guidance and career guidance & education.
Students will be expected to work on the indicated task after each class meeting.
Your overall grade in the class will be decided based on in-class contribution (40%) and mid-term report (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
生徒指導の意義と原理を理解し、生徒集団全体に対する指導、個別の課題を抱える生徒への指導のあり方や方法を理解できるようにする。また、進路指導(キャリア教育の基礎的な事項を含む)の意義と原理を理解し、生徒集団全体に対するガイダンス、個別の生徒に対するキャリア・カウンセリングのあり方や方法を理解できるようにする。
到達目標Goal
生徒指導の理論と方法、進路指導(キャリア教育の基礎的な事項を含む)の理論と方法を理解する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
次に、その日のテーマについての資料や実践例などを説明・紹介する。
続いて、その話題について感想・意見の交換を行う。
そして最後に、リアクションペーパーを提出してもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:授業の概要とガイダンス
生徒・進路指導の意味や意義について
アンケート(各自の学校体験を振り返る)
第2回[対面/face to face]:生徒指導の意義と役割
教育課程上の位置づけ、指導上の基本的な考え方について
第3回[対面/face to face]:生徒指導の方法
子どもの権利と校則、懲戒、体罰問題について
第4回[対面/face to face]:生徒指導における集団指導
学びの共同性の視点からの集団指導の意義について
第5回[対面/face to face]:集団指導の組織的な推進体制
家庭・地域と連携した生徒指導の重要性について
第6回[対面/face to face]:生徒指導における個別指導(いじめ問題への対処)
今必要な「いじめ」対策及び教育実践上の課題(個別的/集団的)について
第7回[対面/face to face]:生徒指導における個別指導(生徒の問題行動への対処)
暴力行為、少年事件を通して生徒理解の難しさと必要な対応について
第8回[対面/face to face]:生徒指導における個別指導(部活動をめぐる諸問題とその対処)
部活動を通じた生徒指導のあり方について
第9回[対面/face to face]:生徒指導における個別指導(ジェンダー、性的マイノリティの理解)
学校文化におけるジェンダー問題と性的マイノリティに関する指導上の課題について
第10回[対面/face to face]:進路指導の意義と役割
進路指導の歴史と方法を踏まえた、今日的な進路指導の意義と役割について
第11回[対面/face to face]:キャリア教育の意義と役割
生徒の日常的生活の中から将来の人生観、職業観をどのように育むかについて
第12回[対面/face to face]:進路指導・キャリア教育におけるガイダンスの役割と方法
生徒を取り巻く社会や将来に対する不安への理解に基づいたガイダンスについて
第13回[対面/face to face]:進路指導・キャリア教育におけるキャリア・カウンセリングの役割と方法
体験的な学びの事前・事後指導の大切さと留意点について
第14回[対面/face to face]:進路指導・キャリア教育におけるキャリア・パスポートの活用
アンケートや学習活動の振り返り・記録を将来の生き方につなげる指導について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教員が適宜指定する。
参考書References
折出健二編『教師教育テキストシリーズ 13 生活指導』学文社,2014年
教育科学研究会編『いじめと向きあう』旬報社,2013年
土井隆義『つながりを煽られる子どもたち』岩波書店,2014年
青柳健隆・岡部祐介『部活動の論点』旬報社,2019年
『生徒指導提要』(文部科学省)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(授業参加の姿勢、リアクションペーパー等)40%、試験(小論文)60%で、総合的に判断し、成績評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年、学生のリアクションペーパーでは意見交換を望む声が多い。
通常授業では、意見交換できる時間を可能な限り設けていきたい。