教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
特別活動論Extra-curricular Activities
中村 岳夫
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6041 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y501 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
This course introduces extra-curricular activities at school. In the field of extra-curricular activities, there are home room activities, student council activities, school events, etc. This course explains how the teacher guides students in these activities, and how to cooperate with students’ families and related organizations in the regional community. In this lesson, discussions, group work and other active learning methods will be carried out.
(Learningactivities outside of classroom)
Incorporate preparatory learning and presentations on assignments according to the theme and content of the lesson as appropriate. References will be introduced from time to time, so I would like you to deepen your learning. The standard time for preparation and review of this class is 2 hours each.
(Grading Criteria /Policy)
Reaction paper・Normal score(60%),assignment presentation(20%),in-class exam(20%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学生が将来、学級担任、教科担任、分掌担当、部活顧問として、特別活動の各分野、即ち学級活動(ホームルーム活動)、生徒会活動、学校行事、部活動において、見通しをもって取り組む上で必要な視点と実践力、更には、家庭、地域住民や関係諸機関との連携の在り方も含めて必要となる知識や視点、特質についても理解する。また、その目標を達成するための指導法、企画力を、講義・グループワーク等を通して高める。
到達目標Goal
特別活動は、学校における様々な構成の集団での活動を通して、よりよい集団や学校生活を目指す活動の総体である。学校教育全体における特別活動の意義を理解し、「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の視点や「チームとしての学校」の視点を持つとともに、学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養,実践力を身に付けることができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学生自身がこれまで特別活動において経験し、見聞きしたことも互いに交流し合いながら、またその時々の特別活動に関わる時事的な問題も意識しつつ、グループワーク、プレゼンテーション及び毎回のリアクションペーパーなどを組み入れて授業を進めていく。授業で提出されたリアクションペーパーをまとめたものを次回までに講義通信として事前に配信し、次の授業ではいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
対面授業を基本とするが、状況によってZOOMによるオンライン授業となる場合もある。その場合には、「学習支援システム」を通じて指示・連絡を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
講義の方針・流れ、評価の仕方、教師のあり方
第2回[対面/face to face]:教育課程の中の特別活動
学校生活(1日、1年)の中の特別活動
第3回[対面/face to face]:特別活動の歴史
戦前から戦後の変遷を見すえて
第4回[対面/face to face]:学習指導要領と特別活動
学習指導要領における位置づけと方向性
第5回[対面/face to face]:特別活動の目標と展開
目標設定から展開・指導の方法
第6回[対面/face to face]:特別活動の評価と改善
評価と改善への視点と方法
~指導案プレゼン前討議
第7回[対面/face to face]:話合い活動とその指導
民主的集団形成における話し合い活動の視点と展開
~指導案プレゼン①
第8回[対面/face to face]:学級・ホームルーム活動
発達課題に迫る学級・ホームルーム活動
~指導案プレゼン②
第9回[対面/face to face]:児童会・生徒会活動
異年齢集団を意識した活動の視点と方法~参加・参画・自治
第10回[対面/face to face]:学校行事
協同的創造の実践
~学校行事・学年行事
第11回[対面/face to face]:部活動
民主的運営の視点と実践
第12回[対面/face to face]:家庭・地域・関連機関と連携した特別活動(シティズンシップ教育)
シティズンシップ教育・主権者教育の実践と課題
第13回[対面/face to face]:家庭・地域・関係機関と連携した特別活動(キャリア教育)
「学ぶ」「働く」「生きる」を貫くキャリア教育の実践と課題
第14回[対面/face to face]:まとめ:特別活動の課題と可能性
授業内試験
これからの特別活動を考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業のテーマ・内容に応じた準備学習や課題へのプレゼン等を適宜組み入れる。
参考文献は随時紹介をするので学習を深めてもらいたい。
本授業の準備学習・復習等の時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のテキストは使用しない。
必要に応じ適宜指定、紹介する。
参考書References
中学校学習指導要領/特別活動編、高等学校学習指導要領/特別活動編(文部科学省)
成績評価の方法と基準Grading criteria
リアクションペーパー・平常点(60%)、課題プレゼン(20%)、授業内試験(20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今日の学校現場の状況への質問も多く、それを踏まえた新聞やビデオ等の教材なども使いながら学校現場からの視点を意識して授業を展開していく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回の資料配布やリアクションペーパー、課題等提出については学習支援システムを利用する。
オンライン学習にも備え、パソコン、タブレット、スマホなどネット環境を整えておいてください。
その他の重要事項Others
・都内公立中学校教員(社会科、学級担任、学年主任等)として長年勤務していたことを活かして、できるだけ教育現場の実態を踏まえた授業を展開していきたい。
・講師との都合がつけば過労死防止対策啓発として弁護士・当事者遺族を招いての授業を行う。