教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
教育の制度・経営System and Management of Education
小池 由美子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C6010 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y603 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
【授業の概要(Course outline)】
The content of this class consists of the two parts. The first one is focused on Japanese laws and systems in educational administration and finance. The second is related to the topics on school organization and management including risk management,safety measure and cooperation with local community, It is necessary for those who attend the class to understand the basic knowledge of them and consider these matters by themselves.
Please be certain that your grading criteria measure your course goal(s). Indicate
percentages for participation and attitude (include attendance, you cannot evaluate this
separately), quizzes, tasks, reports, exams, etc., making sure they total 100%. Passing
scores are 60% and above.
Please state what preparation, review and assignments are required. For example, readings,
reports and exercises, etc. Please include the required study time outside of class
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業の構成は、大きく二分される。一つは、学校の組織・経営を枠付け、規制する公教育や行財政の法制度やしくみを理解し考えることである。もう一つが、学校の組織・経営を具体的な諸側面において理解し考えことであり、危機管理や安全対策、地域との連携も取り上げる。
到達目標Goal
日本の学校教育に関する制度的及び経営的なトピックを取り上げ、教員として必須な公教育のの法制度及び学校の組織・経営に関わる基礎的理解を促す。学校組織・経営の基礎知識には、地域との連携、安全と危機管理もふくまれる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義を行う。毎回講義終了後にレポート提出してもらい、疑問や発展的な考察がなされているものや全体で共有すべきものについては、続回でリアクションを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
現代社会と学校改革
第2回[対面/face to face]:世界の教育改革
イギリス・アメリカなどの教育改革
第3回[対面/face to face]:憲法・教育基本法
教育を受ける権利・教育の目的等
第4回[対面/face to face]:教育行政のしくみ
教育政策と教育行政、教育委員会と学校
第5回[対面/face to face]:学習指導要領と教科書制度
学習指導要領準拠の意味、教科書検定と教師の選択権
第6回[対面/face to face]:教育行財政制度と教育の無償化
国際比較、経済格差と教育格差
第7回[対面/face to face]:学校組織の法としくみ
学校教育法の理解と学校組織の在り方
第8回[対面/face to face]:学級経営
生活指導などを踏まえ不登校・いじめ問題を考える
第9回[対面/face to face]:学校と教員の評価
学校評価制度と教員評価制度に法律と学校の実態
第10回[対面/face to face]:教員の成長と同僚性
教員に求められる資質・能力と同僚性の構築
第11回[対面/face to face]:子どもの人権と学校
子どもの権利条約と体罰・校則等について考える
第12回[対面/face to face]:学校の危機管理と安全対策
パンデミックと学校、自然災害と防災教育など
第13回[対面/face to face]:チームとしての学校
学校教育活動と教職員の協同
第14回[対面/face to face]:地域・家庭・多様な専門家に開かれた学校づくり
学習指導要領と「社会に開かれた教育課程」
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習は、授業で指定された文献などを読んでおく。新聞等で教育や子どもに関わる記事を読み、コメントをノート等に書いておく。
復習は、授業内容を振り返りノート等に整理しておく。
本授業の準備学習・復習は各1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
勝野正章・藤本典裕返書『教育行政学(改訂新版)』学文社
文部科学省「学習指導要領」(最新版)、同ホームページ上の資料(法令、審議会答申等)
佐藤学著『第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育』 岩波ブックレットNo.1045
成績評価の方法と基準Grading criteria
基礎知識の理解度だけでなく、自らの考えを知識やデータで裏付けて論述できるかを評価する。授業内の発表やコメントペーパー等(40%程度)、定期試験(60%程度)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回提出されるレポートの抜粋を続回で配布している。グループディスカッションなどでは他者の意見やレポート抜粋を踏まえ、思考を発展させていることに気づかされている。
その他の重要事項Others
公立高校教諭の経験があり、その視座から教育関連法規や学校経営等に関する知見を活かし、学校の実態を踏まえて講義を行う。